登録年度 | 2008年度 |
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氏名 | 蔵本 成洋 (クラモト セイヨウ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、大気、地球温暖化 |
主な活動地域 | 広島県福山市 |
主な経歴 | 地方公務員として長年環境行政に携わってきました。こうした経験を生かし現在でも講演活動や子どもたちに環境について教えています。また、「芦田川環境マネジメントセンター」の運営に携わり水質に関するボランティア活動を行っています。 |
特記事項 | 所属しているボランティア活動団体、「芦田川環境マネジメントセンター」,「スイゲンゼニタナゴを守る市民の会」 |
活動の紹介
水辺の学び舎
水辺の学び舎は、一級河川の芦田川及び支流の出口川においてスタッフが中心となり川に入り魚とりや水生生物、水質調査を子供や保護者と一緒に調査し、捕まえた魚の特徴や、調査の結果をイラストなどで表にまとめ「芦田川さかなマップ」の作成を行い前年度との比較等を行い川の現状について学んだ。また、現地の河川における「ごみ」の調査なども体験した。
スイゲンゼニタナゴの保全
スイゲンゼニタナゴを守る市民の会等が中心となり、「スイゲンゼニタナゴの保全」と題しシンポジウムを開催した。福山市内に於けるスイゲンの現状や保護対策などを発表し意見交換を行った。
また、他の地域における現状や氷見市の「イタセンパラ」の実践なども発表され意見交換した。
広島県の生物多様性と希少種の状況
スイゲンゼニタナゴを守る市民の会等が中心となり、環境省中国四国地方環境事務所の協力も得て「地域の生物多様性に関するシンポジウム」を開催し、多くの専門家により広島県の貴重な生物の現状についての発表と意見交換を行った。
多くの専門家や市民、学生などの参加を得て大変盛況であった。
水質浄化チャレンジ月間
芦田川の水質浄化に取り組む「河川浄化チャレンジ月間」は、2007年度からスタートしており瀬戸川・高屋川流域を中心に、芦田川流域全化を体に家庭で出来る5項目の水質浄化の取り組みを1か月間実践することを呼びかけました。
流域の学区や小学校にはチラシやアンケートの配布・回収に協力をお願いした。
水辺の学び舎
水辺の学び舎では、一級河川芦田川及び支流の出口川においてスタッフが中心となり水生生物や魚調べ、水質調査などを子供や保護者と一諸に調査し、子どもたちの川での様子や、捕まえた魚の特徴、調査の感想などをもとに事務局でイラストや紹介文書などの調整を行い「芦田川さかなマップ」の作成を行いました。
また、現地での河川における「ごみ」の調査なども行いました。
水質浄化チャレンジ月間
芦田川の水質改善に向け、11月を水質浄化チャレンジ月間として流域の町内会や小学校・中学校の家庭に、家で取組める5つの項目を1か月間実施し、取組み状況をアンケートで回収し、その結果を集計してマスコミやホームページで公表しています。
スイゲンゼニタナゴを守る市民の会
芦田川水系に生息する絶滅危惧種である「スイゲンゼニタナゴ」の保護増殖に向けた市民の会において、専門家や行政関係者、市民との意見交換や生息状況の定期的な観察や近隣住民による監視活動に取組んでいます。
また、行政による人工池における自然繁殖の成功の報告もあり大きな成果と受け止めています。
川の健康診断
備後地方の1級河川「芦田川」を中心に17か所において毎年水質測定を行い、全国調査の一環として報告しています。
今年度も新型コロナの影響で公募できず、スタッフのみで実施した。水質については少しづつ改善が見受けられ、測定結果についてはホームページに掲載するなどして公表している。
芦田川環境マネジメントセンター
「芦田川環境マネジメントセンター」の運営委員として携わり「川の健康診断」や「水辺の学び舎」、「河川浄化チャレンジ月間」などの事業を実施し、1級河川の水質浄化に努めたが、新型コロナの影響で市民参加ができなかった。なお、小学校や町内会と連携し家庭でできる河川浄化運動を展開した。
2020年度活動実績報告提出済
2020年度活動実績報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済