登録年度 | 2013年度 |
---|---|
氏名 | 日吉 栄一 (ヒヨシ エイイチ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 神奈川県横浜市 |
主な経歴 | ○2010年食品会社にて環境分野を担当 ○2010年ISO審査人補講習受講 ○地球温暖化防止、省エネ、廃棄物・水削減 ○2012年地球環境サミット リオ+20に参加 ○2012年食品業界環境委員として食品リサイクル・容器包装リサイクル ○2018年水産資源に関する国際会議に参加 |
特記事項 | ■2019年かながわ環境カウンセラー協議会主催の環境教育インストラクター応募資格セミナーの企画運営担当。 ■環境教育の推進に関し、出前授業を積極的に展開 ■ESDの研究と今後の展開を検討 ■食品ロス削減に関するセミナーを実施中 ■水産資源の持続性に関する研究 |
活動の紹介
マイクロプラスチック の講師になろう
環境科学センターの「マイクロプラスチックの講師になろう」セミナーにおけるワークショップのファシリテーターを行った。小学校高学年を対象にしたMPの授業計画を4人のメンバーで立てる。議論の焦点を絞り気づきがあった。
地球温暖化と食品ロス
1. 地球温暖化・食品ロスへの関心を高める
2. それぞれの影響と回避するための方策を考える
3. グループワークでよいコミュニケーションを行う。
海辺のプラスチックと3Rについて考えよう
(1)海岸のプラスチックの現状説明
(2)解決策としてプラスチックの3R
(3)マイクロプラスチックの抽出実験、
ペットボトル工作
「海・魚と地球温暖化」~魚をずっと食べたい
(1)海水温上昇と海洋酸性化についての説明
(2)持続可能な漁業認証、養殖認証についての 説明
(3)ワークショップで意見を出し合う
サステナビリティ情報交換、活動企画、進捗確認
毎月定例会にてサステナビリティ教育に関する情報交換を行い、次月以降の活動計画、進捗管理を行う。
外部講師によるレクチャー(国際環境NGO)国連環境計画関係役員によるレクチャーその他研究
海・魚と地球温暖化~魚をずっと食べたい~
YES環境教育出前講座で、市内小学5年生1クラスを対象に行った。地球温暖化は海洋に対する影響も大きく、海水温の上昇は海に生きる生物に厳しいものとなっている。この現実を説明するとともに、自分たちができることは何かを話し合い、行動に移すことを促進した。
身近なSDGs~日々の食生活から~
横浜市環境出前講座を、市内の小学校6年生3クラスの児童を対象に行った。SDGsを身近なものとして感じられる食品を題材に、食資源の持続可能性について説明し、クイズ、ワークショップを行った。楽しい内容とし、児童が自分で気づくポイントをいくつか用意した。
みつけよう!地球にやさしい食べ物
1)授業目標
開始前には魚に関心がなかったが、授業を受け魚や漁業には持続性にい
ろいろな問題があることに気づいた。
その問題を解決するためにどう行動するか考え、実行を促す。
2)ESD視点
ESDの構成概念のうち以下の3つの視点
①相互性 ②有限性③責任性 を意識してプログラムを企画した。
その結果④持続可能性 にきづくことができた。
体感‼PETボトルの3R
以下の内容を柱として行った。
(1)海洋プラスチックごみ、身近なごみの状況の説明
(2)プラスチックの3R特にリサイクルでできる製品、実例
(3)使用済PETボトルを使った工作
セミナーの振り返りは以下の通り。
①参加者の満足度は高かった(よかった91% まあまあよかった9%)
②参加者が真剣に聞いていて、環境に対する意識の高さを感じた
③質疑応答及び講座終了後の反省会の時間も多く取り、十分なコミュニケ
ーションができた。
横浜市YES講座 見つけよう海にやさしい商品
横浜市より依頼があり、市内小学校で持続可能な水産資源・温暖化が海に及ぼす影響などのテーマで出前授業を行う。
1月末の実施を予定している
横浜市エシカル消費キャンペーンのコラム執筆
横浜市は、ホームページやツイッターで「はじめよう!横浜でエシカル消費キャンペーン」を行っている。このキャンペーンの一環として「エシカル消費について楽しくを学ぼう」というページがあり、「エシカル消費と世界の魚」というタイトルでコラムを寄稿した。
横浜市環境教育出前講座 体感!PETボトルの3R
海洋プラスチックが問題となっている中、ペットボトルの3Rに関して小学生にわかりやすく出前授業を行っている。
海洋プラスチック問題、プラスチックの分離実験、ペットボトルを使った工作などを90分の授業を2校で行った。
カワサキFM自然環境教育番組出演
2020年6月公開の、かわさきFMラジオ番組「トウー ザ ネイチャー」に出演し、その内容を番組パーソナリティがYOU TUBEに投稿。
小学校での環境教育や食品ロス削減に関する活動内容を紹介
環境教育インストラクター応募資格セミナーの開催
かながわ環境カウンセラー協議会では毎年1回環境省の人材登録事業である「環境教育インストラクター応募資格セミナー」を開催しています。今回は持続可能な開発のための教育(ESD)とSDGsを基調講演とし、外部の専門家に講演していただきました。このセミナーの企画・運営全般にわたる実施責任者として貢献できました。
第7回Yokohama地域学校協働活動フォーラムへの参加
横浜市温暖化対策統括本部及び教育委員会の要請を受け、第7回Yokohama地域学校協働活動フォーラムに参加しました。かながわ環境カウンセラー協議会としてブースを設け、水産資源関係及びプラスチックに関する環境出前講座の紹介をしました。
環境出前講座「おさかなと世界のつながりを知ろう」
横浜市環境創造局の環境出前講座「おさかなと世界のつながりを知ろう」を実施しました。今回はキッズクラブで低学年の児童から高学年まで年齢に幅がありました。水産資源の持続可能性のほか、海の環境に関すること、さかなを大切に食べきること、などをゲームを使って楽しく学びました。児童に書いてもらったワークシートの自由意見には環境学者になりたいと記載した児童もいて、興味を持ってもらえたと思いました。
環境出前講座「おさかなと世界のつながりを知ろう」
横浜市環境創造局の環境出前講座「おさかなと世界のつながりを知ろう」を実施しました。小学校5年生4クラスを45分づつ連続して行いました。水産業の授業を行っていることからその連動で深い学びが可能となります。講座の内容は①チラシをもとに原料原産国を特定し、班で白地図にその国の場所を塗る②海産物が減少しているが一方で水産物を食べる人が増えていることから資源の有限性を認識③持続可能な水産ラベルの紹介をしました。生徒からは資源管理や海洋環境、食べ残しを減らすことの重要性に気付いたとの声がありました。
食品ロス削減に関するセミナーの実施
独立行政法人国立印刷局様の御依頼により「食品ロスの現状と削減について」というテーマで講演を行いました。受講者は役員の方も含め約50名で皆さま熱心にお聞きくださいました。身近な内容を分かりやすく説明できたため、事後のアンケートでは①講演が有意義であったとのご意見が100% ②十分理解できた方が69%、理解できた方28%となり、この課題への意識を高めることができたと思います。
環境教育インストラクター応募資格セミナーの開催
かながわ環境カウンセラー協議会は、毎年「創作、創造、夢のある」インストラクターを育み、環境教育の実践力を備えるために「環境教育インストラクター応募資格取得セミナー」を開催している。本年度は2019年1月12~3日に開催した。参加申込者は予定人員をオーバーし、関心の高さを実感した。セミナーの機軸にSDGsを加え、講演、模擬授業、ワークショップを行った。参加者からは満足度の高いセミナーであったとの評価を頂いた。
水産資源の持続的利用に関する調査と国際会議での発表
国際的に水産物の消費は増加している。一方で、水産資源は満限まで利用されている魚種が増えており、更には過剰漁獲も散見されている。こうした中、SDGs14海の豊かさを守るという切り口で、世界の大手水産会社がイニシアティブを構成し、海洋に関する様々な課題を解決していくSeaBOSという枠組みを構築し情報交換とガイドラインの検討を進めている。この組織の中で日本に期待されている役割を認識し、その期待に沿って調査・改善活動を進め5月の国際会議で発表した。
環境教育インストラクター応募資格取得セミナー
かながわ環境カウンセラー協議会が毎年開催しているセミナー。本年は全体運営及びワークショップの進行を担当した。
環境教育インストラクターフォローアップセミナー
「持続可能なライフスタイルと身近なエコマーク」をテーマに講演及び実験を行った。地球環境悪化、社会的な問題の噴出等このままでは持続可能な社会の実現は難しため、これを可能とする持続可能な開発のための2030アジェンダとその具体的な取組としてのエコマーク(フェアトレード、FSC,MSC、レインフォレストアライアンス)等と、これらのラベルを付けた実際の商品紹介等を行った。
水産資源のサステナビリティ
毎月2回、英語で環境に関する情報交換をおこなう「エコイングリッシュカフェ」にて、水産資源のサステナビリティに関する情報提供を行った。
世界のシーフード産業においては、資源の枯渇以外にいわゆる違法漁業や人権侵害の問題があり、現状では持続可能とは言えない状況も散見される。これについて最近発生した問題を中心に説明するとともに、持続可能なシーフードをどのように見分けるかについて解説した。
第23回市民環境活動報告会
神奈川県民による市民環境活動報告会は、毎年3月第一土曜に開催されている。この報告会の企画、運営、実行にスタッフとして協力した