登録年度 | 2011年度 |
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氏名 | 中村 麻理子 (ナカムラ マリコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 鹿児島県姶良市 |
主な経歴 | 環境保全に関する活動として、水族館では子供たちを対象に生き物についての勉強会、環境調査会社では子供や大人向けの生き物観察会時に、講師や補助スタッフとして環境保全活動を行った。退職後はボランティアで地元のため池や河川の生き物観察会の講師として環境保全活動を行った。平成26年4月より第一幼児教育短期大学の非常勤講師を行う。 |
特記事項 | 鹿児島大学大学院修士を終了後、水族館職員、生物調査業務に携わり、生き物についての知識を深める。退職後鳥類について論文を作成し、地元雑誌に投稿している。 |
活動の紹介
秋の自然あそび
身近な秋の自然物に親しむことを目的として、1時間の活動の中で自然物に触れ、木の実を使った製作活動を行った。どんぐり5種類(クヌギ・マテバシイ・スダジイ・ツブラジイ・アラカシ)を用意し「マラカス」や「やじろべえ」を作った。色々な形のどんぐりに触れることで自然の不思議さおもしろさを感じ、制作を通して創造的な考えや科学的な思考の芽生えにつながる活動となったようである。「やじろべえ」は「なんで倒れないの?」「どうしてゆらゆら揺れ続けるの?」と子どもの知的好奇心を育み自然物に興味をもってくれたようである。
生き物となかよし
「いきものとなかよし」をテーマに、植物・動物に親しむことを目的とした。活動内容は植物に親しむ活動として、クズの茎で輪をつくり「輪投げゲーム」をオオオナモミの種を使い「まとあてゲーム」をイチョウの葉で動物を作った。また、まつぼっくりとお花を使った「クリスマス飾り」の材料は花壇で育てた花や地域で採集した自然物である。動物に親しむ活動として、水の中の動物(コガタノゲンゴロウ・ミズカマキリ等)を観察するコーナーを設け、それぞれの自然物に親しみながら楽しく触れ合っていたようである。
自然観察
鹿児島県霧島市にある第一幼児教育短期大学にて、保育士を目指す学生に自然への親しみをもち、自然への愛着の形成を目的とした知識の付与をおこなった。約2時間の活動の中でキャンバス内にみられる動植物を観察しながら、自然に触れ親しむ活動を行った。自然の植物を使った遊びについて指導し、植物についての解説、由来について知識の付与を行った。また自然に触れることの重要性について知ってもらった。実施後は身近な動植物に触れる活動を保育現場で実践していきたいとの声が聞かれた。
まつぼっくりであそぼう
身近な自然に親しみながら自然物に触れ、あそびに取り入れ友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わうことを目的として、幼児約40名を対象に活動を行った。実施時間は約1時間であり、マツカサの実についてクイズ形式による知識の習得とマツカサを使った工作・ゲームを実施した。マツカサの木を知っている幼児は1割ほどであった。木の枝についているマツカサを見てもらい、触れるなどの五感を刺激する体験を伴った活動ができた。保育者からは自然あそびを通して子どもたちが自然に興味・関心をもつきっかけになるという声が聞かれた。
木の実であそぼう
自然に親しむことを目的として、幼児約50名を対象に活動を行った。実施時間は約2時間であり、その中で様々な木の実を知ってもらい、興味関心を持った木の実を使っておもちゃを作った。その後完成したおもちゃを使った遊びをしてもらった。木の実は事前に処理し子どもが扱いやすいように準備した。また試行錯誤できるように材料等は自分で選べる環境を構成した。保護者の方から木の実の種類を尋ねられた際に、視聴覚資料を使いわかりやすく説明し対処した。子どもたちは自然あそびを通して自然物に興味・関心をもってくれたようである。
自然と関わる活動 ー木の実であそぼうー
3歳から5歳児の子どもたちを対象に、身近な自然と触れ合うことを目的として木の実を使った自然あそびを行った。活動時間は1時間であったので、事前に木の実を準備加工したものを使うことで対応し、子どもたちの発達段階にあったあそびを実施した。また自然や木の実に関するクイズを取り入れ、写真やイラストを使い理解しやすいように工夫した。自然に親しみを感じ、興味や関心をもってもらえたのではないかと思う。普段の保育現場では得られない体験ができ、子どもたちも楽しそうであったと感想をいただいた。
2020年度活動実績報告提出済
2020年度活動実績報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2019年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済
2018年度活動実勢報告提出済