登録年度 | 2009年度 |
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氏名 | 佐々木 憲一 (ササキ ケンイチ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 環境マネジメント・監査、廃棄物、リサイクル、エネルギー |
主な活動地域 | 群馬県伊勢崎市 |
主な経歴 | 子会社を含むメーカーのグループ内環境経営システムの構築・支援、教育、監査、情報提供、個別支援、グループ会議の主管、グループ環境計画、省エネ推進、ゼロミッション推進、製品環境改善、環境パフォーマンス向上、環境問題対策等。退職後、エコアクション21活動、省エネ診断、個別指導。 |
特記事項 | 公害防止管理者(大気1種、水質3種)、ISO14001審査員補、エネルギー管理士、エコアクション21審査人、群馬県環境GS推進員 |
活動の紹介
省エネルギー診断
外部団体からの依頼による省エネ診断(工場関係6件)の実施
・目的:中小企業及び大規模工場の省エネ診断を行い、省エネ改善を支援する。
・実施内容:空調室外機のフィン清掃、窓断熱、圧縮エア圧力低減/エア漏れ低減、ポンプのインバータ化、外調機制御改善等の省エネ改善提案を行ない、提案内容の理解を得るべくその説明を行う。
・実施後の評価:省エネ活動の気づきを提供できている。
環境マネージメント認証登録審査
エコアクション21審査を13件実施した。
製造業9社、産業廃棄物業3社、販売サービス業1社。
・目的:中小企業における環境マネージメント活動の維持、改善の支援。
・実施時間:年間 36日程度。
・実施内容:環境マネージメント活動の維持、継続のため、環境負荷の把握、環境目的に基づく活動の実施、年間実績の把握と評価、環境レポート作成、法令順守等の確認と実施の支援。
・実施後の評価:中小企業は人手不足の仲、環境マネージメントの運用に支障を来しているところが多く、支援の効果が持続しない。
省エネルギー診断
・一般財団法人省エネルギーセンターから委託
工場7件、ホテル1件
・地域プラットフォームから委託:
工場6件、ホテル2件、日帰り温泉1件
・提案内容:空調室外機のフィン清掃、照明のLED化、窓断熱/蒸気配管断熱、ドレン廃熱回収、エアコンプレッサの吐出圧低減/エア漏れ低減、等である。円安からエネルギー費が高騰し、省エネルギーに目が向き省エネ診断件数が大幅に増加したと思われる。専門的視点からエネルギー使用上の無駄を見出し、事業者に提案していきたい。
環境マネージメント認証登録審査
エコアクション21審査を19件実施した。
製造業13社、産業廃棄物業4社、販売サービス業2社。
中小企業を対象とするエコアクション21環境マネージメントシステムの認証登録事業者数は減少傾向にある。中小企業は高齢化、人手不足等厳しい環境に置かれ、認証登録を継続の難しさがある。このような状況のなか、少しでも認証登録事業者数の維持向上に向け、また事業者の社会的責任の達成と経営上の利益にも貢献する審査を心掛けている。
省エネルギー診断
省エネ診断
地域プラットフォーム事業(富山、新潟のプラットフォーマーからの依頼)で7件及び(一財)省エネルギーセンターから依頼で1件の省エネ診断を行い、診断報告書を作成し、各報告書について、受診事業者に説明を行う。省エネ提案を事業者に説明し実施していただくことにより、事業者における経費節減に協力できるよう努めている。
エコアクション21認証登録、更新、中間審査の実施
エコアクション21審査を17件実施した。
製造業10社、産業廃棄物業4社、販売サービス業3社
中小企業を対象とするエコアクション21(EA21)環境マネージメントシステムは認証登録件数が減少傾向にある。個々の企業においては、従業員の不足と、各人は仕事がある中で、EA21の運用維持の工数がなく、認証登録を継続していくことが大変であり、そのため認証件数が減少傾向にある。認証登録を継続してもらい、会社の利益に貢献するため、審査を通じて、負担を掛けないよう支援をしながら審査を行っている。
省エネルギー診断
行政の省エネ診断事業への協力:
・地域プラットフォーム事業で3件。
・環境省ポテンシャル診断1件
・群馬県環境GS省エネ診断1件
エコアクション21認証登録、更新、中間審査の実施
エコアクション21の認証に係る審査を21件行った。認証登録者数が全国的に減少している(8000件→7500件)。環境マネージメントシステムの価値が認められているのかが課題である。事業者の経営に貢献する審査、アドバイスを行う必要がある。そのための審査を心掛けている。また、今年度はコロナの影響で実施できなかったが、新規認証登録事業者を増やすための環境省の補助事業いわゆるエコクリップへの協力を今後も行っていきたい。