登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 桂 徹 (カツラ トオル) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、産業、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 千葉県松戸市 |
主な経歴 | 製紙会社で20年以上CSR・環境に関する業務を担当し、定年後もCSRアドバイザーとして勤務している。大学の非常勤講師として「紙と環境」や「森林認証」についての講義を担当した経験もある。また、FSCジャパンの理事として責任ある森林管理の普及啓発活動を行っている。 |
特記事項 | 紙のライフサイクルアセスメントや森林認証についての解説を執筆している。最近は、企業やNPOと共同でのFSC森林認証制度の普及活動や、小学生を対象にした「紙と環境」に関する教育の企画・実施に関わっている。 |
活動の紹介
FSC森林認証応援プロジェクト
FSC森林認証の基礎から応用について分かりやすく解説する一連のホームページ記事の作成に関わった。中学生でも理解できる内容を想定した。随時、記事の追加や更新する予定。
「FSC森林認証応援プロジェクト」で検索が可能。
環境教育とSDGs
企業が支援している森林環境教育をSDGsの観点から評価し、あるべき方向を示した。
FSC森林認証制度の最近の動向
FSC森林認証取得企業の担当者向けに、この1年間の制度をめぐる変化について解説した。サプライチェーンにおける人権への配慮がポイントである。認証維持の年次監査に向けた基礎教育として考えている。
森林認証概論
大学によるリカレント教育の一つとして森林認証について講演した。森林認証は、適切に管理された製品にラベリングすることを通じて、森林保全を推進する制度である。受講者は行政や企業の林業関係者である。制度の概要や社会に及ぼす影響への理解を深め、普及を支援することを目指した。
企業による森林環境教育
大学生に対するインターンシップの観点から、企業による森林環境教育についてカウンセリングを行った。既存の教育プログラムを体験する中で、CSRのあり方や紙の環境影響と森林保全について、一緒に考える機会を持った。
講義「森林認証概論」
大学における社会人教育の一環で、森林認証制度の解説とCSRやSDGsとの関わりを説明した(合計8時間)。一方的な講義のみでなく森林認証の社会的意義についての討議も組み合わせることで、多面的な講義になった。
環境教育プログラムの作成
企業の社会貢献活動として地域の小学生に対する環境教育が行われている。資源循環および森林での二酸化炭素吸収に関する教育プログラムの企画を支援した。今年度は、必要に応じてオンラインで打ち合わせを行った。