登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 北山 勉 (キタヤマ ツトム) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 産業、消費生活・衣食住、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 三重県四日市市 |
主な経歴 | ISO14000マネジメントシステム構築から維持管理業務に従事した。(5年) その後、化学工場の環境保安部にて、化学物質管理面から環境・安全業務に従事した。(10年) 同時期に、公害防止主任管理者/同代理者を務めた。(7年)現在、労働安全衛生コンサルタントに従事している。 |
特記事項 | 環境に関わる資格として、第一種公害防止管理者(大気、水質)、環境計量士(濃度)その他として第一種作業環境測定士(特化物、有機溶剤、粉じん)を取得。講演・セミナーとしては、SDSの読み方、作成方法/受動喫煙防止対策/リスクアセスメントのやり方などを実施している。 |
活動の紹介
石綿講習に関連して
労働安全衛生法に基づく講習ではあるが、石綿は、大気汚染防止法、建設リサイクル法、廃棄物処理法にも関係し、取り扱いはもちろんのこと、届け出、表示にも注意する点があることを講義した。
SDSと化学物質の管理について
化学物質管理に関することや、SDSの読み方のほか、地震災害・事故等に備えた化学物質の管理について講演してほしいとの要望があり、実施した。
石綿作業主任者技能講習
2022年は、新型コロナの影響もあり、講演の依頼も少ない一年であった。 このような中、石綿含有の建築物解体の技能講習において、大防法の改定内容および廃石綿の処置方法について触れた。
石綿作業主任者技能講習
2021年は、新型コロナの影響もあり、講演の依頼もなく、低調な一年であった。
そのような中、石綿含有の建築物解体の技能講習において、大防法の改定内容について触れた。
石綿作業主任者技能講習
労働安全衛生法に基づく講習ではあるが、石綿は、大気汚染防止法、建設リサイクル法、廃棄物処理法にも関係し、取り扱いはもちろんのこと、届け出、表示にも注意する点があことを講義した。
12月にも同様の講義を実施した。
化学物質管理について
以下の内容で実施。
1.化学物質排出把握管理促進法
化管法の概要
PRTR制度
SDS制度
2..労働安全衛生法
新規化学物質の有害性調査制度
SDS交付制度
ラベル表示制度
3..化学物質審査規制法
化審法の概要
新規化学物質の事前審査制度
既存化学物質の規制
最新動向
4.毒物及び劇物取締法
毒劇法の概要
毒物劇物営業者への規制
業務上取扱者への規制
SDS制度
5.水銀汚染防止法 等
化学物質の管理について
化管法等の化学物質の管理にかかわる法律についてそのポイントを講演した。
化管法以外にも、安衛法、毒劇法についても説明した。
化学物質とSDSについて
M市では、街路樹等に農薬を散布している。
そこで、職員や散布業者を対象に、化学物質のリスクの考え方、農薬の正しい使い方、SDSの読み方について講演した。
化学物質ののリスク、SDSの読み方
1.化学物質のリスクについて
化学物質のリスクは (有害性)×(暴露量)であること。
化学物質のハザードだけでなく、暴露量を考えることが必要。
2・SDSの読み方
宗像市の公園等で使われている、農薬、除草剤を例にSDSの読み方、留意点について
例えば、農薬のSDSにある発がん性は、農薬自体ではなく、溶剤からきていると考えられることなど。こういった情報をSDSから読み取ることができる。
化学物質と施設管理について
1.化学物質リスク
化学物質は、安全と危険に「二分」されない。
2.化学物質リスクの評価方法
TDI( 耐容一日摂取量)= NOAEL(無毒性量)/UFs(不確実係数積)
3.リスクコミュニケーション
環境リスク等の化学物質に関する情報を市民・事業者・行政等のすべての者が共有し、意見交換などを通じ意思疎通と相互理解を図ること。
4.化学物質の管理
スミチオンのSDSについて、説明し、発がん性は、溶剤のエチルベンゼンからきている。こういった情報をSDSから読み取ることができる。
化学物質と上手に付き合う
副題:「リスクの考え方やリスクの指標、評価方法」 及び
「リスクコミュニケーションの重要性」
内容
1.化学物質ってなに
身の回りのものは、すべて化学物質で出来ている。
2.化学物質のリスクとは
リスク=有害性×暴露量
3.化学物質のリスクの評価方法
NOAEL /不 確実性係数積 = 体重1kg当たりの耐容一日摂取量
4.リスクコミュニケーション
お互いに理解や信頼関係を深めることが目的である。