登録年度 | 2009年度 |
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氏名 | 竹森 知代子 (タケモリ チヨコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 兵庫県神戸市 |
主な経歴 | 生活者の視点で「食」「水」「ゴミ」「地球温暖化」などをテーマに環境問題とくらしのワークショップ(参加体験型学習会)を実施。コープこうべにおいて、環境学習ボランティアの養成、育成、研修に携わり、環境関連のイベント企画、冊子編集や学習会ツール作成など活動推進の支援を行っている。2012年から イオン チアーズクラブサミット 近畿地区大会審査員。2014年から 環境教育ラボ スマイル☆アースを立ち上げ、大学にて環境学習会を展開 |
特記事項 | 著書:「おいしいはせいかつのだいじブック」「くらしと水の話」「環境活動やってみて!!」コープこうべ発行、資格:ひょうご環境創造協会 環境学習サポーター |
活動の紹介
「コウノトリはいなくなった!そしてよみがえった!~生物多様性を考えよう~」
豊岡でのコウノトリ再生の物語をお話し、「生き物つながりゲーム」で命の輪を実感した後、生態系のトップである人間の活動がこの命の輪を断っている現状も実感。小講義で生態系の大切さと生物多様性について理解を深めました。生物多様性を守るためにわたし達には何ができるのかくらしの場面で具体的な行動を個人で考え、最後にみんなで話し合いました。
チラシから食生活の現状を読み解こう!~めざせ!エシカルな消費者~
新聞折込のスーパーマーケットのチラシから、肉・魚・野菜・飲料・お菓子・調味料…いろいろな商品がどこでどのように生産され、店ではどんな売られ方をしていて,どんな包装をされているのかをワークシートに書き込んでいき、食生活の現状を分析します。そこから見えてくる環境負荷や生産地の貧困の問題などを読み解き、エシカルの意味を知ります。エシカルな消費者とはどのような消費者行動になるのか、みんなで考えます。
ごみ救出大作戦~ゴミも分ければ宝物~
まずは自分の捨てたごみを書き出し、ゴミ箱に見立てた机の上に素材別に分類。素材別に分けることで、すぐに燃やしてしまうのではなく、また生まれかわり新しい製品(宝物)になることを確認し、リサイクルの大切さを学びます。そのあと、リサイクル以外にも救出できるごみを次々とみんなのアイデアで救出していき、ゴミを減らす3Rの行動に自然と結び付けていきます。ごみが引き起こしている問題を整理し、できるだけごみを出さないくらし方を考えます。
エネルギーを上手に使うテクニック
エネルギー問題を地球温暖化の文脈で整理して講義。私たちのくらしから出るCO2の排出量の多さに気づいていただき、削減方法を提示。リフォーム、家電買い替え、省エネ行動がそれぞれどれぐらいのCO2が削減できるのか、またどれぐらいの節約になるのかを提示して、効果とお得感(金額)を見える化。わが家に合ったエネルギーの使い方を考え、取り組んでいただく学習会を実施。
食品ロスをなくそう~もったいない新聞づくり~
昨日の夕飯、今日の朝ごはんから自分の食品ロスの現状を把握。食品ロスのいろいろな資料を使って食品ロスの現状を知り、どうしたら食品ロスを減らすことができるのか…
一人ひとり考えながら「もったいない新聞」を仕上げます。家に持ち帰り、家族で感がるきっかけを提供した。
守ろう!海の環境~スライムを作ってプラスチックを知ろう~
まずは教室の中のプラスチックを探し、くらしの中にたくさんのプラスチックがあることを実感。その後洗濯のりからスライムを作ってプラスチックの性質を理解。今このプラスチックが海の環境を悪くしていることを話して、私たち一人ひとりがプラスチックを減らにはどうくらしたらよいかを考えるワークショップを開催しました。
環境すごろくをつくろう!
地球温暖化の現状や節電のアイデア、CO2削減に向けて私たちにできることなどを話し合い、これ!と思うものをピックアップしてすごろくを作成していきます。温暖化の影響によって洪水が起こるマスに止まると1回休み、節電行動のマスでは1コマ進など、ストーリー性とゲーム性を考えながら、ゲームとして成りたつようにオリジナルすごろくを作成した。
脱プラスチック社会へ~蜜ろうラップをつくろう~
プラスチック問題が深刻になり、新素材の開発が進んではいるが、まだまだ開発には時間がかかる現状を伝え、3Rでプラスチックをできるだけ減らす行動を考えていただいた。中でもよく使用するラップの削減方法として、蜜ろうラップを紹介し、実際に作成してラップの代わりに使用していただく学習会を実施。
地球温暖化すごろく作り
地球温暖化が進む中、私たちは日々の暮らしの中で温暖化に「適応するくらし方」と温暖化を少しでも緩和させるための「緩和策」の二つを考えておくことが必要になってきました。地球温暖化のメカニズムやリスクなどをお話したうえで、参加者それぞれに適応策と緩和策を考えていただき、後半はその対策を反映したオリジナルすごろくを作りを行いました。
SDGsはじめの一歩
コロナ禍で会場に集まることができない中、兵庫県の小学校PTA連合の依頼で オンライン研修会を行いました。環境教育ラボ スマイル☆アースで作成したオリジナルカードゲームを使いながら、いまなぜSDGs17の目標が必要なのか、17の目標とは何かなど体験していただきました。
消費力アップセミナー「家庭から食品ロスをなくそう」
食品ロスをしたことがある?それはどんなもの?どんな場面?どんな時?参加者自身の食品ロスの実態を明らかにしながら、なぜこんなに食べ物が捨てられるのか?と原因を追究し、食品ロスをなくすためにできることは何なのかをみんなで考えていくワークショップを行いました。
商品からSDGsを学ぼう
バナナの生産から消費まで。そこにかかわる人や地域にどんな問題が生じているのかを考えるワークショップを行いました。参加した子どもたち一人ひとりに農家のおじさん、働く子ども、農場の社長さんなど役割を決めて演じてもらい、ロールプレイ形式でバナナにかかわる問題を洗い出しました。バナナだけでもたくさんの問題があることに気づき、解決策としてSDGsの17項目が関わっていることを実感。最後は、私たちにはどんなことができるのかをみんなで考え、SDGsへの意識を高めました。
食品ロスをなくそう!~もったいない新聞づくり~
小学生を対象に、自分の食べ残しの実態を調査し、なぜ食べ残しをしたのか、原因を追究。そこから課題を導き出して食品ロスをなくすために自分にできること、家族みんなで取り組むことを考えました。グループで共有して、1枚の壁新聞を仕上げました。
SDGsってなに?
オリジナルのカードゲームを使って、SDGsとは何か、私たちのくらしとどうかかわっているのかを知る学習会。17の目標カードに書かれたマークを探しながら、世界や日本で今何が起こっているのかを知り、SDGsの必然性を伝えた。
異常気象と地球温暖化を知ろう!考えよう!
頻繁に起こる異常気象と地球温暖化のかかわりについての学習会。異常気象から身を守る適応策(防災の備え)と、年々深刻になる地球温暖化の緩和策を考えていただいた。
脱プラスチック社会へ~今すぐできる小さな改革~
私たちのくらしに欠かせなくなったプラスチック。プラスチックの性質を知り、プラスチックごみが引き起こしている環境問題を理解していただき、脱プラスチックのライフスタイルを考えるワークショップを実施した。プラスチックのない時代を参考にしたり、プラスチックに代わる新素材にも触れ、プラスチックに頼らないくらしを一人ひとりが考えた。
食品ロスをなくそう!~もったいない新聞づくり~
三田市放課後子ども教室にて、食品ロスの学習会を行った。食品ロスの現状と食品ロスが引き起こしている社会の問題を話し、参加した子どもたちには、自分がどんな時どんな食べ物を残しているのか(現状把握)、なぜ食べ物を残したのか(原因の追究)、どうしたら食べものを残さずにすむのか(解決策)を考え、「もったいない新聞」としてまとめて家に持ち帰り、家族で食品ロスについて考えてもらうきっかけを作った。