登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 山口 宏 (ヤマグチ ヒロシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、産業 |
主な活動地域 | 長崎県佐世保市 |
主な経歴 | H3年1月からH17年6月までハウステンボス㈱に勤務。その間、環境研究会の委員を担当し、園内二酸化炭素排出量の把握やバイオディーゼル燃料の走行試験を実施。その後、関連会社出向しISO14001認証取得を担当。H17年10月から環境マネジメントシステム審査員として活動中。2008年から環境マネジメントシステム主任審査員、2009年からEA21審査人、2012年からエネルギーマネジメントシステム主任審査員 |
特記事項 | 環境マネジメントシステム審査員、公害防止管理者(大気2種、水質1種)危険物取扱者(乙種4類) |
活動の紹介
ISO14001の定期維持審査
中部地方にある産業廃棄物の収集運搬、及び処分の会社のISO14001 定期維持審査を実施しています。審査の中では産廃として持ち込まれたコンクリ殻の破砕、木くずの破砕、廃プラの選別を確認し、それぞれRC40と木材チップとしての販売、PRF材料としての廃プラ排出を行っています。この作業でのリサイクル率のアップ、騒音・振動の低減、埃飛散の防止、作業効率の向上、法令順守について議論を行っています。
エコアクション21とSDGsの関連
佐世保市が主催し、EA21地域事務局ながさきが後援するEA21自治体イニシアティブの本年度の最初の会合で、参加企業にEA21の構築の説明を行っている。
この中で、EA21への取組がSDGsのいくつか目標につながっており、「誰一人取り残さない」という崇高な目標の達成に寄与できることを説明している。
今回参加したのは佐世保市内の1社のみであったが、県内の他の地域の企業と合わせて構築講義を進めていく。
ISO14001の審査
当該組織は長年ISO14001に取り組んでおり、環境管理責任者及び環境事務局も初期の担当者から代替わりを重ねている。長年EMSに取り組んでいることでシステムの定着は出来ているが、事業活動において通常発生しないような変化が生じた場合のEMSの追従が出来ていない部分があり、課題としている。
EA21の第1回目更新審査
産業廃棄物を焼却処理している組織のEA21更新審査を実施している。組織に適用される環境法令は、登録時に把握出来てなかったものはすべて把握させている。EA21登録後、2年経っての環境目標とそれを達成するための環境活動計画の実施状況の確認と評価を実施している。環境目標は二酸化炭素削減・一般廃棄物削減・水使用量削減・グリン購入推進・ボランティア活動推進であったが、水使用量削減と一般廃棄物のリサイクル目標が未達であった。これに関しては原因を調査し、是正処置を実施させている。
ISO14001の審査
ISO14001の審査を化学物質の処理を実施している組織で実施している。非常にレベルの高いEMSを構築運用している組織の審査を現場主体で実施し、安全・品質・コスト・納期・法令順守の面で改善点を提示している。
エコアクション21佐世保市自治体イニシアティブ
佐世保市が主催し、NPO法人環境カウンセリング協会長崎が後援するエコアクション21の構築講座の講師を担当している。年々参加する企業が減っており、今年度は1社であった。