登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 古家 正明 (フルイエ マサアキ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 消費生活・衣食住、公害・化学物質、3R |
主な活動地域 | 岐阜県岐阜市 |
主な経歴 | 四日市市にある工業高校に長年勤務していた事がきっかけで環境問題に取り組み始めた。三重県では環境調査から始め、リサイクル活動へと発展させた。岐阜県では「エコ消しゴム」を開発し、地域や他機関を巻き込んだ環境活動に発展させ、それぞれを結びつける環境ネットワークの構築に努力してきた。 |
特記事項 | 教員資格・生涯学習に関わる資格等を取得し、学校をベースとした活動で、教育や環境に関する委員歴、受賞歴がある。学会等での論文・発表や環境に関する研究助成も受けた。環境活動を東北支援活動やカンボジア支援活動に発展。 |
活動の紹介
環境に配慮した身近なものづくり
家庭でも手に入る身近な材料を使ったものづくり講座をおこないました。今回は高吸水性ポリマーを利用したおもちゃ作りを体験していただき、環境問題への関心を持って頂きました。
高校生への水質調査指導
水の化学分析(硬度測定)の指導を通して環境分析の意義・重要性・テクニックなどを伝えています。分析競技を目標に設定し、興味を持続できる取組としています。
4月~8月(週2回)
博物館で歴史を環境目線で案内
今年も岐阜市歴史博物館でボランティアスタッフとして展示の案内を行っています。(月に2~5回)
岐阜市の歴史を史実だけを案内するのではなく、環境カウンセラーの目線で、史実の背景にある「環境」にも注目してもらえるような案内をしています。
プラスチック製容器包装分別
岐阜県ユネスコ協会の例会で、プラスチック製容器包装分別をテーマに、プラスチックごみ問題に関する講師をしました。
化学分析指導
化学分析による水質調査の指導を行いました。岐阜県の高校生が対象です。化学分析を通して環境にも興味を持ってもらいました。
水質の化学分析指導
キレート滴定を利用した水の硬度測定などの技術指導を三重県の高校生に行いました。
環境視点から見た歴史
岐阜市歴史博物館で原始・古代の案内をしています。縄文時代の地球温暖化など、歴史に環境視点を加えた案内をしています。現在の地球温暖化との違いなど、来館者に環境視点での歴史に興味を持ってもらえるように、毎月数回の頻度で行っています。
高校生の課題研究アドバイザー
高校生の課題研究で「三滝川の水質・生物調査」班の研究の進め方等のサポートを行いました。11月から翌年2月までの期間で、担当教員に研究の進め方、安全確保、水の採取場所、調査結果の分析等についてサポートしました。生徒に対しては相談を受けたときに対応し、研究発表までサポートしました。
cop26
cop26についての講座をおこないました。開催直算から始め、リアルタイムにcop26の進行状況を紹介しながら高校生が自分たちのテーマとして考えられるように配慮しました。特に同年代の世界の若者の反応も紹介しながら展開しました。
水の化学分析の指導
高校生化学分析部門のコンテストにともなう分析指導をおこないました。キレート滴定による水の分析をおこなう高校生に対する技術指導をおこないました。技術指導だけでなく環境への関連についてもアドバイスをおこないながら指導しました。
地球環境化学と防災
地球環境化学の授業をおこなうとともに、学期に1度特別に「環境と防災」をテーマに講演をおこないました。南海トラフに近い地域であり、東日本大震災の支援活動での経験と地球環境化学的な発想での防災講演をおこないました。
地球を考える
個人的に交流のあるカンボジアの現状を紹介し、日本との環境・生活・文化の違いなどから、コロナ禍での自分たちを見つめ直してもらいました。
小型ソーラー発電システムの構築
身近にある廃バッテリー等を利用して、晴れているときの太陽エネルギーをバッテリーにためておき、自然災害等の停電時に利用できるシステム作りを、高校生徒ともに行いました。
「てんでんこ」から学ぶ四日市の防災
東日本大震災から学んだ教訓から、今後起こるであろう震災に対して、コンビナートをかかえる四日市での防災について、高校生を対象に講演しました。(東海・東南海地震などの自然災害に備えて)
はるかのヒマワリ
阪神淡路大震災の時の「はるかのヒマワリ」の種を届けてもらい、阪神淡路大震災、東日本大震災等の自然災害に負けないヒマワリの生命力を通して、自然の力を知り、自然との共存を啓発しました。このヒマワリの種は高校生達に育ててもらいます。
ペットボトルのリサイクル
工業高校にあるプラスティックのリサイクルプラントを利用して、高校生を対象にペットボトルを植木鉢やトレーなどにリサイクルする体験指導を行いました。ペットボトルのボトル・キャップ・ラベルの3成分を全て利用してリサイクルを行いました。