登録年度 | 2008年度 |
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氏名 | 森田 祐介 (モリタ ユウスケ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 大分県大分市 |
主な経歴 | 『大分県レッドデータブック(哺乳類・爬虫類・両生類)』の見直しに携わるほか、『宇佐市オオサンショウウオ保護管理委員会委員』『大分県環境教育アドバイザー』『自然公園指導員』『大分県希少野生動植物保護推進員』として、地域の自然環境に関わっています。 |
特記事項 | 地域の自然環境、特に小動物(両生類、爬虫類、哺乳類)の生息状況を調べています。 日本爬虫両棲類学会、九州両生爬虫類研究会、熊本野生生物研究会、大分生物談話会、NPO法人おおいた生物多様性保全センター、NPO法人大分県環境カウンセラー協会などに所属しています。 |
活動の紹介
別府市で確認されたクリハラリス
大分県別府市で確認された特定外来生物クリハラリスについて、現状や対策の状況についての発表を行いました。
上野の森の哺乳類ー駅裏の森に野生動物はいるのか?ー
大分駅のすぐ近くの「上野の森」に暮らす哺乳類について話をしました。
人の暮らしの、意外なほど近くにタヌキなどの野生動物が暮らしていること、大分市内に暮らす野生動物の最近の動向などについて話をしました。
大分県の生物から環境を考える
大分県の自然環境の特徴や生物、生物多様性がなぜ大切なのか等について講義をしました。
生物多様性についての講演
生物多様性についての講演を行った。
とてもよく聞くキーワード「生物多様性」とは何か。3つの多様性や生物多様性の成り立ち、めぐみ、現状、減少したらどうなるのか、生物多様性国家戦略などについて話をした。
「毒をもつ身近ないきもの」に関する講演
毒をもつ身近ないきものについて、実物の観察を交えながら、その進化や生態、刺された(咬まれた)時の対処法、毒の利用や文化などの話をしました。
写真はオオスズメバチの毒針
大分にすむ両生類・爬虫類
九重青少年の家にて、大分にすむ両生類・爬虫類に関する講演を行いました。(2日間に分けて実施)
とても身近な存在なのに、嫌われることもある「両生類・爬虫類」の生態、外来生物問題、最近見直されたサンショウウオの分類、身近なカエルの見分け方などについて、スライドのほか実物の観察なども織り交ぜながら、講義をしました。
大分県の哺乳類
大分県日田市の環境NPO関係者を対象に、大分県の野生哺乳類に関する講演を行いました。大分に生息する哺乳類の紹介やそのくらし、フィールドサインの観察などについて、スライドを用いて講義をしました。
高島の自然 シンポジウム
高島の自然環境の保全(特に外来生物対策)に関するシンポジウムにおいて「国立公園 高島の魅力」という題で講演を行いました。
大分市の代表的な島である高島の魅力や歴史、島ならではの生物・生態系とその重要性について紹介しました。
森林学習指導者スキルアップセミナー
標記の研修において、野生哺乳類の生態に関する講義を行いました。
くじゅうに住む哺乳類やその特徴、フィールドサインを見分けるポイントについての話をしました。
くじゅう 子どもパークレンジャー
『水と命のつながり』をテーマに講演を行いました。前日に水辺の生き物の観察を行っており、水辺で見つけた生き物と森林に暮らす生き物のつながり、大野川水系に住む生きものの上流域から河口までの変遷、私たちのくらしと水の関係についての話をしました。
岳切渓谷での観察会
オオサンショウウオの生息地がある宇佐市院内の小学生を対象に自然観察会を行いました。『両生類のくらし』をテーマに、その生態やくらしの説明、生体の観察(捕食の様子など)を行いました。また、生き物探しビンゴを用いて、両生類がくらす環境の学習を行いました。
沢水キャンプ場 くじゅう子どもパークレンジャー
小学生を対象に九重の生きものについての講演を行いました。
前日に草原でのハイクを行っており、これに関連して、「草原とヒトとのつながり・動植物のつながり・動植物とヒトとのつながり」についての話をしました。
生物多様性ぶんごおおの戦略の策定
大分県豊後大野市の生物多様性地域戦略の策定委員会委員として携わりました。検討は平成26年度から平成28年度まで行われ、平成29年3月に策定、同年6月に小冊子が発行されました。
くじゅう 子どもパークレンジャー
竹田市内に住む小学生を主な対象に、アニマルトレッキングの引率と、くじゅう地域に住む哺乳類の講義を行いました。
http://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/area/kyushu-okinawa-area/aso.html
モニタリングサイト1000里地調査発表会
モニタリングサイト1000の里地調査発表会において、哺乳類の調査結果に関する発表を行いました。調査手法や確認される種のほか、過去8年分の調査結果から、タヌキなどの哺乳類が出現する時間帯を種ごとにまとめ、野生動物の生活について発表しました。
第5回大分自然環境研究発表会の開催
大分県内には自然環境の調査研究や保全活動を行う個 人や団体が数多くあります。そのような個人・団体の交流・連携・発展を目的として、団体の枠にとらわれない合同の“研究・活動”の発表会を企画・開催しました。
第5回大会では、13題の研究発表、10団体の活動紹介が行われました。
(※大分自然博物推進委員会として実施)