登録年度 2007年度
氏名 塩谷 和広
(シオヤ カズヒロ)
部門 市民
性別
年代 70代
専門分野 自然への愛着、生態系・生物多様性、水質
主な活動地域 静岡県伊豆市
主な経歴 分析や製紙技術開発及び公害防止管理者等の職を退職後、環境学習・自然観察会などの講師を続ける。昆虫や水生生物の写真をインターネットや書籍で紹介。伊豆半島の自然、鹿・マメザクラ・他について調査や対策、講演等を行う。
特記事項 公害防止管理者(水質、大気)。静岡県環境学習指導員。富士市環境アドバイザー。皮子平マメザクラ保護協議会会員。環境関係で静岡県知事褒章受章。

活動の紹介

環境DNA調査

活動日 2023年8月18日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 その他
活動区分 普及啓発
外来生物対策、貴重種の保全、生物の生息分布調査などで最近では環境DNAを利用した手法が使われます。まだDNAが全ての生物に紐づけできているわけではありませんので生物を採集してDNA紐づけのデータベース作りが行われています。 夏と冬に1回ずつ狩野川上流の大見川で採集の手伝いをしていますが、最近の数年間で見えなくなったトンボや水生生物の種類もあり無事にいてくれることを願っています。

指標生物による狩野川の水質調査

活動日 2023年7月29日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
伊豆の国市では、毎年7月最後の土曜日に大仁近辺の狩野川2か所で水生生物の観察会を開いています。午前と午後の合計で50名強の親子が参加してくれます。 捕まえた水生生物の中から指標生物を選び出して、河川の汚れ具合を調査します。もう何年も継続して行われている事業ですが河川水質の変化はなくきれいな水の状態が維持できています。

自然観察クラブ講師

活動日 2023年6月8日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
4・5・6年生が、6月~11月の間に1時間✖6日を使って、裁縫、デッサン、自然観察から一つ選択するクラブ活動を行っています。自然観察クラブでは6月~9月に虫や植物手に取って観察や種類・名前の勉強をします。虫がいなくなる10月には青竹から釣竿を自分たちで作って近くの川で魚釣りをしました。釣れない時もありますが、今までにアブラハヤ・ウグイ・ヨシノボリなどを釣りました。 最後の活動日は、少し上流の川から採取した水生生物のカゲロウ・カワゲラ・ヘビトンボ・プラナリア等を解剖顕微鏡で観察しました。

水生生物のサンプリング

活動日 2022年8月2日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 委員・助言
外来生物対策、貴重種の保全、分布調査などで最近では環境DNA調査という言葉を度々耳にしますがDNAが全ての生物に紐づけできているわけではありません。丁度ワサビ栽培と生物多様性についてホットになっている時期でもあり筏場のワサビ沢付近の水中に浮遊するDNAと水生生物固有のDNA調査をすることになり、サンプリングに参加しました。

指標生物による狩野川の水質調査

活動日 2022年7月31日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
 伊豆の国市では何年も継続して7月最後の土曜日に市内小学生による水生生物観察会を行って、生息する種類の調査と指標生物による水質判定を行っています。そこへ毎年講師として招かれています。午前と午後で場所を変えて行いますが今年も合計50人強の親子が集まってくれました。今年もヒラタカゲロウ、カワゲラ、ヘビトンボなどが多く見つかり良好な水質を維持していることがわかりました。

子供会の水生生物観察会

活動日 2022年6月18日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
新型コロナウィルス禍で活動を休止していました伊豆市の加殿子供会ですが、今年は従来の水生生物観察会が復活できました。20名ほどの小学生親子が、地区の神社境内近くを流れる小さな川で水生生物を捕まえて各々の水槽に入れて大事に公民館へ持ち帰りました。生物の特徴や名前について私から説明をしたあと、子供たちは自分が捕まえた生物を写生しました。作品は地区の文化祭に展示されます。

自然観察クラブ講師

活動日 2022年6月9日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
 6月から11月にかけて市内の小学校において4年生~6年生の希望者数人が集まった縦割り授業の自然観察クラブ活動を行いました。6月は小学校の周りでチョウなどの昆虫採集を行い虫の種類や特徴を調べました。9月になると、用意した竹竿に各自がそれぞれ釣り糸、針、他を結び付けて翌週に川で魚釣りをしました。残念ながら収穫はありませんでしたが、餌をつけて水に流す釣り針に心が躍りました。今年はなぜか昆虫が少なかったので11月の活動は予め用意した水生昆虫を解剖顕微鏡で覗き不思議な形態を見ました。

水ワサビ栽培と生物多様性

活動日 2022年5月2日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 普及啓発
 静岡県の水ワサビ栽培は2017年3月に日本農業遺産、翌年には世界農業遺産に認定されています。認定には栽培と生物多様性に良好な関係が必要です。田方農高では毎年、筏場のワサビ沢で水生生物の調査を行っていて今年も5月と10月に来場し、ワサビ沢の見学と水生生物の採集を行いました。今年も数名に対して抗議をしました。  一方、日本テレビでは各地域の世界農業遺産をシリーズで放映していて「ワサビ栽培と生物多様性の関係」について説明を行い5月と11月に(再編集)放映されました。

狩野川の水生生物観察会

活動日 2021年10月28日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
伊豆の国市の小学校から、同市の環境関係の部署に依頼があり「狩野川の水生生物観察会」の講師として参加をしてきました。観察会の場所は小学校から徒歩15分のところにあり、浅瀬で安全な環境でした。 河川の上流から多く見られるヒゲナガカワトビケラが多数見つかり、時期的に羽化を控えていることからサナギ~羽化なども観察でき子供たちにとって貴重な体験となりました。指標生物としては、ヘビトンボが多く、ヒラタカゲロウなども見つかりました。

指標生物による狩野川の水質調査

活動日 2021年7月31日
分野 水質
対象 子ども
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
伊豆の国市では継続して、毎年学校が夏休みの7月下旬の頃、市内を流れる狩野川の水生生物観察会を開いて見つけた指標生物の種類から水質の判定を行っています。私は講師として依頼されて参加しています。 午前と午後で場所を変えて、毎年数十人の親子集まっています。今年もヒラタカゲロウ、カワゲラ、ヘビトンボなどの指標生物が多く見つかり「狩野川はきれいな水質を維持している」ことが判りました。

狩野川に住む生物の勉強

活動日 2021年7月8日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
市内修善寺南小学校では毎年狩野川の水生生物について教室での勉強と川に入って採集・観察する勉強を行っています。今年は7月8日に教室で、15日に狩野川の浅い場所でそれぞれ行いました。 15日は川に到着する少し前から雨が降り出してしまいました。活動時間の約1時間中雨が止みませんでしたが、カワゲラ、カゲロウ、ヤゴ(ハグロトンボ)などがたくさん見つかり、あっというまに時間が過ぎました。

小学校の自然観察クラブでスズメバチの巣を分解して観察

活動日 2021年6月17日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
市内修善寺小学校で6月から12月にかけて、4年生~6年生の縦割り希望者で合計6回の自然観察クラブ活動を行いました。 6月は小学校の周りで主にチョウなどの昆虫の採集を行い近くに住む虫の種類(名前)や特徴を調べました。11月は竹を切り取って用意したものに各自がそれぞれ釣り糸を結び、釣り針、重り、矢羽根を付けて学校近くの川で魚釣りを楽しみました。 12月は、ハチの居なくなったスズメバチの巣2個を理科室で解体し、巣の作り方や構造について勉強をしました。

水山葵栽培と生物多様性

活動日 2021年5月17日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 講演・講師
田方農業高校では継続して水わさびの栽培と生物多様性、水質について勉強をしています。毎年後輩に引き継がれ、その中で興味のある生徒が私の圃場にきて周囲の状況や水の具合を見学、生物を捕まえて持ち帰り名前の特定、標本作りなどを行っています。 今年は、5月と6月に7名で山葵の圃場に入り水生生物の採集を行いました。山葵の害虫であるオナシカワゲラ類、ガガンボ類、他にカゲロウやプラナリア類などを採集しました。

川の汚染と水生生物

活動日 2020年11月27日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
富士市にある吉原小学校から「川の汚染と水生生物」について講義を依頼されました。富士市在住の方と一緒の活動だったので、学校の近くを流れる川の水をポリタンクに採ってもらいその水を使った実験と川の状況(ゴミなども)写真、生物の写真をスライドで説明しました。実験では透視度計を使って川による水の透明度を比較、pH指示薬を使って川と水道水やペットボトルなどの飲料水と比較などを行いました。お酢や重曹などを使って水の色が変わるたびに歓声が上がりました。

狩野川の水生生物

活動日 2020年10月7日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
市内修善寺南小学校では毎年狩野川の水生生物観察受業と教室での勉強会を行っていますが、今年は長雨で増水したことと新型コロナウィルス感染防止のため、教室での勉強だけとなりました。 「狩野川のいきもの(水生生物)」という題でパソコンから自分の撮った映像を用いて講義を行いました。後日届いた礼状には「水生生物に興味を持ったのはなぜですか」等の質問が8件もあり、返信をしました。

近隣の市を流れる狩野川の水生生物による水質調査

活動日 2020年8月19日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 委員・助言
伊豆の国市では毎年、継続して市内を流れる狩野川の水生生物観察会を開いて見つかった生物から水質の判定を行っています。私は講師として依頼されて参加しています。 毎年数十人の親子集まっていますが、今年は長雨で川の増水になり2度中止となりました。データ収集のため8月19日に市の職員と行いましたが、いつもなら見つかるヒラタカゲロウ類が影を潜めました。他のきれいな水の指標生物多数がみつかりました。

山葵栽培と生物多様性

活動日 2020年8月7日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 委員・助言
田方農業高校では継続して水わさびの栽培と生物多様性、水質について勉強をしています。毎年、特に興味のある生徒が私の圃場にきて周囲の状況や水の具合を見学、生物を捕まえて持ち帰り名前の特定、標本作りなどを行っています。 今年は、「静岡水わさびの伝統栽培」の講義終了後に私の採取した水生生物を使って、環境創造研究所の職員が検索表で種類の調べ方を説明しました。水生生物は山葵沢から朝採取して、ペットボトルで凍らせた水の入った30Lのポリバケツに入れて運びました。

小学校の自然観察クラブ講師

活動日 2020年6月11日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
市内修善寺小学校では4年生~6年生の縦割りで6月から11月にかけて7回のクラブ活動を行っています。その一つの自然観察クラブの講師を行いました。 6月~9月は小学校の周りで主に昆虫の採集を行い近くに住む虫の種類(名前)や特徴を調べました。雨降りの日は私の写真の中から画像で勉強をしました。最後の2日間は川の魚釣りをしました。釣り竿用の竹を切り取って持って行ったものに、子供たちがそれぞれ釣り糸を結び、釣り針、重り、矢羽根を付けて学校近くの川で魚釣りを楽しみました。

萬城の滝いきものふれあい観察会

活動日 2019年8月6日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
伊豆市にある萬城の滝周辺で、林の中と渓流の生きものを捜す観察会を毎年夏休みの8月上旬に午前と午後に分けて1日2回☓1週間(今年は6日~12日)程度行っています。自然と生きものに直に触れあうことで、命の大切さ・自然環境の循環を教えています。 市から補助を得て継続して行っている事業で、計画から講師の手配参加者の募集を一手に引き受けて行っています。今年も市内外から子供127名・大人66名の方に参加していただきました。

狩野川の水生生物観察会

活動日 2019年6月23日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 自治体
活動区分 講演・講師
伊豆市や伊豆の国市を流れる狩野川に住む水生生物を小学生が採取して、生物の種類から水質を判定する観察会をそれぞれの団体から依頼されました。いずれも一般募集で父兄同伴で行いました。 採取場所は日によって狩野川の上流域と中流域がありましたが、それぞれ生物が住み健全な川であることが確認できました。上流ではヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類、カワゲラ類、ヘビトンボ他が沢山見つかりました。

小学校の「総合的な学習の時間」・他で講師

活動日 2019年6月20日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
市内小学校の「総合的な学習の時間」で6月から11月に行われた自然観察クラブの講師と、別の小学校の同学習の時間で行われた「狩野川の勉強」と狩野川の水生生物についての座学および採集・観察の講師を行いました。採取した生きものは観察後に放しました。 近くの県立農業高校では3年生の有志5名が水耕わさび栽培と害虫(スジグロシロチョウ)や水生生物の関係調査で、5月と10月に私の耕作する圃場に来ました。その講師をしました。

「天城山を仰いで」パネルディスカッションのコーディネーター

活動日 2019年5月18日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 講演・講師
伊豆半島のライオンズクラブ各支部のメンバーが集まって伊豆半島と天城山の鳥獣被害現状について調査を行っています。私は同行して現地の説明を行っていますが、5月に一般を対象に天城山の鳥獣被害と対策について講演会とパネルディスカッションを開催しました。 伊豆半島を地元とする農業、林業、漁業(川)、漁業(海)、基幹産業である山葵組合の各長がパネラーとして出席をし、私は取りまとめ役をするコーディネーターを務めました。

天城山のマメザクラ群保護

活動日 2019年4月27日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
継続事業となります。天城山にある皮子平火山の火口跡では、ニホン鹿が増えたころから下層植物や樹木の実生が食害に遭いマメザクラも殆どが消滅して辺りは地肌が露出していました。 元気だったマメザクラから種を採取、播種させ、中学生が育てて皮子平に戻す作業を行ってきました。鹿よけの柵を460m廻した効果で植物が何も残っていなかったところに緑が蘇りました。植樹した約100本のマメザクラに花が咲き、まだ実は結びませんが柵で囲った以外にはできる限り自然な環境の中での生育を観察しています。

萬城の滝いきものふれあい観察会

活動日 2018年8月5日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
毎年継続実施して計画している事業で、夏休みに家族を対象とした観察会です。講師として静岡県の環境学習指導員があたり、市のバックアップがあります。 午前中は林間の虫を観察し、午後は川の生物を観察しました。今年は8日間の開催で市内外から200人の参加でした。 林間ではアシナガバチ、スズメバチなどを近くで見てビックリしました。

地元小学校2校と子供会の生き物勉強

活動日 2018年6月14日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 企画・活動
修善寺小学校で6月~11月のクラブ活動の時間に昆虫の勉強(補虫と観察)講師を行いました。また南小学校では狩野川を勉強する時間に川に入り水生生物を子供たちに採取してもらいました。別の日には教室で狩野川に住む水生生物の種類や名前をパソコンを用いて紹介し、川の汚れについても講義をしました。 近くの子供会からの依頼で小川の水生生物もしらべました。

水ワサビ栽培における生物多様性

活動日 2018年6月4日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 高校以上
依頼元 高校以上
活動区分 講演・講師
田方農業高等学校では毎年「水わさび栽培」を研究テーマとして取り上げる生徒がいます。今年も6月~10月まで水生生物の調査・サンプリングを行い講師として頼まれました。 栽培が日本農業遺産に続いて世界農業遺産にも認定されたことから、県、市、農協等もバックアップをしてくれて、6月25日には県の依頼で生息生物の調査を行った民間企業の報告会も開かれました。

天城山皮子平のマメザクラ群再生

活動日 2018年5月17日
分野 自然への愛着
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 企画・活動
天城山では2000年以降マメザクラが衰退しはじめ特に群生していた皮子平では全滅に瀕していました。2007年から植生を維持するために種を採取し、苗木の育成に取り組んでいます。苗木の管理と、数年育てたものを皮子平に定植するする作業を地元の中学校と協働で実施していて、今回は播種した苗木を1本1本鉢に植え替える作業を行いました。 2012年に皮子平に定植した苗木は2015年から花を付け始めました。

天城山系の鹿被害・植生調査

活動日 2018年4月21日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 企業・団体
依頼元 企業・団体
活動区分 委員・助言
鹿の食害による山林の荒廃とともに、伊豆の地域ではワサビの食害も併せて大きな問題となっています。ワサビの栽培については農業遺産(日本・世界)に認定されたばかりですが鹿の被害を防ぐ柵が張り巡らされていて景観も良くありません。伊豆半島のライオンズクラブから「何か協力をしたいので助言が欲しい」との依頼があり4月21日に天城山を広範囲に視察し、被害状況と対応の難しさや問題点について説明を行いました。

萬城の滝いきものふれあい観察会

活動日 2017年8月5日
分野 自然への愛着
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
毎年、県の環境学習指導員を講師にお願いして「いきものふれあい観察会」を計画・実施しています。観察会は伊豆市の萬城の滝周辺をフィールドとして昆虫・植物・水生生物の観察や勉強を行うもので午前と午後(各2時間)行いました。今年は8月5日から9日間行いました。

小学校で自然観察

活動日 2017年6月15日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
市内の小学校で4~6年生を対象としたクラブ活動を初夏と秋の間に合計7回行いました。昆虫の採集体験(観察後リリース)と特徴や名前を勉強し、最終日には各々が自分で作った竹の釣竿を使って近くの小川で釣りの体験をしました。また他の小学校で3年生と5,6年生の川の成り立ちの勉強と水生生物の観察を2回(午前中を使って)行いました。

市内中学校のESD教育

活動日 2017年5月8日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 講演・講師
市内中学校で5月8日に2年生2クラスと2018年1月9日に1年生1クラスでプロジェクターを使用して天城山の過去の写真、現在の写真(荒廃の現場)およびその原因と対策などについて説明をしました。1月には地場産業のわさび栽培が日本農業遺産に選定されたことや生物多様性についても触れました。

皮子平のマメザクラ定植

活動日 2017年4月28日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 中学校
依頼元 中学校
活動区分 企画・活動
皮子平のマメザクラ群は1990年後半頃から衰退枯渇が目立つようになり、2007年から再生保全活動を継続して行っています。現地で採取した種を播種し、市内中学校で育ててきましたが今年度の1年生によってもとの山に定植する作業を行いました。

天城山の自然環境と保全

活動日 2017年4月10日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 講演・講師
伊豆半島にある非営利団体各支部の新会員と関係者約50人に対して「天城山の自然環境の現況と保全について」プロジェクターを用いた講演を約1時間行いました。内容は昨今の鹿による食害と食害に起因する山の荒廃についてです。 後日になって保全のためのプロジェクトを立ち上げたいとのことで協力要請をいただきました。

萬城の滝いきものふれあい観察会

活動日 2016年8月6日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
8月の10日間、静岡県の環境学習指導員を交代で講師にお願いして観察会を行いました。午前中は林に入り昆虫の観察、午後は川に入って水生生物の観察を行いました。毎年行っているので県外からも家族でキャンプをしながらの参加が定着しています。

夏休みの昆虫展と講演会

活動日 2016年7月22日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 企業・団体
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
22日から24日の3日間にわたって、小学生、父兄、一般を対象に昆虫標本展と生物多様性についての講演会を行いました。標本はチョウや甲虫などのほかに、特にハチとハチの巣を展示して、ハチが関係する森林の荒廃や再生についての講演を行いました。開催場所周辺の草植物についての観察会も行いました。

森の勉強会

活動日 2016年7月10日
分野 生態系・生物多様性
対象 子ども
属性 その他
依頼元 企業・団体
活動区分 企画・活動
全7回、一般の親子を対象にして植物や昆虫の観察と生態系の勉強を行いました。放置された山林の昆虫による被害や昆虫同士のの自浄作用などを標本や山林に入って説明をしました。最終回にはクヌギ林に巻きついたアケビのツルを使って籠を編みました。

自然観察クラブ

活動日 2016年6月16日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 企画・活動
6月から11月にかけて6回自然観察クラブを行いました。季節ごとに昆虫や植物の種類が替わるので虫かごに入れて名前や特徴を調べました。11月には虫の種類も少なくなったので、自分たちで竹の釣竿をつくり学校の近くで魚釣りをしました。

マメザクラ群の保護

活動日 2016年4月22日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 委員・助言
2007年から天城山皮子平のマメザクラ群再生・保護活動を行っています。種から育て苗約70本を中学生たちの手で2012年に定植しました。鹿柵の中で順調に育ち2016年には約半数に初めて花が咲くまでになりましたが、マメザクラ衰退の原因調査や鹿柵の中の植物調査などを定期的に行っています。

萬城の滝生きものふれあい観察会

活動日 2015年8月2日
分野 自然への愛着
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 企画・活動
毎年8月に静岡県の環境学習指導員な方々に交代で応援を頼んで生きものふれあい観察会を行っています。観察会は定着していて県外からも家族でお出かけいただいています。遠方の方が来るので雨天でも室内で活動できるようにしてあります。午前中はクヌギ林で昆虫観察、午後は暑い時期なので川に入って水生生物の観察を行い喜ばれています。

市環境審議委員会

活動日 2015年7月29日
分野 消費生活・衣食住
対象 大人
属性 自治体
依頼元 自治体
活動区分 委員・助言
市で環境基本計画を策定するにあたり環境審議委員会の会長を務めています。12月に審議が終わり1月に答申予定です。

マメザクラ群の保護

活動日 2015年7月9日
分野 生態系・生物多様性
対象 大人
属性 その他
依頼元 その他
活動区分 委員・助言
2007年から天城山皮子平のマメザクラ群保護再生活動を続けています。皮子平のマメザクラから種を採取して育てた苗が2mほどに育ちました。周囲に鹿避けの柵を廻してあるので他の植物も復活を始めました。どんな植物が育ってくるのか、マメザクラの生育は順調かなどの調査中です。

自然観察クラブ

活動日 2015年6月18日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 小学校
依頼元 小学校
活動区分 講演・講師
4~6年生を対象に児童たちが好きなジャンルを選んで活動をするクラブ活動があります。その中の自然観察クラブの講師を担当して主に昆虫の採集と図鑑の見方などを行いました。雨の日はパソコンを使って私の撮った写真などで生態などの説明をしました。6月から10月まで行ったのでその間の昆虫たちの種類の変化なども見ました

森の勉強会

活動日 2015年6月7日
分野 自然への愛着
対象 子ども
属性 その他
依頼元 企業・団体
活動区分 企画・活動
一般の市民・近隣の親子を対象に植物や昆虫・水生生物の観察会と勉強を行いました。昆虫と植物の共生についての勉強や、放置されたクヌギ林がカミキリムシによって食い荒らされて、その幼虫をウマノオバチなどが駆除する話など昆虫の標本を見ながら説明をしました。勉強会の最後(11月)にはクヌギ林から採取したアケビヅルでつる細工を楽しみました。