登録年度 | 2012年度 |
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氏名 | 星野 弘志 (ホシノ ヒロシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、化学物質、地球環境問題 |
主な活動地域 | 埼玉県さいたま市 |
主な経歴 | 下水道部局で工場廃水処理の指導等を担当。環境部局では、工場排水立入検査、地球環境対策やダイオキシン対策の企画立案などを担当。管理職となってからも温暖化対策の事業者への普及啓発を実施。昨年4月から総合調整幹として放射能問題も担当。議員や事業者、住民等へ述べ13回の講義を実施。 |
特記事項 | 温暖化対策や国際環境協力の国の委員経験あり。JICA専門化としてタイで水質関係の技術指導を経験。資格としては下水道第3種技術検定、第2種放射線取扱主任者も所有。 |
活動の紹介
第5回SDGsエコフォーラムin埼玉の開催
第5回となるSDGsエコフォーラムを主催者の一人として開催するとともに、分科会「若者が考える脱炭素な未来」において、地球温暖化の基礎について講義を行うとともにに、社会人を交えたワークショップにおいてファシリテーターの一人を務めた。
環境セミナー「ムジナモから考える生態系保全」の開催
埼玉環境カウンセラー協会の第38回環境保全講習会として、標記のセミナーを企画・準備し、リアルとオンライン併用で開催した。学識経験者の基調講演や保全活動実践者の報告を通して生物多様性、生態系保全について普及啓発を図った。
彩の国環境大学・実践課程
埼玉県環境科学国際センターが主催する社会人向けの環境大学・実践課程において2コマを担当した。「SDGsを環境から考える」では、SDGsが生まれた背景、企業の取組の現状、我が国の課題などについて、クイズ形式を交えながら講義した。「環境リテラシーを考える」では、リスク感覚、グリーンウォッシュなどを例に、環境リテラシーを高めるために必要な視点を参加者と一緒に考えた。
埼玉県生物多様性戦略検討委員会
埼玉県が生物多様性戦略を改定するための委員会に参画した。今回は、昆明・モントリオール生物多様性枠組みを受けた生物多様性国家戦略を受けての改定であり、主としてネイチャーポジティブ経済に向けた企業の生態系保全活動への参画促進を中心に助言を行った。
環境計量業界SDGs時代のリスクとチャンス
長野県の環境計量業界の方々を対象とした研修会で、SDGs、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーを踏まえた環境計量業界の現状と今後のあり方について講演を行った。8月24日には、神奈川県の環境計量業界を対象に同様の研修を行った。
第4回SDGsエコフォーラムin埼玉
SDGsフォーラムとしては、環境まちづくりフォーラムからは13回目となるフォーラムを事務局として主催した。午後の分科会では大学生による「若者が考える温暖化対策」のワークショップにおいては、「カーボンニュートラルのポイント」の講義を行うとともに、各グループに分かれてのブレインストーミング・発表のファシリテーションを行った。
さいたま市環境フェア
さいたま市が毎年実施している環境フェアに埼玉環境カウンセラー協会として屋外テントに出展した。展示内容は、大人向けの各種環境資料展示のほか、LEDと電球の省エネ性能の違いが実感できる手回し発電機なども展示した。これはお子さんにも好評であった。あいにくの雨天で全体的には参加者は多くはなかった。
彩の国環境大学・実践課程
埼玉県環境科学国際センターが主催する社会人向けの環境大学・実践課程の講師として、昨年度に引き続き、「(1)SDGsと企業経営を考える」「(2)環境リテラシーを考える」の2コマを担当した。(1)は、企業と社会との関わりの歴史的変遷から今日に至る状況について、(2)は、近視眼的になりがちな環境理解を改善していくことを主眼に講義を行った。
蕨市環境セミナー
蕨市の依頼により蕨市環境保全協議会などに参加している蕨市民を対象に、「カーボンニュートラルって何あに」という講演を行った。内容については、地球温暖化問題を自分事として感じてもらうことを主眼に、マクロからミクロへのストーリーを重視して説明した。特に、家庭の省エネ対策が家計や健康にも良いことを具体的なデータで説明した。
富士見市環境審議会
富士見市環境審議会において、市から諮問のあった環境基本計画(地球温暖化防止計画・生物多様性戦略を含む。)について、各種の意見を提出するともに、会長として取りまとめ、答申した。
彩の国環境大学・実践課程
埼玉県環境科学国際センターが主催する彩の国環境大学の実践課程において、「SDGsと企業経営を考える」「環境リテラシーを考える」という各120分の講義及びワークショップを行った。コロナ禍なので、参加者同士の交流は行えなかったが、参加者の意見を少しでも多く引き出せるように努めた。
大宮中央ライオンズクラブ定例会卓話
SDGsについて入門的な話をしてほしいとの依頼により、「SDGsってなあに?」というタイトルで30分程度の講演を行った。事例として、食品ロスの問題や気候変動の問題を取り上げ、参加者からは分かりやすかったとの評価をいただいた。
埼玉経済同友会SDGs推進委員会セミナー
埼玉経済同友会の会員企業の職員に対して、「動き出したサーキュラーエコノミー(CE)」と題して、CEの入門的な講演をオンラインで行った。質問も多く出て関心の高さが窺えた。
エコアクション21審査員力量向上研修会
エコアクション21(EA21)地域事務局さいたまの依頼により、EA21審査員に対して、環境経営・SDGs経営について、90分間、オンライン講義を行った。EA21審査員の方が事業所などでの説明に活用できるように、なるべく多くの事例を紹介するように努めた。
川越市廃棄物減量等推進審議会及び富士見市環境審議会
川越市については、「ごみ処理基本計画」、富士見市については「災害廃棄物処理計画」について、両方で計5回の審議会及び数回のメール等で意見提出を通して、助言を行った。
高校生のためのエネルギーワークショップ
脱炭素社会づくりを進めるために、どのような経済や社会を目指すのか、そのときのエネルギー消費量はどうなるのか、そのときの電源構成はどうすべきなのかを定性的、定量的に議論し、社会選択、エネルギー選択をするためのワークショップについて、高校生向けの対応を検討し、実際に県内の高校で授業の一環としてオンラインも活用して実施した。検討委員、生徒への助言者として参加した。
一般廃棄物処理基本計画改定へのアドバイス
環境分野の専門家として、市の環境審議会の委員に任命された。今回の審議内容は一般廃棄物処理基本計画の改訂である。廃棄物発生量の予測、削減目標量の適否、削減対策の優先度、SDGsの視点の導入などについて助言を行い、パブリックコメントに付し、今年度内に改定されることになった。
建設業のためのSDGs(持続可能な開発目標)入門
企業においてもSDGs(持続可能な開発目標)への注目が高まっているが、中小企業においては、まだまだ認知度も低く、どう関わるべきなのかの理解も進んでいない。今回は建設業協会支部の依頼を受けて、SDGsとは何か、どう取り組んだらいいのか、取組のメリットなどについて講演する予定であった。しかし、コロナ禍の影響で冊子作成に切り替え、配布することで対応した。