登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 尾本 龍一 (オモト リュウイチ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 自然への愛着、水質、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 山口県山口市 |
主な経歴 | (公財)山口県予防保健協会に勤務し、環境アセスメント業務や環境調査業務(大気・水質・騒音・振動・低周波音・生物の生息環境等)、その他水質分析業務を行っています。また、山口県の環境学習指導者(環境パートナー)としての環境学習支援活動も行っています。 |
特記事項 | 技術士(環境部門)、環境計量士(濃度、騒音・振動)、環境アセスメント士(生活環境部門)、公害防止管理者(大気、水質、騒音、振動、ダイオキシン類)、土壌汚染調査技術管理者、港湾海洋調査士、臭気判定士。 |
活動の紹介
土壌汚染や産業廃棄物に関する相談
海岸線沿いの工業地域内の土地の売却に伴って、その土地で法に基づく土壌汚染調査が必要であるか。また、埋立地であるため、がれき類が埋設しており産業廃棄物が発生するがどうしたら良いかといった相談を受けました。この相談に対して、法的な観点と実際の対応についてアドバイスを行いました。
環境関連の技術研修会での技術発表
山口県環境計量証明事業協会が主催する技術研修会において、会員並びに他県を含めた関連事業者等を対象として、「水の濁り」をテーマとした「水の濁りに関する各項目の違い、現地調査並びに将来予測」に関する技術発表を行いました。
環境セミナーでの技術発表
日本環境測定分析協会が主催する環境セミナーにおいて、会員並びに関連事業者を対象として「最終処分場における有害物等の検出事例」とその「原因究明を目的とした調査及び考察事例」に関する技術発表を行いました。
土壌汚染調査等に関する助言
とある民間施設(医療系)において施設の解体を伴う増改築の計画があり、将来的に土壌を調べておく必要があるが、これらを同時並行かつ段階的に進めていくにあたり、改正後の法的背景を含めた効率的な計画の進め方をどうしたらよいかとの相談があり、いったん情報を整理して資料を作成し、助言を行いました。
研究施設廃止後の土壌汚染調査等に関する助言
将来的に研究施設を廃止する土地について、関連法律の改正状況を踏まえた今後の取り扱いに関する相談を受け、廃止する土地の土壌汚染調査と移転先での瀬戸内法を含む特定施設の届出が必要であることを説明しました。また、廃止する土地に複数の施設の地歴があることから、現時点から関連する資料や調査の準備しておくことが望ましいことを法律の趣旨を踏まえて助言しました。
次世代への科学技術の継承に関する討論会
山口県技術士会が主催するフォーラムにて次世代への科学技術の継承に関する討論会が開催され、討論会のパネリストとして参加しました。この討論会では、他のパネリストや参加者とともに、企業や団体が実施する理科教室などの学習講座を活用した次世代(科学技術を担う若者)への科学技術の啓蒙啓発活動の実態や現状の課題、さらには将来展望について活発な議論を行いました。
水質調査計画の立案に関する助言
水路工事後の河川から異臭がするので周辺施設からの排水などの影響の有無を判断するための水質調査を計画したいとの相談を受け、水質調査計画の立案に関する技術的な助言を行いました。
また、別の現場でも水路の暗渠化に伴って水が泡立ち始めたとの相談を受け、水質調査計画の立案に関する技術的な助言を行いました。
環境調査の技術的なポイント事例について講演
山口県技術士会の講習会で、主に河川の水質調査を行う際の技術的なポイントについて、具体的な事例を用いた講演を行いました。
環境負荷の低減対策
とある食品製造業者より設備導入に伴う排水負荷対策についての相談があり、工場内の用水使用量の見直しに関する助言を行いました。