登録年度 | 2010年度 |
---|---|
氏名 | 松原 徹郎 (マツバラ テツロウ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、産業 |
主な活動地域 | 岡山県美作市 |
主な経歴 | 私はこれまで約18年間コンサルタントに勤務し、自然環境調査、生態系保全等の業務に従事してきました。専門分野は植物、植生で、現在は岡山県美作市上山という中山間地に居住し、棚田をはじめとする里山再生と薬草資源・マツタケ山再生・生物多様性の向上による価値向上に日々取り組んでいます。 |
特記事項 | 県内外を問わず、様々な方々と連携し、これからも自然資源と里山の利活用について活動を推進してまいります。 |
活動の紹介
岡山医療連携推進協議会での講義
昨年に引き続き、岡山大学病院をはじめとする複数の岡山医療連携推進協議会の定例講演会として、里山と薬草その可能性についてオンラインでの講義を行った。
津山市野草講義
津山市内の地区内里山整備を行っている自治会団体からの要望で、整備区域の植物薬用資源を調査し、識別方法や加工方法などについて30人を対象に講義を行った
岡山医療連携推進協議会での講義
岡山大学病院をはじめとする複数の岡山医療連携推進協議会の定例講演会として、里山と薬草その可能性についてオンラインでの講義を行った。
草刈シンポジウム(刈る草・刈らない草)
明治国際医療大学から依頼され、安全・安心な草刈りを通じた地域と学生の協働まちづくりプロジェクトの一環として健康維持と「草刈り」という中山間化地域の日常労働との関係、草刈りによる薬草という資源の管理方法について講演を行った。
日本緑化センター雑誌への投稿
日本緑化センターの機関紙、GREE AGEにおいて、「⾥の恵み"薬草"を⼼⾝の健康に活かす ~棚田再生と薬草~」「里の恵み"竹・笹"を利用する ~棚田再生と筆軸~」という表題で投稿を行った。
三重県明和町 薬草講義
一般社団法人 明和観光公社の依頼で地元の薬草資源活用について講義とコンサルティングを行った。
企業社員食堂における薬草メニューの提案
岡山県内の企業に依頼を受け、社員食堂における薬草材料の提供とメニュー企画などを協議した。
広域自治体区域における薬草資源探査・利活用計画策定
岡山県北部自治体の産業振興の一環として、標記の計画提案を行った。広大な山林や耕作地、原野を包括する自治体であり、多数の自生薬草資源と必要なものについては栽培の指針、そして市町村主体のガイドライン策定によって健康増進と医療費削減を標榜するものを想定・作成し立案した
地域おこし協力隊の育成
薬草資源の採集・栽培・利活用について地元の地域おこし協力隊に指導を行った。一年間の指導により、主な薬草資源についての分類判別をはじめ様々なスキルについて習得を補助した
K市薬草資源調査
K市全域において植物相現地調査を行い、補足文献資料データとともに薬草資源のリストアップを行った。
確認された薬草資源について、自治体内部の産業と福利厚生のための利活用法について企画提案した。
薬草分類講座
棚田と里山再生を進めている岡山県美作市上山地区(筆者の居住区)において、野草観察とその効能解説、採集と調理を加味したエコツアーを開催した。
この後、同様ツアーを計4回実施。適度な人為圧と利用により、生態系とサービスの維持が保たれることを啓発した。
統合医療学会 広島県支部における講演
上記学会において、上山地区における薬草の採集、栽培、住民の利用状況と健康への寄与具合について、実績ベースによる講演を行った。
K市における薬草資源調査
K市全域において植物相現地調査を行い、補足文献資料データとともに薬草資源のリストアップを行った。確認された薬草資源について、自治体内部の産業と福利厚生のための利活用法について企画提案した。
里山における薬草講座
棚田と里山再生を進めている岡山県美作市上山地区(筆者の居住区)において、野草観察とその効能解説、採集と調理を加味したエコツアーを開催した。この後、同様ツアーを計4回実施。適度な人為圧と利用により、生態系とサービスの維持が保たれることを啓発した。
専門学校生に対する植生現地講義
専門学校生約30人に対して植生管理(特に草刈り)の重要性と生物多様性のかかわりについて現地講義を行った
企業敷地における植生・植物相調査と管理に対する助言
美作市内に存在する企業敷地の里山に対して調査を行い、今後のCSR活動に資する要素とその方向性についてレポートにまとめ助言を行った。
岡山県美作市上山における薬草観察と試食イベント
棚田再生と里山利活用が進む上山地区において、主に都会からの市民、地元住民に対して野草観察と薬効について解説を行い、試食を行った
加えて生物多様性と里山の生態系の実情についても普及啓発を行った
ローカルサミットおかやま 分科会での講演
流域・命を支える 「風土・思想と環境・エネルギー・経済・金融」 において、環境や地域振興で活躍する全国の方の前で、美作市上山における棚田再生、地域振興活動全般について事例紹介を行った。
「健康・癒し」をテーマとした 「野草・薬草」のツアー企画と実施
岡山県久米南町において、健康」と「癒し」をテーマとして、地域が保有する財産との接点を見出し交流事業へ進展させるために構築した「薬草、野草を活用した農村体験プログラム」を実施した。
吉賀町域 薬用作物等生産振興事業 植物資源探索業務
薬草生産振興事業のため、吉賀町域内を現地調査し、当地に適した種の把握と生産品目選定に向けての資料を作成した。既存資料および現地調査で記載もしくは確認された植物種は896種であり、薬効の知られている植物種は289種を数えた。
山口県柳井市日詰における薬草講座講師
「薬草料理の会」と題し、荒廃里山を再生しているSeeds・柳井ふれあい森の会の活動の一環として、里山に自生する植物とその薬効や食べ方について解説し、実際に試食を行った。数十名の参加者を数えた。