登録年度 | 2006年度 |
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氏名 | 渡部 優子 (ワタナベ ユウコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 愛媛県松山市 |
主な経歴 | 『愛媛県体験型環境学習センター』に於いて、エコライフ推進員として地球温暖化防止啓発プログラムの考案・実施。環境相談業務に従事。『まつやまRe・再来館』に於いて、事務局に勤務。啓発部会に所属。ごみ減量・リサイクル啓発に関しての展示・情報発信・イベントなどの企画、実施に従事。 |
特記事項 | 松山市エコリーダーとして、市内の小中高校や公民館などで「ごみ減量・リサイクル」に関して、講演・総合学習に出講 |
活動の紹介
海洋プラスチックごみについて
プラスチック製品は私たちの生活に欠かせないものになっているが、ごみとして海に流出した時に、海の生き物にどういう影響を与えているかを知り、使い捨てプラスチックをできるだけ使わないようにするためにはどうしたら良いか、 また海洋プラスチックごみを減らすためにどういうことが出来るかを考える。
食品ロスについて
調べ学習中の生徒に対して「食品ロス」についての、現状・問題点について伝え、自分たちにできることを考えるためのきっかけづくりとした。
衣類とSDGs
21世紀の日本に暮らす人の多くは、以前よりもたくさんの新しい服を買い、短期間着て、手放す(捨てる)生活をしています。どのくらいの頻度で、どんな基準で新しい服を買っているでしょうか?そして、どうやって手放していますか?
服の原材料の生産・製造の過程では、農薬や化学薬品により水質や土壌、大気が汚染され、大量の温室効果ガスが排出されています。また、重大な労働問題・人権侵害も起こっています。大量生産による服の過剰な供給は、大量消費・廃棄にもつながり、これらの問題を深刻化させています。
日本で販売されている衣服の輸入割合(輸入浸透率)は 2018 年には約98%にも達し、生産地と消費地の距離は遠く、見えにくくなっています。
服と社会問題のつながりを知り、持続可能性への取り組みにつなげる。
「衣類」をテーマに一人ひとりが問題に向き合い、公正で持続可能な社会のあり方を考える。
1. 衣類の生産から廃棄に至るまで、その背景にある社会問題について理解する。
2. 服とファッション産業をめぐる問題を理解し、わたしたちの生活とのつながりや 自分に何ができるのかを考える。
3. 服を買う時・手入れする時・手放す時に、より倫理的な行動をすることは、持続可能な未来をつくる行動だと捉えられるようになること。
松山市環境総合計画後期について
市から提示を受けた環境総合計画について項目ごとに意見を交わした。
プラスチックごみによる海洋汚染について
プラスチックごみによる海洋汚染がどうして起こるのかをパワーポイントで説明。私たちの生活から海洋汚染につながることを説明。海の生物における影響などを写真で説明。どうしたらプラスチックごみによる海洋汚染を減らすことが出来るか、私たちにはなにができるかを考えるきっかけづくりとしました。
リサイクルと3Rについて
児童クラブと同様の春休みの児童預かり施設からの依頼で、当市におけるごみの現状とリサイクル、また海洋プラスチック汚染ごみについて、幅広い学年の児童たちに分かりやすい説明をする
ごみ減量とリサイクル
生徒が1学期に授業で学習した「ごみ学習」の復習も兼ね、松山市のごみの現状(分別の種類、排出量、処理方法、処理にかかる経費など)をクイズ式で進行。その中で、食品ロスについても説明、また、なぜごみ分別をしなければならないか、分別されたごみはどうなるのか、などを説明。プラスチックごみの海洋汚染とプラスチックごみの3Rについて考えてもらった。その後、使用済みのA4封筒からのバッグ作りの体験学習を行った。
まつやま環境フェア 「オリジナルエコバッグ作り」
当日のイベントで親子での参加を募った。幼時から小学生までの親子に参加していただいた。前半は。松山市のごみ分別や分別方法について説明。分別された後のごみのリサイクル方法、どのような商品に生まれ変わるのかを話し3Rの大切さ、循環型社会の実現について説明した。その後、布のバッグに布書きようクレヨンを用いて、参加者思い思いの絵を描き持ち帰っていただいた。オリジナルのエコバッグとなり喜んでいただいた。
愛媛県大規模小売店立地審議会
審議会において、資料に基づいた事務局の説明後審議、3Rの視点からごみの減量について・食品ロスへの取り組みなどを質問し、店舗側に積極的に取り組んでほしい旨を進言した。