登録年度 | 2008年度 |
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氏名 | 大野 喜子 (オオノ ヨシコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 環境教育、自然観察(植物、鳥、水生生物、昆虫、星空等)、市民活動、町づくり、消費者教育、地球環境問題、環境全般 |
主な活動地域 | 広島県呉市 |
主な経歴 | 長年、子供達が自然と触れ合う機会をつくってきた。環境市民団体の中で、脱温暖化推進員として、様々な機会で市民教育・啓発活動を実施している。また、長年の市議会議員としての経験を生かし「未来の子供達に何を残すか」を常に考えながら環境問題に対して市への関わりを続けている。 |
特記事項 | 広島県地球温暖化防止活動推進員、広島県環境保全アドバイザー、省エネルギー普及指導員、保育士、自治功労賞受賞 |
活動の紹介
「夏休みを楽しく ソーメン流しと子ども環境講座」
地域の夏休み中の子どもたちを集めてのソーメン流しと環境講座を実施しました。
始めに、子ども向けDVDで分かりやすく地球温暖化について学習をしました。その後、ソーメン流しで使う竹箸を作りました。
「資源を活かす 着物リメイク講座」
着なくなってしまった着物を廃棄することなく、日常着としてリメイクをする講座を実施しました。
リメイク講座を実施する前に、この講座を実施する目的の一つとして、環境への関心を持ってもらうために地球温暖化についてミニ講座を実施しました。
参加者 18名
「この古布が私の《お気に入り≫になる!~捨てればゴミ 使えば資源~
まず、SDGsとは何か、の学習をすることで、各自が時分のできることは何かを考えるきっかけにしました。
SDGsの取り組みは、各方向からの持続可能な取り組みがされていますが、今講座は、今はほとんど着なくなって廃棄されている着物を使って、日常使用する小物づくりを作成することで、資源を活かし、ごみを減らす取り組みにしました。
3時間 13名参加
スマホケース、ポーチ、巾着袋などそれぞれが愛着のある一品を作成することができました。
食品ロス研究会 「ジビエ・山野草を楽しむ」
SDGsへの理解を進める一環として、「食」を入り口にして「ジビエ・山野草」の基本学習をし、季節を味わいました。イノシシやシカの被害が増加している中、狩猟した動物を食材として如何に安全に美味しくいただくか、様々な料理に取り組みました。4時間 18名参加
また、山野草については、収穫する際のマナーや安全安心について、また、毒草などの見分け方などの注意点を講義しました。その後、その季節ならではの自然の恵みを味わえる料理をし、味わいました。
エコキッキング(エコノミ焼き)
夏休みに公民館での子ども教室でのクッキング講座を実施した。
それぞれの家庭の冷蔵庫に残っている食材を持ち寄ってのお好み焼きを作ってもらった。残り物を無駄なく生かしてごみにしないこと。材料の切り方や火加減でエネルギーを削減できること。後片付けの仕方で水をむだ遣いしないことなどを講座の過程の中で体験してもらうようにした。
楽しかった、美味しかったの声とともに、環境への関心が持てたとのことだった。
リメイク講座(着物を日常の中で使えるものにリフォーム)
着物を着る機会も少なくなっている。高価なものでもあり、譲り受けてもそのままになっていたり、廃棄するしかないとの声も多く聞く。
伝統的な文化や技術の詰まっている着物を、ごみにするのではなく、活かして使えるものにする講座を実施した。
日常に着れるブラウスやパンツ、帯からバッグやランチョンマットに、と講座を受ける過程で、技術だけでなく、日本の誇る和服文化を知ることにもつながったとの感想もいただきました。
着物からワイドパンツ 講座
現在は着物を着る機会がなくなり、廃棄されることも多くなっている。
そうした着物を一人一人に合ったパンツにリメイクした。
これまであまり洋裁をしたこともない人にも取り組みやすいように準備をし、10名の方が世界に一つのパンツを作った。
作成作業に入る前に3Rについて少しだけ話をし、資源を生かすことが環境保全の一助となることを伝えた。
野草を美味しく食べよう
野山で自然に触れながら野草を採取・調理し、安全な食べ物を美味しくいただくことを目的に5時間の講座を実施した。収穫後の田んぼで、事前に持続可能な自然の資源を守るためのモラルやルール、安全に収穫するための注意事項、毒草などの野草の実物を見せての講座を実施した。
調理に際しては安全かどうか再チェックし、野草カレー、かき揚げ、デザートなど作った。見慣れた野草で子どもと一緒にでき、楽しかった、コロナ禍の中で久々にのびのびと癒された時間だったとの感想があった。
自然体験に レッツ チャレンジ
幼稚園年少から年長さん23人と先生5人と「しょくぶつ スタンプラリー」を手に林道を、どこにあるか、どんなものなのか探しながら山頂目指して懸命に歩きました。30分余りの傾斜のある山道でしたが、途中虫を見つけたりしながら全員元気にたどり着きました。山頂では「グミの摘み取り・ジャムづくり」「火おこし体験」でたき火をし、ウインナーを焼いたり、自分たちで作ったジャムをパンにつけて食べたりしました。自然の中でしかできない体験を通して子どもたちは自信をつけ、笑顔いっぱいの一日を過ごせましたとのことでした。
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済