下村邦夫 | 環境カウンセラー

登録年度	2009年度
氏名	下村邦夫 (シモムラクニオ)
部門	事業者
性別	男
年代	70代
専門分野	環境マネジメント・監査、エネルギー、クリーンテクノロジー、地球環境問題
主な活動地域	高知県
主な経歴	入社以来30年間省エネルギー設備の企画、調査、設計、施工に従事して参りました。この間、全国の病院や社会福祉施設を中心に約250施設の設計施工を担当いたしました。特に新エネルギーである太陽熱利用設備は集熱器の設置面積約4万5千平米は日本で最多面積となっています。
特記事項	これまでの(社)ソーラーシステム振興協会主催のセミナーで講師を務めると共に本年度はNEDO委託の業務用太陽熱利用しシステムガイドライン作成委員会の委員に就任

活動の紹介

香川県設備設計事務所協会主催の研修会で既存建築物のZEB化についての講師を依頼され、設計事務所、メーカー代理店、地方公共団体等の関係者を対象にこれまでの実績を通じて得た知見や改修のポイントについて発表した。

全国大手サブコンの設備設計部門、営業部門の人達へのZEBの勉強会の講師を依頼され、これまでの経験や実績を通じて得た知見を発表した。

鹿児島県庁の環境行政部署から依頼を受けた鹿児島市内の業務提携設計事務所から相談され、勉強会の講師をすることとなった。行政側の担当部署の人達にとってZEBの基本的な事項を含め、推進方法等について積極的な質疑応答や意見交換を実施。

公益社団法人ロングライフビル推進協会発行の「BELCA]NEWS 2022年7月号の特集で「既存ビルのZEB化に向けて」の特集での「既存大規模宿泊施設におけるZEB化」のタイトルでの原稿依頼があり、高知市内の老舗専門旅館城西館（延べ床面積11,944㎡）のZEB改修事例を紹介し対応した。

2022年5月1日熊本県庁の省エネ担当部署の依頼をうけ「ネット・ゼロ・エネルギービル（ZEB）に係る勉強会」の講師を担当。地方自治体におけるZEB推進や普及について幅広い質疑応答をつうじて省エネ・省CO2の普及啓蒙に貢献できた。

高知県田野町が実施する幼保連携型こども園(給食センター併設)の高台移設にあたり設計事務所と協力し環境省のレジリエンス強化型ZEB実証事業へ応募し採択された。一次エネルギー削減率77.3パーセントをめざしている。

高知県高知市の延床面積14,619平方メートルの大病院で旧館部分の設備改修計画の相談をうけた。改修しない新館部分を含めて一次エネルギー削減率37.3パーセントのZEB Orientedを達成し経済産業省の既存建築物ZEB改修事業に応募し採択された。

徳島県徳島市の築22年を経過した身障者福祉施設で光熱費や修繕費等の保守費が高騰し改修計画の相談をうけた。現地調査後経済産業省の既存建築物ZEB改修事業が最適と判断し応募採択された。一次エネルギー削減率51.5パーセントの予定。

高知県田野町の国土強靱化計画に沿った総合防災拠点施設で災害時における防災機能とZEB機能を兼ね備え環境省のレジリエンス強化型ZEB実証に応募し採択された。一次エネルギーを84.9パーセントを目指す。

一般財団法人海外産業人材育成協会の依頼を受けて、経済産業省のASEAN(東南アジア諸国連合)地域における国際貢献事業の「技術協力活用型・新興国市場開拓事業のZEB概念普及促進案件(専門家派遣)ENESE」において講師を担当。2020年12月7日:ベトナム、2021年2月2日:インドネシア

一般財団法人省エネルギーセンター国際ビジネス協力センターの依頼を受けて、中国における「日中省エネ協力オンラインセミナー」において「ZEB化適用手法と病院における実施」のテーマで講師を担当。

高知県大豊町に新築される教育複合施設の設計にあたり、担当設計事務所と協力してZEBを達成し、2020年度よりスタートした環境省の「レジリエンス強化型ZEB事業」に応募し採択された。

高知県四万十町に新築される保育園の設計にあたり、担当設計事務所と協力して、四万十町の国土強靭化計画の一環として環境省の「地域の防災・減災と低炭素を同時に実現する自立・分散型エネルギー設備等導入促進事業」に応募し採択された。

四国経済産業省の省エネ優良事例としてZEBプランナーを担当した「ホテル古湧園遥(HARUKA)」が選抜されると共に業界専門誌やホームページ等で紹介された。