登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 金田 由紀夫 (カネダ ユキオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 京都府京都市 |
主な経歴 | 長野県小川村1.里山整備と放置田蘇生を長期継続2.大崎電気工業、ローソン等の社員環境教育プログラム企画実践3.英国BTCVと森林保全交流。京都市1.雲ヶ畑-鴨川源流整備と希少植物群の保全管理サポート及観察会実施継続中2.まちづくり企画事業-おばんざい料理教室、一日レストラン実施 |
特記事項 | 英国BTCVプロジェクトリーダー、伐木造材林業技術者、NACS-J自然観察指導員,食品衛生責任者 以上の認定・資格を保有 |
活動の紹介
日本の米作り、その持続可能性を現場検証
第75回日米学生会議分科会が、日本の食文化・歴史の中核である米づくりは、持続可能な産業か?水田現場検証と農事者との交流を行なった。地元南山城村の村長と行政担当課も参画し、意見交換を実施。野殿区の
水田と野殿の森のドローン撮影を併せ実施。
学生/村サイドで相互理解促進を図れた。
自然を楽しみながら「苔玉づくり」
野殿の森の湿地帯等山中で苔が潤沢に自生している。苔の採取と自然造詣感性を活かし、手のひらサイズの庭園づくりを行う。森歩きと健康づくりも兼ねる。苔の生態研究者も注目している。通年3回前後実施。苔玉づくりの様子を添付。
森の復活による里山再生と地元の環境保全づくり
⚫︎活動地点と目標:京都府南山城村の高原山地「野殿の森」→面積5ha 標高525m/森の高低差80m 檜・杉の放置林帯ひと山に30%間伐を実施、総距離1.4kmの
林道あり。目標は、森の整備で里山再生を図り、地元環境保全のサポートを目指す。⚫︎活動実績 1)井戸掘削/電気引込み/バイオトイレ設置後は、ビオトープによる生物多様性の復活を実施中 2)苔玉作りのイベントを複数回実施 3)第75回日米学生会議の会場となり、米づくりの持続可能性を現場検証。
地元伝統食材の育成と広報
対象地域と食材;長野県小川村。食材は、伝統食の おやき 。数年継続中であったが、コロナ禍で中断していたが、大阪府下の大学との協約に基づきチラシ作り企画を再開。地元農産物と都心の消費者ニーズをどう取り組むか、地元と協力体制の再構築中である。
村内に長期間放置された人工樹林帯の里山への再生と活用による地域/都市間の共生
活動場所:京都府南山城村野殿・童仙房地区、標高約500m、面積5ha。活動目標と手順:野鳥の森づくりを目標とし、初段階に水域/林道/獣道の整備を実施。四季の陽光/通風/雨水が活かされる森環境づくりで生物多様性を育むことを次段階で推進中。森利用のためのインフラ整備も同時に作業として進めている最中である。
目指せスペシャリスト 所属NPOで年4回カウンセラー養成講座を実施。合格者2名
初めての事業計画であった。所属NPOでチームを組み、2020年度の合格者2名出した。入会
してもらうオマケもついた。頑張った甲斐あり。両名とも市民部門。HPにも新人紹介予定。
動画を活用する広報活動に注力予定。
京都府南山城村野殿区 「野殿の森」プロジェクト15000 人工林地の里山再生と活用
3年計画の初年度。60数余年の放置林ひと山の林地整備後の5haを里山に戻す企画である。私有地であるが、京都府と市町村振興協会からの認証を受けて、本年度よりスタート。3m巾林道の安全管理運営とこどもステージ制作、更に、バイオトイレを設置。森の基地となる京都府南山城村野殿地区で作業継続中。農山村と都心との共生で村人口流出の歯止めにトライする。
里山のがっこう「森と遊び、森に学ぶ」at 南山城村野殿・童仙房地区
60余年、遊休放置林であった山林を再生中。5ha,15000坪。こどもステージを間伐材利用で制作中。くらしの根っ子となっている自然エネルギー水・熱・土・光が森の中で、お互いにスクラムを組んで動植物を支え生かしているかを学びながら、子供たちが森に親しみ、森と遊ぶ場づくりである。村民との交流の場を目指している。
小川村の地元伝統食「おやき」の都心消費地への広報活動
大阪府下の大学、小川村とNPOが協約の下、素材と味、伝統の技、市場ニーズなど村での調査・研究をフィールドワークで実践中。主に夏季休暇を活用し伝統食が廃れないように、新商品などの提案含め、学生が柱で動いている。
専門誌「環境施設」への連載投稿 一級河川・鴨川の生態と市民生活を追う
公共投資ジャーナル社にシリーズ投稿。2019年度は3回掲載。循環型社会の中で、街中を流れる一級河川のあり方と役割を改めて見直して見る。風水害への危惧と土壌形成、景観・イメージ、生態系/生物多様性保全と野鳥魚類など生き物/植物との触れ合い、一方で河川の保全管理、ゴミ問題の発生など人と密な関係になる街中河川の恵み・問題点を追いかける。
小川村の生活文化と伝統食材を学ぶ
追手門学院大学地域創造学部/小川村/小川村NPOと当協議会との四者協議によりスタート。
小川村発祥の伝統食「おやき」の製造体験と素材構成・特徴をフィールドワークを通じ、
学生が学ぶ。一方で、「おやき」を大学祭で広報することにより、同村の産業理解と産業の活性化につなげて行く目標である。
「きこりのひみつきち」50ha有休林の再生プロジェクト
京都府南山城村野殿地区。森林整備を初めて、丸2年経過。山林を実際に活用する目的で、3年目の今年は、二つの目標を設定中。1)野鳥の森づくり。野鳥の種類 現状6種類ー>12種類へ 2)きこりの育成 目標人数5名。
「食と農の体験」プログラムで、農山村地域/人/ものとで都市間交流を推進
農産物の特性を知り、農事体験による一次産業への理解力を深めることを目的として、
食事作りの交流により1)地元食と日本伝統食の味文化を受け継ぐ、更に2)食卓での
包丁の技量習得とおもてなしの食事マナーも同時に学んでいく事を目的とした。農事体験ー>京丹後市三谷地区、料理教室ー>日本料理店指導により、京都市内開催。普及活動先は、京都女子大学料理サークル 120名の会員数