登録年度 | 2014年度 |
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氏名 | 日野 進一郎 (ヒノ シンイチロウ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生命、資源・エネルギー、消費生活・衣食住 |
主な活動地域 | 岡山県総社市 |
主な経歴 | ◇岡山地域づくり交流会:流域シンポジウム、サミット等の企画運営◇エコミュゼ国際シンポジウム企画運営◇清音村いずみの森ビオトープづくり◇総社市ふるさと創生仕掛け人塾第一期代表◇まきびの里リーダー養成塾塾頭◇公益財団法人おかやま環境ネットワーク評議員◇NPO法人はぁもに~理事 |
特記事項 | ◇岡山県地域づくりマイスター◇岡山県環境学習協働推進広場運営委員会委員◇岡山県地球温暖化防止活動推進員◇環境おかやま大賞受賞 |
活動の紹介
(財)おかやま環境ネットワーク
(財)おかやま環境ネットワークの評議員として、事業計画への助言や提言、評価などを定期的に行っている。里海計画やホタルの保護など継続的に実施し、成果を上げている。
鈴鹿の里山整備
三重県鈴鹿市での里山整備に関わっている。人口20万人の鈴鹿市の市街地に近い里山を、幼児・児童・大人の憩いの場として順次整備。山菜畑、炭焼き、シイタケ栽培、たけのこ掘り、栗拾い、遊歩道の整備、自然のブランコ、木登り、バーべキュウなど子供からお年寄りも楽しめる自然環境を整えていく。
総社市ごみ減量化協議会
地元自治体のごみ減量化協議会委員として、将来はゴミゼロを目指している。江戸時代には江戸の町はゼロエミッションを実現しており、先人の智慧に学び実行すれば不可能では無いと思う。が、使い捨て社会に馴染んできた現代人にとっては不可能に思えるようだ。意識改革から始めないと前に進まないと感じている。
アズワン岡山
持続可能な地域を担う、地域コミュニティーづくりを企画している。世界中に何千、何万とあるエコヴィレッジ、パーマカルチャー、トランジションタウンなど、持続可能な地域を目指しているグループが存在する。が、その多くが人間関係や経済問題などで数年の間に消滅している。思いがあっても持続できないのは何故か?これを解明し、持続可能性を高めていくことに取り組んでいる。
おかやま環境ネットワーク評議員会
おかやま環境ネットワークの評議員として会での助言や里海活動などを支援しています。
里山体験
三重県鈴鹿市、アズワン鈴鹿コミュニティーの里山で、炭焼きやシイタケ栽培、山菜採取などを通して自然環境を深く味わい、自然を体感してもらう事業を行い、幼い子供たちから高齢者まで幅広く参加してもらっています。
自然環境の中での学びと成長
自然環境の中で、身体的な成長や情緒的な豊かさを育むことが重要だということは明らかだ。子どもばかりでなく、親世代も自然環境から学ぶ体験が希薄な大人が多い。こんな大人環境の中で、子どもたちもまた、学びの機会を失っている。先の里山整備の中に、豊かな自然環境に浸り、感じ、学び、成長するフィールドを整備したい。知識や情報などは、いつでもどこでも、いくらでも入手できる。しかし智慧は?しかるべき環境が必要。良質な自然環境と智慧ある人間環境があって初めて実現へと向かう。そんな環境を創りたい。
財団法人おかやま環境ネットワークの評議員として
このところコロナの影響で、リアルな活動がほとんどできていない。コロナ終息までは企画案を練ったり、Zoomでのミィ―テイングを重ねるしかない。ネット環境での講座やセミナーなどは、やり方によっては良好な成果を上げうると感じている。
里山整備
倉敷市玉島の里山を生活の拠点として整備している。山林、田畑、果樹園など約一万坪のエリアを継続的に整えていく。空き家の利活用、ベーシックインカムの確保、多様な人々の活動の場とする。
自然農と環境問題
かなりのエネルギーや資源を消費する現代農法と自然農法の違いは歴然としている。田植えや稲刈りなどの重労働をあえて人力でやることなど現代では思いもしない人が多いと思う。けれども化石燃料などが使えなくなり機械類が動かせなくなった時、どうするのでしょう?その日のために、記憶と技術を残すために、一部でも良いから自然農の部分も大切にしたい。
住まいと直結した環境問題
日々の生活の中で、ちょっとした工夫で随分と環境負荷を低減できる。これらは文化として生活の中に定着していたけれども、この半世紀の間に徐々に失われている。衣食住すべてに関してブラックボックスが多くなり、生活の実際が見えにくくなっている。持続可能な生活を望むならば、実際はどうかと調べ、より良い方向へと生活をシフトしていく必要がある。
照明に関する省エネ
近年のLED照明は、色温度や性能の向上が著しく価格も手頃になっている。店舗や事務所、住まいでの照明効果を高めながら、省エネ効果も大きい。早期に採用すればするほど効果を発揮する。
里山の活用
地域音子育て世代の課題の一つは、子どもたちが安心して屋外で遊べる場所が少ない。一世代前までは、地域の大人たちの関与もあり、格好の遊び場でもあり身体能力を自然に学ぶ場でもあった。里山を活用するノウハウを身に着けている高齢者の援助を得ながら身近な里山を整備していこう。