登録年度 | 2011年度 |
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氏名 | 中村 浩史 (ナカムラ ヒロシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 大気、水質、環境マネジメント・監査、廃棄物、リサイクル、騒音・振動・悪臭、環境教育、地球環境問題、環境全般 |
主な活動地域 | 大阪府茨木市 |
主な経歴 | 某自動車メーカーにて、工場環境対策設備の計画・導入、工場環境管理技術全般、ISO14001構築・運用に従事。その後、製薬メーカーで、全社マネジメントシステム監査を担当。EMS構築支援・指導、社内環境教育等を行ってきた。最近個人的に森林ボランティアも始めている。 |
特記事項 | 公害防止管理者(大気3種、水質3種、騒音、振動)、危険物取扱者(乙4類)、環境マネジメントシステム審査員補、環境社会検定、環境プランナーER等 |
活動の紹介
EMS(EA21など)の審査・指導
エコアクション21地方事務局大阪より審査員としての推薦を受け,今年度は2社の審査を行った。うち1件は約10名の企業様で業務ご多忙により,EMSの運用に苦労されていたため,本業に差し支えないよう,かつEMSのPDCAを効率よく運用できるような助言を行いながら支援した。
また別途ISO14001審査員としての活動も行っており,こちらも大小40社を超える企業様の審査をさせていただいた。双方の知見を活かし,企業様への助言を行ってきた。
EMS(EA21など)の審査・指導
エコアクション21地方事務局大阪より審査員としての推薦を受け,今年度は3社の審査を行った(他1社につき3月実施予定)。うち2社は2年目の企業様であり(昨年に続き審査担当),丁寧に指導しながら審査を行った。
また別途ISO14001審査員としての活動も行っている。
EMS審査
エコアクション21地方事務局大阪より審査員としての推薦を受け,今年度は4社の審査を行った。そのうち2社(従業員446人及び従業員22人の規模の組織)は初めて環境マネジメントに取組む企業様であり,適時助言を行いながら実施した。
また4月より審査機関に所属し,ISO14001審査員としての活動を開始した。
エコアクション21スクール
なにわエコ会議主催のEA21スクール(計4回)の講師として参加した。オンラインでの参加であったが,個別指導の時間において,担当企業様の具体的な対応状況について,コメント・アドバイスを行った。
ISO14001内部監査員・部門長教育
自社の事業所(2か所)からの依頼を受け,講師としてISO14001の内部研修を実施した(受講者約30名)。毎年恒例の研修だが,本年は新型コロナ対策の影響により,すべてオンラインによる研修とした。部門長教育・既存ISO監査員教育・新規内部監査員教育の3種を実施した。受講者の顔も見えない中での研修であったが,研修終了後の評価も良く,監査要員の育成,力量向上及び責任者の意識向上ができた。
自社のサプライヤーへのEHS監査(第二者監査)
自社の製品の原材料調達先へのサプライヤー監査(EHS監査)を実施し,化学物質の漏洩などの環境リスクに対する考え方などの確認を行った。本年度は新型コロナの影響により,実地での監査は行わず,すべて文書監査(質問票への記載方式)とした(対象約20社)。質問票による文書監査のため,現場での確認ができないため,文書上で確認できる範囲での確認となった。
自社のISO14001研修の実施
自社の事業所(2か所)からの依頼を受け,ISO14001の内部研修を実施した(受講者32名)。例年と志向を変え,改正ISOのポイントである内外の課題(SDGsや廃プラ問題など)から環境経営に導く手法について演習方式の事例を踏まえた方法で実施した。研修終了後の評価も良く,要員及び責任者の意識向上ができた。
ISO14001:2015年版の内部監査員教育の実施
自社の事業所(2か所)に対して,改正ISO14001の内部研修を実施(対象者約43名)。昨年受講できなかった内部監査員及び既受講者でさらに理解を深めたい者を含め,ISO規格の改訂内容,新規格の注意点についての講義を行い,対応などのアドバイスなどを行った。これにより核となる要員及び責任者の意識向上ができた。
サプライヤー環境監査
自社の製品の原材料調達先へのサプライヤー監査(EHS監査)を実施し,化学物質の漏洩などの環境リスクに対する考え方やアドバイスなどを行った。本年度は6社を訪問(文書監査は18社)。3年かけて全ての対象企業の監査ができ,実施の定着ができた。
サプライヤー環境監査
自社の製品の原材料調達先へのサプライヤー環境監査を実施した。本年度は1社を現地訪問。化学物質の漏洩などの環境リスクに対する考え方やアドバイスなどを行った。また,実地の事業所へ訪問していないサプライヤーへは書面でアンケートに回答いただき評価を行った。
ISO14001:2015年版の内部監査員教育の実施
自社の事業所(2か所)に対して,改正ISO14001の内部監査員研修を実施した(対象者43名,7~9月まで全8回実施)。ISO規格の改訂内容,新要求事項と新規格への移行上の注意点についての講義,及びロールプレイと確認試験の実施を行い,あわせて対応などのアドバイスなどを行った。これにより内部監査員への新規格の理解及び意識向上ができ,各事業所における内部監査の実施に繋げた。
エコプロ2016同時開催セミナーにおける事例発表
エコプロ2016において,「ウォーターフットプリント(WF)実践塾」の主催でセミナーが開催され,企業のWF算出事例として自社で取り組んでいる活動と算出事例を紹介した。
事業所への改正マネジメントシステムの研修実施
自社の事業所(2か所)に対して,改正ISO14001の研修を実施した(対象者約20名)。ISO規格の改訂内容及び新規格への移行上の注意点についての講義を行い,対応などのアドバイスなどを行った。
サプライチェーン監査による環境リスクへのアドバイス
自社の製品の原材料調達先への環境監査(サプライヤー監査)を実施。昨年監査計画,EHS方針,監査基準などの手順の構築を確立し,本年度の実施の定着に繋げた。本年度は海外含め4社を訪問。化学物質の管理及び漏洩などの環境リスクに対する考え方やアドバイスなどを行った。
某学会誌への執筆投稿
某学会から依頼をいただき,「企業の水リスクとウォーターフットプリントの実践的利用法」と題し,企業の水リスク及びWFの基本的な考え方と,自社で取り組んでいるウォータフットプリント活動とその算出事例について,学会誌へ執筆・紹介した。