登録年度 | 2009年度 |
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氏名 | 大串 徹太郎 (オオグシ テツタロウ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、大気、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 東京都練馬区 |
主な経歴 | 鉄鋼メーカーで公害防止(水質、大気)、研究開発等を担当。その後ISO14001に基づく環境マネジメントシステム事務局を担当し、平成19年度 板橋区環境保全賞環境保全管理者部門受賞。平成23-27年度 目白大学社会学部非常勤講師(環境マネジメント入門担当)。 |
特記事項 | ・環境経営学会会員 ・東京大学工学博士 ・CEAR環境審査員補 ・環境計量士 公害防止管理者(水質1種、大気1種、東京都1種) |
活動の紹介
環境配慮が企業の中核的経営課題となる文脈に関する検討
人類が存続し持続的に発展するためには文明の土台である産業が変わらなければならず、産業の担い手である多様な企業には地球環境を保全・改善しつつ、長期的に衣食住を満たす価値を生む力を得て、文明の持続的な発展に貢献することが期待されている。そこで、環境配慮が企業の経営における中枢的課題に内部化する文脈について、社会、消費者、行政からの働きかけ、経済的誘因、企業の社会的責任の自覚、国際統合報告評議会(IIRC)が提唱する統合思考等に着目して検討しており、環境社会学会への投稿を準備している。
2030アジェンダに関する多面的検討
2030アジェンダの根底にある価値観に関する検討、経済・社会・環境の調和に関する検討等を行い、論文を作成し、環境関連学会に投稿することを目指している。なお、日本環境教育学会に提出した論文(国連ミレニアム宣言およびMDGsから2030アジェンダへの移行:30巻1号,p.51-p.55)が「文部科学省著作教科書・令和五年度森林経営・実教出版」に引用され、令和5年2月25日に発行されることとなった。
「国連ミレニアム宣言およびMDGsから2030アジェンダへの移行に関する検討」の教科書への掲載許諾
2030アジェンダに関する理解を深めるために「国連ミレニアム宣言およびMDGsから2030アジェンダへの移行」というタイトルで、活動主体の拡大、実施方法の改善、環境目標の拡大・緻密化、経済の捉え方、教育への取り組みについて検討し、日本環境教育学会に投稿し、環境教育,30巻1号,p.51-p.55に掲載された。今回、同論文が文部科学省著作教科書「令和5年版・森林経営」に引用されることとなり、記載内容の正確性・妥当性等を再確認し掲載を許諾した。
国連ミレニアム宣言およびMDGsから2030アジェンダへの移行に関する検討
ESD(持続可能な開発のための教育)担当者が2030アジェンダに関する理解を深めることを期待して、「国連ミレニアム宣言およびMDGsから2030アジェンダへの移行」に関して活動主体の拡大、実施方法の改善、環境目標の拡大・緻密化、経済の捉え方、教育への取り組みについて検討し、その結果を日本環境教育学会に投稿し『環境教育』,30巻,1号,p.51ーp.55,2020年8月に掲載された。