登録年度 | 2013年度 |
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氏名 | 鈴木 雅詔 (スズキ マサノリ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 消費生活・衣食住、公害・化学物質、3R |
主な活動地域 | 神奈川県 |
主な経歴 | 使用済み温水洗浄便座のリサイクル試行(回収・処理過程の整備)。再生樹脂材の品質管理・活用先の開拓。社内外へ活動PR(環境展示会出展と来場者との意見交換、NPO団体との連携によるリサイクルの取り組み訴求活動)。 |
特記事項 | 産業廃棄物処理に関する新規許可講習会、収集運搬課程、修了。破砕・リサイクル設備技術管理士、取得。エコ検定。 |
活動の紹介
飛沫防止アクリル板処分資源化サポート
事業所にて撤去回収した飛沫防止アクリル板の処分について相談を受け、従来の焼却処分(サーマルリサイクルによる燃料活用)からカーボンニュートラルを目指す事業所でもあり、資源化すべき状況を説明。環境省プラ資源循環促進法自主回収再資源化事業計画認定第1号のアクリル板製造メーカーの引き取り再生キャンペーンに連絡し、再生資源として売却引き取りを実現させた。石油由来プラの焼却から資源循環によるCO2削減の見える化を
サポートできた事例としたい。
回収梱包材 資源化の分別サポート
事業所よりカーボンニュートラルへの取り組み具体化より梱包材類回収資源化の取り組みを開始したが、多様な梱包材が回収されるため、回収対象品の見分け方、NG品の除外など分別基準のサポートを求められ対応した。再生ルートの確認後、回収対象はLDPE樹脂梱包材と判明し、材質表示よりHDPE・PA・PET他の表示があるものはNGとし、風合いがパリパリ、カシャカシャするものは
HDPE材として除外する基準をアドバイスした。
事業所廃棄物を資源化リサイクルへのアクション
事業所内産業廃棄物管理運営において、今後カーボンニュートラルを目指す中で、事業所に勤務する一人ひとりが参画できる取り組みについて相談を受けた。現状処分状況の把握後、焼却・サーマルリサイクル処分となっている廃プラスチック類に絞り、一部の資源化リサイクルを提案。検討の結果、実施にあたり、資源化ルートの確認、分別ルールの制定、見本作成、事業所内各所説明等のアクションのサポートを行った。
事業所内排出廃棄物に関する新たな取り組みへのアプローチ実施
依頼元の事業所より廃棄物に関するゼロエミの次なる取り組むべきテーマについて相談を受けた。製造主体の事業所ではない為、多種多様なものが廃棄され排出量も成り行きである。これより自ら現場に出向き、排出される廃棄物の現状把握(分別区分、有価物、産業廃棄物処理)を実施。結果廃プラスチック類の中で、資源化できるもの、減容、削減等の狙い対処物を定め処理業者との交渉、資源化プランニングを行い、テーマ設定へのアドバイスを行った。
産業廃棄物処理委託契約書の書式、記載内容と法令順守についてアドバイス実施
産業廃棄物収集運搬、積替え保管、処分委託契約書締結において、契約書の書式と記載内容が法令順守できているかの確認相談を受けた。対応として法定記載事項の説明と確認、特に積替え保管の場合での記載方法を説明。書式については弁護士のコラム解説を参考資料として提示し解説。
依頼元からは、法令順守の確認ができ、契約書管理の推進に至る。とコメントをもらう。