登録年度 | 2006年度 |
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氏名 | 小倉 亜紗美 (オグラ アサミ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 広島県東広島市 |
主な経歴 | 学生の間に3つの環境保全グループの代表をし、行政の環境審議員として温暖化対策推進計画の策定に関わった。大学教員を経て、現在は高専の教員として授業で環境について伝えるほか、環境に優しい暮らしについて伝えるため、エコライフクリエーターとして、講演・講座などを行う他、行政の施策への助言等を行っている。環境団体の役員多数。 |
特記事項 | 呉工業高等専門学校講師/広島大学平和センター客員研究員/広島県環境審議会委員/東広島市農業委員/西条・山と水の環境機構(運営委員)/エコネットひがしひろしま(副会長)/東広島市のごみを考える市民の会(総務幹事)/NACS-J自然観察指導員/東広島市みどりの少年団(専門家指導員) |
活動の紹介
西条の水と私たちの暮らし
自分もメンバーの一人である酒蔵関係者や大学などで作る団体の主催する「水のグラウンドワーク」という行事内で、JCが運営する「みどりの少年団」という小学校4-6年生の子供約80名を対象に、水生生物を捕まえる体験と、水について学ぶ授業を行った。
水生生物の講座は大学生に当日の運営を任せたので、彼らの学びの場にもなり、参加した全員にとって良い体験となった。
西条の水の秘密
高校生約160名を対象に、山の保全と水、産業の関係について、酒蔵関係者とともに授業を行った。フルーチェを色々な水で作る実験や洗剤の泡立て実験なども行った。
休憩時間中も熱心に質問に来る生徒が下り、教室に戻ってからも熱心に感想を述べていたと、先生が感激してくれていた。
風呂敷と日本人の暮らし
大学で実施されている短期留学の留学生向けの日本文化の研修の一環として風呂敷とは何か、どのように包むのか、色や柄にどのような意味があるのかを学んでもらう講座を実施した。
留学生向けに6回、大学以外の場所で日本人向けにも3回程度実施した。
西条の水の秘密
小学校4年生の総合学習の時間に、4年生約160名を対象に、2回に分けて山の保全と水の関係について、授業を行った。フルーチェを色々な水で作る実験や洗剤の泡立て実験なども行い、生徒・先生からとても好評であった。
生物多様性と私たちの暮らしの繋がり
技術士約30名を対象とした研修会において、生物多様性の具体的な保全の方法について紹介する講演を行った。具体的には、オーバーツーリズムが起こっている島での観光客の餌やりがそこの生物や植生に与える影響について、また希少植物ホンゴウソウの保全、トラップを用いたホタルの生息環境の評価プログラムなどについて紹介した。参加者からはとても勉強になったと高い評価を頂いた。
ZEH住宅のお財布とエネルギー事情〜ソーラーパネルと蓄電池、電気自動車で我慢せずにほぼ自給自足〜
自宅(ZEH住宅、EV車使用)のエネルギーと財布事情について、県内の温暖化防止活動推進員の研修にて紹介した。
押し葉作り
大学教員とともに、小学校の総合学習の一環として山を歩きながら、好きな葉を採取し、押し葉を作る活動を行った。
日本におけるフェアトレードの普及の課題と消費者の役割
市民向けのフェアトレード講演会で、日本におけるフェアトレードの普及の現状と課題、そして消費者の役割について説明を行った。
西条の水と私たちの暮らし
みどりの少年団の子供たち約80名の夏休みの山での活動の一部として、水の存在量や性質、生活との関わり、汚れや水生生物について、またSDGsにおいても重視されていることなどを、利き水体験や、硬水と軟水の泡立て実験、CODのパックテストなどを用いて、体験をしながら学んでもらった。
風呂敷と日本人の暮らし
東広島市にある大学のオンライン研修に参加する外国人学生(中国、台湾、インドネシア、リトアニアの学生に6回の講座で合計400名程度)に、持続可能な社会の構築を考えてもらうため、「風呂敷と日本人の暮らし」の講座を通算6回行った(例年は対面で実施)。風呂敷は1枚の布で多様な使い方をすることが出来るので、ゴミの削減、資源の有効利用につながり、持続可能な社会の構築を考える上で重要なヒントになりうることも伝えているが、実際に風呂敷を包む体験をすることで、その理解が深まってたようである。
気候変動問題のいま
鉄道会社の労働組合主催の講演会で、気候変動問題とは何かということから、IPCCの第6次レポートのことまで深く理解してもらえるような講演を行った。
お酒と私たちの暮らし
東広島市の2つの小学校の4年生約170人に対し、合計3回総合学習の時間の講師として、水の存在量や性質、生活との関わり、汚れや水生生物について、またSDGsにおいても重視されていることなどを、利き水体験や、硬水と軟水の泡立て実験、CODのパックテストなどを用いて、体験をしながら学んでもらった。
お酒とわたしたちの生活を守る仕組みづくり
中国の黄土高原の緑化を進めるNGOの会員向けのオンライン勉強会において、酒都西条のお酒とそれを守るための「西条・山と水の環境機構」の仕組み、そして市民生活とのつながりについて紹介した。
地域活動と市民の役割
東広島市にある大学の公開シンポジウム「地域と環境の持続可能性―酒都西条―」(オンラインと会場のハイブリッド方式)において、コメンテーターとして講演を行った。
風呂敷と日本人の暮らし
東広島市にある大学のオンライン研修に参加する外国人学生(中国、台湾、インドネシアの学生400名程度)に、持続可能な社会の構築を考えてもらうため、「風呂敷と日本人の暮らし」の講座を通算6回行った(例年は対面で実施)。風呂敷は1枚の布で多様な使い方をすることが出来るので、ゴミの削減、資源の有効利用につながり、持続可能な社会の構築を考える上で重要なヒントになりうることも伝えているが、実際に風呂敷を包む体験をすることで、その理解が深まってたようである。
風呂敷と日本人の暮らし
東広島市にある大学のオンライン研修に参加する外国人学生(180名程度、中国、台湾、インドネシア)に、持続可能な社会の構築を考えてもらうため、「風呂敷と日本人の暮らし」の講座を行った(例年は対面で実施)。風呂敷は1枚の布で多様な使い方をすることが出来るので、ゴミの削減、資源の有効利用につながり、持続可能な社会の構築を考える上で重要なヒントになりうることも伝えているが、実際に風呂敷を包む体験をすることで、その理解が深まってたようである。
電気自動車体験談
地元のFMに出演し、自身が6月から乗り始めた電気自動車と自宅のソーラーパネルと蓄電池の相互利用によるCO2排出量(1km当たりのCO2排出量のガソリン車との比較を含む)や経費、使ってみた感想などを実データに基づいてお話した。
西条のおいしい水
小学校4年生約160人に対し、総合学習の時間の講師として、水の存在量や性質、生活との関わり、汚れや水生生物について、またSDGsにおいても重視されていることなどを、利き水体験や、硬水と軟水の泡立て実験、CODのパックテストなどを用いて、体験をしながら学んでもらった。
風呂敷と日本人の暮らし
大学に短期で日本語・日本文化を学ぶために研修に来た外国人留学生(中国、台湾、韓国、西アジアなど)に、5回で通算180名程度に風呂敷の歴史とSDGs、持続可能な社会について伝える講義と、風呂敷の使い方を体験してもらう講座を組み合わせて行った。
食べる人はおいしい、作る人にやさしいそんな紅茶やチョコレートいかがですか?
公民館の講座で、フェアトレードについて学ぶ講座を担当した。
講座は、フェアトレードについての話を聞いた後、地元のフェアトレード製品販売企業の担当者の協力のもとに紅茶やチョコレート、マカデミアナッツを試食したり、感想を共有する時間を設けた。
西条のおいしい水
東広島市の小学校で、5年生徒約160名(2グループに分けて)を対象に、水の学習の講師を担当した。利き水体験、泡立て実験、CODのパックテストを用いた水の汚れの実験も行った。
クールチョイスNOW
地元のFMの環境省が提供している番組「クールチョイスNOW」で市のごみの状況を解説し、ごみ減量に向けたアドバイスを行った。
龍王山と私たちの暮らし
東広島市に今年度に新設された小学校で、4年生徒約160名(2グループに分けて、各2回)を対象に、山と水の学習の講師を担当した。利き水体験、泡立て実験、CODのパックテストを用いた水の汚れの実験、水生生物の観察も行った。
西条の水の秘密
東広島市の小学校で、4年生徒約160名(2グループに分けて)を対象に、水の学習の講師を担当した。利き水体験、泡立て実験、CODのパックテストを用いた水の汚れの実験も行った。
SDGsの講演会
地域の女性会主催の環境講演会にて、「SDGsについて学ぶ」と題して講演を行った。
小学校の総合学習の講師
東広島市の小学5年生(約200名)の総合学習にて、「西条の水の秘密」というテーマで行った。この後、子供たちは自ら西条の水と酒造りの関係について調べて、学習発表会で発表を行った。この学習は6年生で行うオペラ「白壁の街」の背景の学習にもなっている。
ごみについての講演会
地域のお年寄りのサロンで、ごみ処理についての講座を行った。
新聞社のジュニアレポーターによる記事へのインタビュー協力
新聞社のジュニアレポーターによる記事「Peace Seeds ヒロシマの10代がまく種(第43号) フェアトレードって何?」の構成や取材先の紹介、事前学習への協力などを行った。
私たちの暮らしと水 ~黒瀬川の今と昔、温暖化について考える~
地域の環境団体の総会において基調講演を依頼され、「私たちの暮らしと水 ~黒瀬川の今と昔、温暖化について考える~」というテーマで話をした。
大学生が地域で活躍するための相談イベント
12月12日に大学生が地域で活躍するために専門家に相談をするために企画された「かも会」でアドバイザー役を務めた。参加者は15名程度と少なかったが、それぞれがやってみたい活動に対して具体的なアドバイスを行うことが出来た。
半尾川再生まちづくり倶楽部
2016年9月27日に半尾川に親しみ,地域の歴史や風土・文化を再認識する活動等を通じて,街なかを流れる河川環境の再生と創造及び西条市街地のにぎわい創出について市民の意識高揚を図り,次世代型の環境都市づくりに関する健全な提言を行うことを目的として立ち上げた。10月に行った募金のお金を元に、河べりに球根を植栽した。市民20名程度が集まり、草刈り、土づくり、植栽があっとゆう間に進んだ。春にはスイセン、秋にはヒガンバナが咲く予定である。
自家焙煎コーヒーとフェアトレードコーヒーの秘密
9月29日にひがしひろしま環境家族主催の第2回LOHAS seminar『自家焙煎コーヒーとフェアトレードコーヒーの秘密』(参加者約20名)で講師を行った。
自家焙煎コーヒーのお店を営む方のお話とおいしいコーヒーを飲んだあとに、動画を交えながら、フェアトレードや消費活動の意味について講演を行った。
西条の水の秘密
9月16日、11月9日に東広島市西条小学校5年生(約200名)の総合学習を「西条の水の秘密」というテーマで、水の話を行った。これは、その後市の授業研究のテーマとして東広島市の全小学校の先生が見学しに来て、子供たちが発表を行っていた。
小学校の総合学習
7月14日に東広島市寺西小学校で4年生(約220名)、7月19日に東広島市三ツ城小学校で5年生(約200名)の総合学習を「西条のおいしい水~その特徴や問題点について~」というテーマで、水の話と効き水体験、硬水・軟水の泡立て実験、水の汚れの実験などを行った。より効果的に体験してもらうために、午前中に3クラスずつに分けて講座を行った。
私たちのゴミと世界の繋がり
呉市公衆衛生推進協議会の推進員に、ごみについてグローバルに考え、足元から活動を進めてもらえるよう、「私たちのゴミと世界の繋がり」と題し、参加者500名に対し考える講演を行った。新しく建設されたごみ処理に生息している希少な植物の紹介なども行ったことで、興味を持ってもらえた。また、消費活動が人権問題ともつながっているという考え方を知って驚いたなどの声が聞かれた。
フェアトレード実習
フェアトレードの意味や現状を知ってもらうため、11月11日、12月3日に広島大学附属中・高等学校の高校2年生(約24名)を対象に「フェアトレード」について、学んでもらった。1回目は、商品を実際に準備し、生徒たちが販売員になったつもりで説明できるよう、商品についてカタログやスマートホンで調べさせたので、商品を手に取ってみて、その良さが分かったという感想が多くみられた。2回目に行った貿易ゲームは、世界の不平等について実体験出来て良かったという感想が多く、体験的に学ぶことが出来たようであった。
小学校の総合学習
9月9日に東広島市西条小学校で4年生(約160名)の水についての総合学習を行った。小学校の先生と相談しながら、生徒たちが自ら考えて、行動できるよう、生徒たちからの質問に答えながら、山の保全と地下水について説明した。その後、12月8日には4年生(約160名)が山で、登山と間伐体験を行った。
9月11日には、東広島市立豊栄小学校においても水についての総合学習を行った。
西条・山と水の環境機構 第14回水のグラウンドワーク
市民や子供たちに、水の保全について知ってもらうため、7月25日に広島県東広島市の「憩いの森公園」で開催された、西条・山と水の環境機構主催の「第14回水のグラウンドワーク」にて、森林の水の保全機能について参加者約80名(みどりの少年団約80名と西条農業高等学校の高校生約20名)を対象に、講座を行い、その後源流探索、水生生物調査などを行った。その際、大学生のグループ「学びの里」が水生生物調査を行えるよう、助言・指導を行った。大学生のグループは、今回の企画を機に次のステップに進むことが出来た。
景観を考えるシンポジウム
次世代に美しいふるさとを残せるよう、地域のみんなで環境や景観保全に考える「景観を考えるシンポジウム」を開催した。その内容や、計画・進行についてアドバイスを行った。当日は、司会を担当し、4時間にわたるシンポジウム参加者約80名がより具体的に環境活動を始められるように促した。ここで考えた内容を実行に移すため、その後活動が始まっており、継続的にアドバイスを行っている。