環境カウンセラー / 詳細

これまでに「鷹取山の自然観察ガイド」として春夏編、秋冬編を発行してきたが、今回は鷹取山自然観察ガイド（樹木編）を発行した。ここでは、約200種の樹木があり、その特徴を紹介している。自然観察会に使うなど必要な方に有償配布している。

地元自治会から自然観察の要望があり、横須賀市環境教育指導者等派遣事業として実施した。参加者は20名で自然観察ガイドブック及びリーフレットを配布して説明したのでわかりやすかったと思う。

2011年から毎月1回、自然観察会を企画し運営している。参加者は毎回15～20人程である。広報としてはHPやチラシなどにより行っている。

環境省が主催するモニタリングサイト1000里地調査のサイト登録し、植物相、蝶類、鳥類について調査している。

4学年1クラス31名の子供たちを5班編成、１班2名で自然観察の案内した。観察コースは学校から通学路から鷹取山の尾根道で約1時間30分程度で行い、帰ってからふり返りもした。事前に「鷹取山の自然観察ガイド」を配布し 自然観察ビンゴ表を作成し、発見したものに丸印をつけて観察チェックを行うようにした。捕虫網での昆虫採集も行い、わかる範囲で解説した。ヘクソカズラは、例外なく嫌な臭いだと言っていたのに、ヤブニッケイの匂いが良いかどうかは、意見がまちまちであった。身近な自然に興味を持ってよかった。

鷹取山自然観察会では第二日曜日に観察会を開催している。季節によって毎月のテーマを決めて鷹取山の様々な生き物の観察している。毎回15～20人程度の方が参加している。

横須賀市立鷹取小学校4年生30人を対象に実施した。学校では「自然グループ」と「ハイキンググループ」に分かれて学習を行っている。今回、「自然グループ」は『植物中心の班』と『昆虫・鳥などの生き物の班』に分かれ、「ハイキンググループ」は『観察路の樹木や植物の班』と『鷹取山の地質の班』に分かれて行った。

横須賀市立船越小3年生60人を5班編成にして実施した。1班2人体制で植物、昆虫などを観察した。ビンゴ表により見つけたものを記録するようにした。学校に戻り、ふりかえりを行った。

鷹取山自然観察会の企画して、10回実施した。参加者は毎回10～15人程であった。広報としてはHPやチラシなどで行った。また、10月には横須賀市主催の観察会に協力した。

2013年から鷹取山の生き物調査を開始し、植物相、蝶類、鳥類など、毎月継続して行っている。2016年には、環境省が主催するモニタリングサイト1000里地調査に登録している。今回、一つの区切りとして2010年代に調査した記録を報告書として取りまとめた。この調査報告書は300部を印刷し、地元の学校、図書館、博物館、横須賀市、逗子市、神奈川県の行政関係機関などに送付し、一般の方にも2000円で有償配布した。