登録年度 | 2015年度 |
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氏名 | 山岸 秀樹 (ヤマギシ ヒデキ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、産業 |
主な活動地域 | 埼玉県川口市 |
主な経歴 | 発電所建設に係わる環境影響評価業務のうち海域分野を担当した。この経験を活かし、干潟再生や藻場再生による生物多様性保全・自然環境保全関連業務のうち、計画・調査・評価等を担当している。また、再生した干潟等において、地域住民等を対象とした環境学習の計画、運営も取り組んでいる。 |
特記事項 | 技術士(環境部門‐建設環境、総合技術管理部門‐建設・建設環境)、港湾海洋調査士(環境調査部門、気象・海象調査部門) |
活動の紹介
生物観察及びアマモ授業
東京都港区お台場学園(港陽小学校)4年生の担任から、今年度下半期において総合学習で取り組むアマモに関する授業の相談を受けた(7/31)。
このため、担任から総合学習の目的、成果の目標を確認したうえで、アマモやアマモ場に生息する生き物について学ぶための授業のカリキュラム、運営の留意点等について助言した。
併せて、私がゲストティーチャーとして教えることが可能な授業内容を説明し、担任の授業内容との連携方策について助言した(9~2月まで3回)。
この取り組みにより、担任からは「効果的な総合学習を進めることができた」との、感を得られた。
海辺の生物観察会
港区が主催するお台場における地曳網による魚等の生き物観察会が実施された。
港区から、地曳網で採取された生物以外にも、多様な生物を観察できる機会を設けられないか、と相談があった。
このため、地曳網開催日に、石垣部や砂浜部などに生息している貝類やカニ、魚類等を別途採取し、水槽に展示・説明する海辺の自然観察会を企画・提案し、運営した。
港区からは、当日は多くの親子連れの参加があり、単に生き物の観察だけでなく、生き物を取り巻く環境についても説明し、自分たちの生活との関わりに気付いてもらうことができたことに、謝辞を受けた。
特定非営利活動法人・埼玉環境カウンセラー協会
埼玉環境カウンセラー協会の会員として、協会の活動に参加した。
運河における藻場造成
東京都内の運河において、藻場造成が可能な環境、場所について、既存資料等を踏まえて勉強会を行った。
干潟観察会
山口県内の人工干潟において小学生を対象とした環境学習、自然体験活動を実施するために、小学校の教諭、地元NPO等、自治体などの関係者を対象に活動の協力依頼から、活動の趣旨説明、役割分担等をコーディネートした。
東京湾環境一斉調査
芝浦、港南、天王洲エリアの運河周辺に立地する企業に対して、東京湾環境一斉調査に参加するため、運河の水質調査の解説、調査技術指導を行うと共に、調査結果をとりまとめた資料を作成し、参加企業に対して解説を行った。このことで、運河に対する環境保全の意識向上が図れた。