登録年度 | 2007年度 |
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氏名 | 谷本 卓弥 (タニモト タクヤ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | ─ |
主な活動地域 | 兵庫県三田市 |
主な経歴 | NPO法人「野生生物を調査研究する会」に所属し、親子対象の水生生物観察会や学校教員向けのセミナーを主催した。また、自治体からの委託で生物観察会の講師、地域の水生生物の生息調査、自然学習センターの水生生物飼育管理、学校ビオトープの創生事業を行った。 |
特記事項 | 水産学士、学校教育修士、高等学校教諭専修免許状(理科)。環境教育教材として「生きている武庫川」(共著)等を発刊。ビオトープ計画管理士2級(日本生態系協会)。NPO法人 野生生物を調査研究する会 理事。 |
活動の紹介
水辺のいきものから川の環境を知る
武庫川下流部(国道2号線武庫大橋下)にて自然科学部に所属する高校生約30名を対象に自然観察会を行った。武庫川の生態系や魚などの生物の捕獲方法などを講習した後、全員で川に入り生物採集を行った。その後、採集した生き物について説明し、アユやオイカワなど多様な生物が生息することが確認できた。
水辺のいきものから川の環境を知る
小学校3年生約90名を対象に兵庫県三田市内の羽束川にて水生生物の観察会を行った。15人程度の小グループに分かれて川に入り、たも網を用いて水生生物を捕獲した。その後部屋で各グループごとに図鑑などを用いて同定を行った。最後に採集された生物について私が説明を行い、指標生物より羽束川の水質について解説した。
川西市高齢者大学「せせらぎ水路の生物観察」
新型コロナの影響で、本年度も観察会は中止になった。
羽束川水生生物観察会
新型コロナの影響で、本年度も観察会は中止になった。
川西市高齢者大学「せせらぎ水路の生物観察」
新型コロナの影響で、観察会は中止になった。
羽束川水生生物観察会
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となり、イベントを実施できない代替案として、神戸市、三田市、宝塚市のHPに掲載できるような、羽束川にすむ生き物をまとめた資料を作成した。子どもたちがそれを見るだけで川や生き物について少し理解できるようなものを制作した。
有馬川の生き物を調べる
自己紹介の後、まず河川の生物調査を行う上での注意点(滑りやすい石の上の歩き方など)や水生生物の捕獲法、たも網の使い方などの説明を行った。その後、10人くらいの斑に分かれ、各班ごとに採集活動を行った。講師は適宜、各班に混じり、生物採集の実演や生物の説明を行った。最後に全員で採集した生物を確認し、講師がそれら生物について説明するとともに、川の環境についても言及した。
身近な自然の観察
「兵庫県立人と自然の博物館」と連携し、セミナーを実施した。主に小中学校教員を対象に、身近な植物や昆虫の採集の仕方から、からだのつくりの観察ポイントについて説明した。午前、博物館周辺の植物や昆虫を屋外で観察し、午後は採集してきた動植物の体のつくりについて画像なども使って詳しい解説を行った。
仁川の水生生物観察会
仁川(武庫川支流)において、兵庫県高校自然科学部の水生生物観察会講師として採集した水生生物の説明や川の生態系について解説した。仁川は阪神地区の住宅地にありながら、六甲山系からの清流が流れ込み、多様な生物が生息し、それぞれの種について詳しく説明することが出来た。