登録年度 | 2015年度 |
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氏名 | 山本 政雄 (ヤマモト マサオ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、資源・エネルギー |
主な活動地域 | 群馬県吾妻郡中之条町 |
主な経歴 | 中之条町水道事業の技術管理者として、水源保全および低炭素社会への貢献のための活動を行った。2012年7月からは、町の重点施策として位置付けられた再生可能エネルギー担当部署の責任者として、太陽光、木質バイオマス、小水力発電の事業化と、町主導の地域新電力設立のための業務に携わった。 |
特記事項 | 中之条町職員在職中に技術士資格を取得、木質バイオマス事業化検討においては事務局長を担当、また環境省事業のサブワーキンググループ有識者委員に就任。 |
活動の紹介
令和4年度政策・実務研修「地域からゼロカーボンを考える」
主に自治体担当者を対象とする研修:テーマ「地域新電力によるエネルギーの地産地消」全国で初めて設立された自治体による地域新電力の立上げの経緯、地域における合意形成、取り組むうえでのポイント、現在における課題と今後の展望について講義。受講者とのディスカッション。
高校生による農業インターン
都会で農業を学ぶ高校生と新たな就農者を求める自治体とのマッチング研修において、再生可能エネルギー活用の取り組みを学習する課題にも取り組み、小水力と太陽光発電所の見学において説明を担当
再生可能エネルギーによる地域魅力づくり教室第2回
1)再生可能エネルギーの基礎(中之条町の太陽光発電所、小水力発電所を事例に再生可能エネルギー活用の取組みについて講演、他別講師により木質バイオマスボイラー事例による同テーマの講演 2)美野原小水力発電所見学 3)他太陽光発電施設およびバイオマスボイラー設置施設の2ヶ所見学
「再エネのまち」を探訪 講演と見学
市民発電所をとりくむ団体のツアー:中之条ガーデンズにおける講演「中之条町の新電力の取り組み」ののち、小水力発電所および太陽光発電所と中之条ガーデンズ見学
地元学生に向けた明日の未来をつくるSDGsエキスパートによる地域活性実践セミナー
再生可能エネルギーによる地域魅力づくり教室の1回目、受講者に対する事前学習として、「再生可能エネルギーによる魅力ある地域づくり」をテーマに講演。つづいて、参加者とのコミュニケーションを車座によるセッションで実施。参加者の当講座への参加の思いと、講演内容を深め、課題を共有
新電力設立検討委員会設立会議における基調講演
自治体、企業、団体等による新電力を設立するための設立会議にあたり、基調講演を行った 演題「地域新電力の立上げについて」 内容:(1)再生可能エネルギーの地産地消政策と新電力の立上げ事例(2)地域新電力の活動内容(3)ふるさと納税における返礼品としての電力(4)昨冬の電力需要ひっ迫とその影響(5)今後の展望と課題、として1時間講演。
自治体エネルギー新担当者向けセミナー
自治体むけ支援事業などを行っている企業が、自治体におけるエネルギー関連部署の新担当者向けに開催されたセミナー 。講師の一人として、群馬県中之条町の「再生可能エネルギーのまち」の取り組み、自治体新電力の活動と課題、今後の活動と地域貢献について30分間講演とディスカッション。
オンラインセミナー「地域エネルルギー会社の可能性」
地域循環共生圏構築を検討する協議会メンバー及びオンラインによる市民参加のセミナーにおいて、新電力の立ち上げ、運営、地域貢献のあり方について講演。
地域新電力は、立ち上げの形態、運営の方法、事業スタイルなどさまざまである。持続可能な地域づくりの上で地域新電力の役割が期待される。
中之条町の水力開発と自治体新電力
自治体が農業用水を活用して整備し運営している小水力発電事業の取り組みとそれを電源として活用している自治体新電力の活動について講演。地域のエネルギーを自治体新電力を通じて活用している「エネルギーの地産地消」の具現化としての展開や戦略について講演
地域新電力の設立検討ガイドラインの作成における意見聴取
環境省事業受託会社より意見を求められ、ヒヤリングを実施。内容は地域新電力が小売電気事業以外(地域課題の解決等)へ事業展開するときの留意事項、地方公共団体が新電力事業に参画する意義について。事業領域、ガバナンス、地域政策課題との関係などについて回答
シュタットベルケの特徴を取入れた自治体新電力
シュタットベルケの特徴を取り入れた自治体新電力としての中之条町の事例について報告。その設立過程における自治体の活動と自治体新電力の地域電力会社としての成長、自治体との連携、地域における活動、今後の取り組みなど講演
市民新電力設立をめざす集い
市民新電力の設立をめざし、全国の経験に学び討論する集いに講師及びパネラーとして参加。自治体による再生可能エネルギーの活用の方法、電力の地産地消にとりくむ電力会社設立の経験を講演。
2019年度総会 記念講演およびシンポジウム
依頼団体の総会において、シュタットベルケの現状と日本の自治体新電力の可能性をテーマに記念講演とシンポジウムを開催。その中で「自治体新電力の設立および活動」について講演。また、第2部で「「地域エネルギー・インフラサービス会社の課題と実現方法を考える」をテーマとしたディスカッションのパネラーとして参加。
小水力発電見学と地域新電力による電力の地産地消事例研修
再生可能エネルギーを取り巻く環境、2019年問題の該当者が、いま何を考え検討すべきかをテーマに研修会を開催。地域新電力の取り組みについて講演と小水力発電所施設の実地見学の説明を実施
渋川市民環境大学
市民が環境問題について知り、考え行動することを促す目的で渋川市が開催。全5回の最終日の講義を担当した。「電力自由化と再生可能エネルギーの地産地消」をテーマに、地域における再生可能エネルギーの取組みと自治体新電力の状況、電力自由化後の課題などを講演した。
「地域の多様な課題に応える低炭素な都市・地域づくりモデル形成事業」に関する中間報告会
環境省による表題の事業において、全国12の自治体でエネルギー需給の調査や新電力会社の設立にむけたFSや事業性の調査を実施。その成果報告と情報交換を目的に中間報告会を開催。コメンテーターとして各地域の発表後および全体の総括コメントを行った。
群馬県地域学習推進事業「みんなの環境フォーラム」
県および環境カウンセラーズぐんま主催により、SDGsのゴール7、「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」をテーマに講演会とシンポジウムを開催。エネルギーの地産地消と地域新電力についての基調講演を行った。また、パネリストとして討論に参加。
ワークショップ 「社会参加の再エネ開発を起点とする農山村の持続戦略」
再エネ・農山村の持続戦略研究会によるワークショップを京都大学で開催。再エネ開発・再エネ関連事業・地域づくりを進めている各地の研究者や活動家、自治体職員などが事例発表と意見交換を実施。再エネ開発の具体的な取り組み、社会参加とコミュニティの現状、今後の課題などを議論した。
平成29年度 専門的人材養成プログラム (いばらき自然エネルギー開発コーディネータ養成プログラム)
いばらき自然エネルギーネットワーク主催の第7回講座。
自然エネルギー開発コーディネータ養成のため、様々なテーマで開催されてきた。今回は最終回として電力の地産地消、地域活性化と再エネによる地域づくりをテーマに3つの事例が報告され、その一つを担当、講演を行なった。
環境施設見学会
環境カウンセラーズぐんま主催による環境施設見学会
中之条電力の取組みについての講演と小水力発電所及びメガソーラー発電所の見学会を実施し、さらにラムサール条約登録湿地である芳ヶ平湿原散策ツアーを実施した。講演における講師と各発電所の説明を行なった。
「長期低炭素ビジョン」説明会〜2050年の未来を考えよう〜inさいたま
「長期低炭素ビジョン」についての環境省主催の説明会において、地域における低炭素化に資する取組事例をゲストスピーカーとして発表した。
講演内容は、地域内のエネルギー活用事例としての自治体の太陽光発電事業の実施と発生した電力を地産地消するための自治体電力・中之条電力の設立及び公共施設等への電力供給、さらに電力自由化後の取組などを報告した。
温泉熱利活用検討地域協議会 第3回協議会
温泉の熱利用に関する検討についての本年度の最終協議会に出席。検討対象源泉の調査結果報告及び温泉バイナリー発電の事業性検討結果報告を受け、源泉所有者(旅館)、県、地元自治体などの関係者及び有識者等で構成される意見交換を実施した。