登録年度 | 2008年度 |
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氏名 | 常國 文江 (ツネクニ フミエ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 環境教育、市民活動、町づくり、消費者教育、地球環境問題 |
主な活動地域 | 島根県益田市 |
主な経歴 | こどもエコクラブのサポーターをはじめ、毎週実施される小学校の読み語りの時間には一貫して、環境に関する絵本や紙芝居の語りを小道具やデーターを用いて行っている。また、環境学習会を企画&運営し、自ら講師を務めることも多い。これからを担う子どもたちと共にいろいろな角度からの環境教育を実践している。 |
特記事項 | 市の都市計画や行財政審議会、更には次世代支援協議会では環境や地球温暖化の視点から発言をしている。図書館協議会でも環境関連の書籍や活動に関する提案を継続的に行っている。 |
活動の紹介
SDGsとエコな暮らし
SDGsの目標の説明に絡めて、私たちの暮らしの中で実施しているSDGsの取り組みを再確認し、さらにこれからの日常でどのように行動すればSDGsの目標達成につながるかを考えた。いくつかの目標をピックアップして、例えばお買い物の詳細な物差しについても伝え、私たちの行動を未来に繋げられるような、会を挙げての取り組みにしていけるようお話しした。
2部では廃棄食器を再活用した多肉植物の寄せ植えを行い、1つの行動へとつなげた。
森と人とのつながり

日本の森の現状を伝えると共に児童の暮らす地域の森についても学んだ。その中で人々が享受している森の恵みについて大きく5つを詳しく説明。水から日々利用するエネルギーに至るまで生かされていることを再認識してもらった。
お話の後で恵の1つである木材で「マイ箸」を作成し、ゴミについて、プラスティックについて、循環型社会等々について、さらに理解を深めてもらった。
3R 循環型社会
持続可能な循環型社会とはどんなものなのか、自分たちの身の回りを再確認しつつ、自分たちにできる循環型社会構築の一歩について学ぶとともに、消費という日々の選択がこれからの社会や地球を変えていく投票になっていることに気づく話を具体例を挙げて行った。
講座ののちに体験活動を実施し、さらに体得を試みた。
〜SDGs学習会〜子どもたちのためにできること
SDGsおよびそれに付随する3−4種類の資料を準備し、SDGsについて一緒に学びました。地球温暖化、災害、ゴミ等々、様々なことが絡み合っている地球の問題をSDGsを目標に自分たちから少しずつでも解決できたらという取り組みの一環です。
食品ロスや充分な食事を摂れない子どもたちのためにも活動が広げていけるように、活用できそうな素晴らしい仕組みも紹介し今後の活動の一助になるような場にした。
環境に配慮した竹の利活用と製作活動
最近は手入れのされてない竹が水路や道路に出て社会問題になっています。昔は樽や桶を作るにも竹が使われ、生活の一部になっていましたがプラスティックで代用されるようになり、山の手入れも徐々にされなくなっていることに気づく機会にしました。竹製品に実際に触れて竹のことや森、自然のことを考える時間にしました。近くの山で実際に竹を採取し、カットし、穴を開けたり表面をきれいにしたりして棕梠の縄で下げられるような竹ポットを製作しました。竹でマイ箸を作ることに興味を持つ生徒もいました。ここから森を整備する、森の素材でものつくりをするする職人なんかが生まれるとうれしいですね
ゴミって何?
島根県内の高校生で組織するJRC(Junior Red Cross)の研修会に身近な環境について話の依頼を受けた。ZOOMの配信で「ゴミ」をテーマに生活の場面場面を振り返れるようSDGsやフェアトレードについても言及した。
小水力発電所を見に行こう!

高校3年生の環境の授業の要請を受け、違った2箇所の小水力発電所見学をコーディネートした。1箇所目は月間15万kwh発電する「すいでんくん」の取水口や発電施設、排水口を見学。2箇所目は地元の自治組織の方々がDIYで棚田近くに設置した毎時150〜200wもの。落差を利用して山からの水をホースで引き水車を回す仕組みのものを間近で見学できた。
地球が大変だ!〜みんなですてきな地球の未来をつくろう〜
小学校4年生で学ぶ3R(5R)を軸に地球温暖化や気候危機を知り、「土に還る」をキーワードに命をいただくことや食品ロス、自分たちが日常使っている文房具等、身近な物から地球を考える授業を行った。
SDGsや環境学習を盛り込んだ植林体験事業

水源確保の森林、再生可能エネルギーとしての森林および気候危機の視点からCO2の吸収源としての森林を学び行動へと移す植林体験活動
再生可能エネルギー教室
放課後児童クラブの夏休みの活動に伺いました。先ずはエネルギーについて考えてもらい、なくならないエネルギー「再生可能エネルギー」について理解を深めて貰う。実際に体感してもらえるように児童自身が団扇を使い風を起こし風力発電機のライトを点灯させたり、ソーラークッカーで太陽のエネルギーを使ってポップコーンを作ってみたり工夫しています。省エネにも触れ、今後の行動に繋がるよう、シールのプレゼントや手回しの鉛筆削りが地球が温かくなることを防ぐアクションになることも伝えています。
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
「地球と食べものの話」 地球がどういう状態かという話から、毎日の暮らし方、食べ物について参加者へ問いかけ をされた。私たちの地域では皆でぼかし堆肥を作り、生ごみを減らすことを実行しているの で、環境に配慮した生活をしていると改めて思った。 おからドーナツを参加者とともに作り、会食をしながら毎日の生活の見直しについて話し 合った。
地球がどういう状態かという話から、毎日の暮らし方、食べ物について参加者へ問いかけた。地域で生ごみを減らすことを実行しておられる団体で、環境に配慮した生活をしておられる方々にヒントを与えられる事例の紹介も。
おからドーナツを参加者とともに作り、会食をしながら毎日の生活の見直しについても話し合った。
地球は今・・・
地球温暖化について基礎知識+現状
同時上映した食品廃棄物に関わる現状も紹介、日常的に自分たちにも取り組めることのご提案
COOL CHOICEについても触れた。
「もったいないを学ぼう!」
1年を通して3Rの学んでいる生徒たちに対して、「もったいない」というキーワードで3Rをいろいろな側面から伝えた。どうして3Rの進めなければならないのかということから地球温暖化についても身近な事例を引用し伝えた。
「⼭のプロに聞いてみよう」
子どもたちが既に実施した川の活動が、山につながり、地球につながっていること。そのつながりは自分たちの生活にも大きく密着していること。地球全体の水の話のはじまり、すぐ側を流れている川の水を考え、大切な地球を守る行動は自分たちの住む地域を守ることにもなること等
「知っているようで知らない地球のこと」
現在の地球各地の現状や日本および自分たちの暮らす地域と地球温暖化について。地球温暖化のしくみや循環型社会や資源の有効活用が温暖化を食い止める手立てになること。これからの自分たちの行動に向けての気づきのヒント等
「地球にやさしい生き方」
学校における3R適正処理学習支援授業」に参加。中学生たちは産業廃棄物の処理・
活用する施設を見学し、3Rを促進するための取り組みを発表。その発表に対し助言および講演を行った。
「日本のエネルギー 身近なエネルギー」
日本のエネルギーについて学ぶ。更に地域にある自然エネルギーについて学ぶ。
身近なところでいろいろな自然エネルギーが活用されていることを知る。新しいエネルギーで豊かになると同時に、生活を見直す省エネや資源の有効活用を学び、今日から実践できる地球人になってもらえるよう結んだ。