登録年度 | 2014年度 |
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氏名 | 鈴木 榮一 (スズキ エイイチ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 兵庫県宝塚市 |
主な経歴 | 博物館業務(岡山市)で生物多様性に興味を持ち、自宅近くの公民館で開催されていたエコミュージアムに参加し、環境保全活動を学ぶ。その後、環境学習施設において13年間勤務し、廃棄物資源循環学会・環境学習施設研究部会等にて、幅広く活動している。2021年度から兵庫県環境審議会委員に就任。 |
特記事項 | エコ検定の他、3R・低炭素社会検定(3R、低炭素社会)試験に合格。他に、連携博物館での里山林整備構想の発表や学習誌へ投稿(共著)、エコ作品コンテスト審査委員など。 |
活動の紹介
みんなで創る”マチのキオクカン”セミナー企画・実施
有志と共に、兵庫県川西市を中心としてアーカイブス活動を始動した。街角で写した何気ないスナップ写真も、未来へ伝える街の貴重な資料である。写真・動画・地図等には、“街と人の記憶”が詰まっている。我々は、未来につながるストーリーを創るアーカイブ=“マチのキオクカン”づくりを目指す。つぎのHPを参照。
https://gesca-kawanishi.jp/course/4838-2/
視察研修会を実施(11月7~8日)、12月4日(日帰り)
廃棄物資源循環学会・環境学習施設研究部会の事務局として、11月に愛知県(一泊二日)へ、12月には東京都品川区(日帰り)への視察研修会を実施した。詳細は、つぎのHPで。
https://jsmcwm.or.jp/educational-facility/2023/12/27/aki_report/
https://jsmcwm.or.jp/educational-facility/2023/12/27/higaeri_report/
「分解ワークショップ」の出前を実施
2023年9月11~12日、廃棄物資源循環学会・研究発表会(大阪工業大学)において、分解ワークショップのデモンストレーションを実施した。さらに、12月7日、3年目になる、大坂産業大学の授業における分解ワークショップを実施した。
兵庫県環境審議会 廃棄物部会に出席
2023年6月8日、任期最後の出席となる。議題は、兵庫県廃棄物処理計画の改定について・その他。
詳しくは、つぎのHPの議事録を参照。
https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/jp/others/leg_283/leg_488
瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念事業のアドバイザーに任命される
昨年度から継続する同事業において、2023年度はアドバイザーに任命され、瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念事業企画・運営業務(瀬戸内海環境保全知事・市長会議主催)の円滑な事業展開への支援を行った。
大学で「分解ワークショップ」の出前授業を実施 その2
昨年に引き続き、大坂産業大学の授業として、分解ワークショップを実施した。 今年は2年目とあって段取りもスムーズであり、参加者も二倍に増えた。また、興味を持たれた施設や団体からオブザーバーで視察体験のオファーもあり、盛況であった。
視察研修会を実施(11月1~2日)、12月5日(日帰り)
廃棄物資源循環学会・環境学習施設研究部会の事務局として、11月に静岡県富士市と御殿場市(一泊二日)へ、12月には兵庫県高砂市(日帰り)への視察研修会を実施した。
瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念事業のコーディネーターに任命される
瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念事業企画・運営業務(瀬戸内海環境保全知事・市長会議主催)のコーディネーターとして、R4年度末まで事業計画策定の推進役を受託した。R5年度も引き続き、事業実施のコーディネーターとして継続する予定である。
共同研究者として助成制度で実施した研究成果をオンラインで発表
2020年度に引き続き、2021年度も「廃棄物の適正処理・水処理に係る調査研究助成制度」による全国調査研究を実施した。その成果を、7月13日にWeb研究成果発表会プログラムで発表した。
2021年度「環境科学技術塾」自由研究成果発表会を開催
2022年2月13日ゆめほたる環境科学技術塾の自由研究成果発表会を開催しました。http://dlvr.it/SLtFNm
また、3月20日には、環境まんが国際フォーラム(http://dlvr.it/SM7Q7v)を開催しました。 これを最後に、環境学習施設の勤務を終えました。今後は、廃棄物資源循環学会の環境学習施設研究部会に軸足を移して活動します。
「環境科学技術塾」の自由研究成果発表会を開催した。
昨年6月から開講してきた「環境科学技術塾」も、これが最終日。
参加者30名のうち、10名ほどが自由研究の成果を発表した。
はじめはプログラムも知らず、電気の知識もなかった子どもたちが、一生懸命になってロボットなどを作った。指導者として、最高の喜びの一日であった。
大学で「分解ワークショップ」の出前授業を実施
大坂産業大学の授業として、分解ワークショップを実施した。
パソコンの中身を見たこともない学生さんたちもいて、なかなか楽しそうに分解してくれた。パソコンの解体には、工具の使用方法も含めて、少なからずのコツもあったが、さすが大学生、習得が早かった!
「北摂里山の日2021」を企画・開催
私が副理事長をつとめるNPO法人が中心となり、「北摂里山の日2021」を開催した。
第一部は、「古写真で語る北摂里山」をテーマに、日本一の里山・黒川(兵庫県川西市)の旧旅館の大広間で、地域のみなさんと学生さん達が一緒に、古写真をみながら語り合った。
第二部は、「里山と京から考える海ごみ」をテーマに、朝10時から夕刻4時頃まで、現地からの生中継を交えたオンラインのフォーラムを開催した。
司会進行役を務める私にとっても、内容が盛りだくさんで、大いに勉強になった2日間であった。
兵庫県環境審議会委員に就任
県の幹部からの後押しにより、公募枠であるが、兵庫県環境審議会委員に就任した。
全国調査の説明&意見交換会を開催、説明を担当
「一般廃棄物処理施設の環境学習施設についてのアンケート調査」にご協力いただいた皆さま向けの説明&意見交換会を実施した。ライブ参加者約60名、その後、非公開のYouTube配信を実施したところ、10日間で約150名の視聴者があった。
2021年度「環境科学技術塾」事前説明会&特別講演会を開催
所属する環境科学技術クラブで次年度開催する「環境科学技術塾」の事前説明会及び特別講演会を開催した。オンライン講師は本塾の顧問に就任される信州大学の村松浩幸教授。次年度への期待が高まった一日であった。
「一般廃棄物処理施設の地域貢献(環境学習)とその運営改善へ向けた調査研究」の共同研究者
大阪湾広域臨海環境整備センターの令和2年度「廃棄物の適正処理・水処理に係る調査研究費助成制度」で採択された、京都大学大学院地球環境学堂の浅利美鈴准教授の調査研究(※一般廃棄物処理施設の地域学習・交流拠点等としての可能性をさぐることを目的とした上記タイトル)に、共同研究者として参加した。
オンライン催事「北摂里山の日」を地域と企画実施
オンライン催事「北摂里山の日」を地域のみなさんと企画実施した。例年なら、地域の里山まつりを開催したが、コロナ禍の影響で今年度はオンライン催事となった。つぎのアドレスに、記録映像(約30分)の一部がある。
https://kunisakicc.jp/data/09_yumehotaru.mp4
獣害対策の勉強会を企画実施
NPO北摂里山文化保存会主催の獣害対策の勉強会を企画実施した。京都大学の高柳先生をお迎えして、NPOの所有する台場クヌギ林への鹿害について色々と学んだ。
台場クヌギ林のドローン測量撮影の実施
NPO法人北摂里山文化保存会が所有する、伐採後の台場クヌギ林の撮影を行う。測量撮影データを3D処理して、台場クヌギ林の管理に役立たせるのが目的だ。つぎのアドレスから動画を閲覧できる。
https://www.facebook.com/100002701582805/videos/pcb.2937721569661200/2937697549663602
北摂里山文化講演会を実施
地域の里山保全を啓発するため、兵庫県立大学名誉教授の服部保先生を講師に、講演会を実施。兵庫県川西市の黒川地域が、なぜ日本一の里山とよばれるのか、貴重な台場クヌギ林を残すための啓発活動を企画・実施した。
兵庫県立川西明峰高等学校へ出前授業を実施
昨年に引き続き地域の高校へ出前授業。環境学習施設の紹介から環境系の利用が進んでいるドローン技術案内(座学)と操縦体験(実技)を実施した。
環境の科学(電気で遊ぼう)ワークショップを開催
最初に電気について、電気発見から様々な発明そして電子部品の役割などを解説。今年は「電子回路セット」をつかって、光通信の回路とラジオ回路の工作に挑戦した。光や電波の基本的な説明を交えたが、子どもたちには、回路の理解はチョット難しいかったようだ。
犬島製錬所跡他の三次元記録作業
犬島製錬所跡の産業遺産の記録として、ドローンを使った計測撮影による三次元再現作業を実施した。本年12月も、NPO法人北摂里山文化保存会の所有している、兵庫県川西市黒川の里山をドローン計測撮影した。
四日市市クリーンセンターへの視察研修会を企画・実施
廃棄物資源循環学会・環境学習施設研究部会の事務局として、四日市市クリーンセンターの視察研修会を開催した。市の関係者含め、総勢72名。 プラントメーカーさんが多くを占めたが、環境学習機能の位置づけがそれなりに重視されている証と受けとめた。2019年度は、6月5日企画セッション(川崎)、秋の視察研修会2019(京都・滋賀)も実施した。
災害廃棄物処理に係る交流セミナー(主催:廃棄物資源循環学会)
災害廃棄物処理の事例や技術・社会システムに関する最新情報を提供するセミナーにおいて、ドローンの活用事例紹介やその可能性について講演し、トイドローンによる実演・操作体験を実施した。
兵庫県立川西明峰高等学校へ地域連携型の出前授業を実施
兵庫県立川西明峰高等学校の「平成30年度インスパイア・ハイスクール事業計画とSDGs」計画において、「環境」を切り口にした授業をさせていただきました。わたしは最初の授業で国崎クリーンセンターの紹介や里山保全や防災において活躍しはじめたドローン技術の紹介と操縦体験をしました。
詳しくは、次のHPをご参照ください。
http://kuniccyume.exblog.jp/238849334/
再生可能エネルギーによる地域活性化の勉強会
ゆめほたるクラブ主催(兵庫県助成)で「再生可能エネルギーによる地域活性化を考える集いin黒川」を実施しました。マイクロ発電機の設置予定場所での説明会や再生可能エネルギーのによる地域活性化の講師による勉強会を開催しました。
詳しくは、次のHPをご参照ください。
http://kuniccyume.exblog.jp/238812894/
『循環とくらし』第8号「思い出の整理と処分」の執筆
廃棄物資源循環学会より依頼を受け、当該学会が発行している「ごみの一歩手前を考える」をコンセプトにした雑誌へ体験談を執筆しました。
詳しくは、次のHPをご参照ください。
http://jsmcwm.or.jp/edit/kurashi/08/044suzukie.pdf
廃材利用アンテナ&高感度ラジオ制作ワークショップ
今年の廃材製作教室は、一昨年大好評だった間伐材や廃材を利用ラジオ製作ワークショップをリバイバル開催しました。
初めてハンダごてを使う子どもたちも多かったのですが、火傷することもなく、無事全員、高感度ラジオを完成し、放送局を受信できました。
詳しくは、次のHPをご参照ください。
http://kuniccyume.exblog.jp/238745937/
11月14~15日「環境学習施設を考える会」で視察研修会を開催
廃棄物資源循環学会の環境学習施設研究部会(通称名:環境学習施設を考える会)の事務局として、視察研修会を開催しました。
詳しくは、つぎのアドレスから報告書をご参照ください。
http://e-ed.jp/OPEN/20171114_15report_v02.pdf
廃びん×間伐端材deスピーカー制作の企画・実施・講師
廃材を利用したスピーカーシステム製作をおこなった。20名が参加し、そのほとんどが小学生であったが、付き添いのおとなも三名参加された。
間伐材などの端材を利用して、廃ビンに組み込んだフルレンジスピーカーを支える仕組みを木工作する、ガラスと木工そして電気系というハイブリッドなワークショップである。時間のほとんどが、どのような形にしようかと悩む、木工作に費やされていた。最終的には、全員美しい音色に満足されたようで、今後の端材工作への期待も高まった。
3R・低炭素社会検定のニュースレター「トップメッセージ」への執筆
3R・低炭素社会検定実行委員会事務局より依頼を受け、当該事務局が発行しているニュースレター8月1日号のトップメッセージを執筆した。
犬島製錬所写真撮影会および製錬所跡研究者・鈴木榮一氏講演会
明治末、煙害対策として瀬戸内海の島へ建設された製錬所は多くある。中でも、犬島製錬所は稼働期間も10年と短く大正8年に閉鎖した。資料はほとんどなく概要さえ不明であった。今回福武財団からのオファーにより、私の調査研究内容についてお話しする機会を得た。
循環とくらしNo.7「旅ゆかば」への執筆・編集
廃棄物資源循環学会が発刊している一般向け雑誌『循環とくらし』第7号のゲスト編集者として、巻頭インタビュー記事のインタビュアー、コラム執筆、ブックレビュー執筆を行う。コラムは、私が長年研究対象としてきた犬島製錬所跡を中心に「犬島(岡山県岡山市)の光と影」のタイトルで、煙害や公害に向きあってきた歴史と、アートで再生する未来について述べている。
地域協力で分解ワークショップ(小型家電リサイクル)
毎年、春休み・夏休み・冬休みの各時期に開催している、大好評の「分解ワークショップ」を開催しました。近隣の電気屋さんと参加者やボランティアが昔の無線や電気製品関係の話でもりあがるなど、楽しい雰囲気で分解分別作業をしていただきました。
このワークショップをベースに提案もしていますので、ご参照ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/.../0/26_43/_article/-char/ja/
「環境学習施設を考える会」設立記念講演会・総会を開催しました。
鈴木が事務局を担い、「環境学習施設を考える会」設立記念講演会・総会を開催しました。この会は、廃棄物資源循環学会の研究部会として、11/1に承認されています。
詳しくは、次のfacebookにアップしていますのでご参照ください。
https://www.facebook.com/facilities.env.edu.888/
廃材利用 高感度ラジオ&アンテナ製作教室を開催
今年の廃材ラジオ製作教室は、里山の間伐材を利用した木工作でループアンテナを作り、その基部に高感度ラジオ基板をとりつけるワークショップを開催しました。
初めてハンダごてを使う子どもたちも多かったのですが、火傷することもなく、無事全員、高感度ラジオを完成し、放送局を受信できました。
好評につき、同年12月18日(日)にも、同じワークショップを開催しました。
詳しくは、次のHPをご参照ください。
http://kuniccyume.exblog.jp/23169913/
生産現場で発生する非製品素材を、「ごみ」から救う活動
繊維リサイクル研究会で、2つの企業からお声がけをいただき、4/12に非製品素材を芸術系大学や現代アート作家へのコーディネイト(利用希望者向けの生産現場視察会)を実施しました。
製造工程を見学した後、バックヤードの非製品素材置き場を探索したところ、利用希望者(アーティスト)にとってはお宝が盛りだくさんで、大喜びでした。
今回の手応えをもとに、このような非製品素材が、教材として活用されたり、作品に昇華されたりすることが、ごみ減量化への取り組みになるべく活動を継続していきます。
間伐材を活用して、北摂里山土産「いやしの木玉」製造機製作
間伐材は、そのまま製材して利用するばかりではなく、玉のような形に一次加工することによって、さらに魅力的な素材として利活用されるのではないかと考え、先にプロトタイプを製作されていた大阪教育大学・技術教育講座(永冨教授)の協力をあおぎ、川西市商工会の助成をいただいて、木玉製造機(仮称:北摂里山1号)を製作しました。
いやし効果のある薫り高いヒノキやスギを原材料とすることにより、アイデア次第で各種用途(お風呂、置物、工作材料等)が考えらます。
春里2016 地域まるごと”さくら”色
兵庫県川西市黒川地域は日本一の里山と言われ、例年11月頃に里山まつりを開催しています。
わたしは、その日限りの催事だけでなく、一週間から一ヶ月ぐらいの期間を通して人々が訪れてもらえるような事業ができないか、例えば「桜」の開花シーズンを地域全体でアピールしてはどうだろうと提案してきました。
今年は地域全体で「春里2016 地域まるごと”さくら”色」というテーマで大きく地域をアピールすることになりました。
全国のごみ処理施設・リサイクルプラザへのアンケート調査協力
環境学習施設を考える会・準備会の発足にあたり、大阪産業大学の花嶋先生から、全国の施設調査への協力を依頼されました。全国の約1600施設へのアンケート調査作業を実施しました。この調査結果は、平成28年1月22日第37回全国都市清掃研究・事例発表会(周南市)において「全国のごみ処理施設が果たしている環境教育の実態調査」として発表されました。
環境学習施設を考える会・準備会の事務局事業の実施
平成24年9月、第25回 廃棄物資源循環学会 研究発表会(広島工業大学)で、わたしが発表した「環境啓発施設における地域連携拠点(ハブ)化へ向けた実践研究」において提唱した「全国の環境学習施設ネットワーク」にご賛同いただいた有志による準備会が発足しました。その準備会の事務局機能を担います。平成28年3月20日には、発起人会を開催します。詳しくは、次のHPを御参照ください。
www.facebook.com/facilities.env.edu.888