登録年度 | 2008年度 |
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氏名 | 有賀 祥夫 (アリガ ヨシオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 80代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、資源・エネルギー |
主な活動地域 | 福井県福井市 |
主な経歴 | コンサルティングエンジニアとして、主として浸水対策、河川環境の保全業務を行ってきた。環境活動では、流域の水循環を守る活動や河川環境の保全活動を主に行っている。再生可能エネルギーの分野では小水力発電の適地開発と普及活動を行っている。 |
特記事項 | 北陸新幹線の延伸を見据えて、地域資源を生かした滞在型の観光客を増やし、中山間地域の活性化につなげる活動も始めている。 |
活動の紹介
災害廃棄物の対策
能登半島地震などで課題となった災害廃棄物の対応について文献収集し、所属する福井県地球温暖化防止活動推進員(アースサポーター)福井会のメンバーに報告した。
能登半島地震の災害廃棄物の状況を把握するために、福井県で受け入れた最終処分場の見学にも参加した。
小水力利用の普及啓発活動
福井小水力利用推進協議会のメンバーとして県内の設置事例等を見学・学習し、各地域のまちづくり委員会を対象に普及・啓発活動を行っている。
春の竹林整備活動
足羽山市有地の森林において、竹林拡大を防止するため、春・秋の年二回の竹林整備活動に参加している。作業は、竹の伐採、運搬、チップ化等である。
福井市環境推進会議や里山を守る会の会員および各企業の社員達と共に活動し、年々里山らしくなってきていると感じられる。活動の内容は福井県地球温暖化防止活動推進員(アースサポーター)の福井会で逐次報告している。
上味見川現地踏査(流量調査地点)
令和3年度の小水力発電を導入する候補地(福井市上味見地区)に於ける「自然エネルギー学校」開催に引き続き、本年度は流量調査(11月~3月)を行うことになった。地区の人達と最適地点を選定した。さらに年間の流況を把握するために、近隣観測所との相関等を見る資料調査を行った。
また、中山間地域に小水力発電を導入した場合の電力利用法の一つとして、土石流見知システムの導入事例を予め検討した。
環境保全の普及・啓発イベント
環境月間(環境省)にワークショップを行った。このイベントではエコドライブシミュレーターの体験をしてもらい環境に優しい運転法を身につけて貰った。これとは別に各環境イベント時に、エコライフ診断、エコドライブ体験および牛乳パックのリサイクル啓発等のワークショップを行った。
2022年度活動実績等報告書提出済
2022年度活動実績等報告書提出済
2021年度活動実績等報告書提出済
2021年度活動実績等報告書提出済
足羽川跡地の調査研究
足羽川下流部には、河川改修前の昭和の初期頃までは、三日月状の湾曲河道が存在した。その形跡を時系列的に地形図と航空写真で確認した。その成果をまとめて配布した。歴史遺産の一つとして、将来の再生の為の資料としたい。
エコクッキング(台所~下水道~河川)
無駄の無いクッキングを実践して、その排水が下水道に送られ、河川に放流されるまでの行程を理解する。福井市は合流式下水道区域が含まれ、降雨時のポンプ所からの希釈汚水の放流が課題となっている。合流改善策が行われているが、家庭での排水の総量規制の大切さを認識してもらう。