登録年度 | 2013年度 |
---|---|
氏名 | 中尾 博 (ナカオ ヒロシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 京都府木津川市 |
主な経歴 | こどもエコクラブの3R・里山の自然観察・環境祭りなどに参加し体験を積み「こどもエコクラブサポーターの会」設立で年間行事企画・運営に移行した経験を基に、地球温暖化防止活動推進員として地域活動をスキルアップ化し、環境フェスティバル出展・省エネ相談・自作プレゼン講演活動を行っている。 |
特記事項 | 建築物環境衛生管理技術者免状・冷凍空気調和機器施工一級技能士・職業訓練指導員免許証の資格と体験を「家庭の省エネリフォーム相談」に生かす事ができる。 |
活動の紹介
木津川市市民祭り木津川展
木津川市民祭り開催日に自然環境保全と地球温暖化に起因する防災減災の啓発活動を行う。魚と防災減災啓発パネル展示を、東部交流会館1階フロアで開催する。
魚類と水生昆虫展示は「かわガキ団」防止減災パネルは「河川レンジャー」より提供と説明を受けて、約250名の来場者をカウントする。
親子で楽しむ川の学校in新川魚とり
居住地の環境市民団体である「子どもと教育を考える会、ラララもか」の依頼で、木津川支流新川で地域の小学生を対象に魚と水生昆虫の自然観察を行う。募集チラシ作成・河川敷への斜面草刈り・着替え荷物置き場テント設営・観察水槽・捕獲網貸出等の支援を行う。父兄を含めて40名の参加で盛況であった。
加茂小学校4学年総合学習サポート
2時限32名の生徒の課題が【水の利用と水害】。丘陵の棚田を挟む西に加茂小学校、東に木津川支流新川で徒歩往復約45分間。新川河川敷き魚とり時間が約30分条件で実施。
行きは用水路沿いに水田・蓮畑・高低差取水工夫・消火水貯留所の説明。水害については、洪水災害写真を取り寄せ掲示依頼する。カラー印刷の高低差値記入の地図が、生徒に好評であった。
親子で楽しむ川の学校in新川魚とり2022
市民団体の【子供と子供と教育を考える会・らららもか】の支援依頼により、安全面の作業と指導を行う。マムシ対策下草刈りと河川敷き入口段差の解消で土嚢積を実施する。
温暖化による局地豪雨小河川の急激な増水から命を守るため、魚とり前や途中で空模様観察だけでなく、雨雲レーダー確認を励行するように指導を行い、プロセスのチラシ配布も行う。
身を守る堤防の備えを見よう
広大な三重県や奈良県境から降雨が流れ込む木津川洪水は繰り返され、その被害は甚大である。新ダム建設適地は無く既存遊水地と堤防施設では防ぎきれない気候危機の到来が予測されている。
中山間地で耕作放棄されている田畑を貯水に利用すれば、中流や下流の洪水を軽減化することが可能である。豪雨を一時的に貯留するには、田畑の排水出口の堰板高さと放水口の簡単な調整で実施することが出来る。
田んぼダムの実現化である。
親子で楽しむ川の学校in新川
市民グループ「こどもの教育を感がる会ららら・もか」で木津川支流
の新川で市民60名対象に魚とりが行われた。渓流や支流の急激な増水
による安全と避難ルートの確保は最重要である。近年の激甚化する
自然災害への認識強化と備えに、雨雲ズームレーダ利用を父兄に心
がける実践啓発を行った。
地球温暖化防止は日々の生活様式改善から、自然災害軽減化につな
がるプロセス説明を行った。
治水防災と地球温暖化防止活動の繋がり
治水防災と地球温暖化防止活動が、人間生活の根幹として繋がっている事を、市民に関心を持ち理解を促すために、1月24日に木津川市加茂町の加茂青少年センターと木津川左岸堤防施設で、「身を守る堤防の備えを見よう」見学学習会を木津川市公報掲載とチラシ配布で設定したが、コロナ禍で延期となる。定員10名枠に9名参加申込。
組成調査の見学
11月15日に環境の森センターきづがわ(焼却施設)で組成調査の見学を、市民で構成する廃棄物減量等推進審議会員3名と実施する。新鮮で食用可能な果実や野菜、及び賞味期限内レトルト食品が多数廃棄されているのが見受けられた。
自宅でお餅つき
木津川市近隣の環境活動家に12月27日自宅を恒例餅つき会場として提供。子
供を含め16名の参加。裏山で薪を集めて自然栽培のもち米を蒸して餅をつくこと
で、自然エネルギーと地産地消の実践を子供達に体験してもらう。地域のネット
ワーク緊密化できる楽しい体験学習を目指して定着化できた。
田舎暮らしに見るESD
兵庫県尼崎市中小企業センターで11月開催の平成27年度環境カウンセラー研
修の分科会Cで「田舎暮らしに見るESD」を発表。18名の参加者より熱心な質問
を受け、関心の高さがうかがえた。古民家改修でCO2削減の実生活を計り、空
家対策を少子高齢化対策と協働する事で地域活性化と温暖化防止につなげるE
SDとした。
新企画サモワール出前
京都南部地域で10月から12月にかけて、木津川運動公園・NPO法人加茂女・
日本麻協会の依頼で「新企画サモワール出前」の実演を行う。参加者120名~
15名。薪炭を燃料とするサワールでお湯を沸かし喫茶を楽しみ、和やかな雰囲
気を醸し出し、話題を自然エネルギーやカーボンニュートラルの話題へと導く。