登録年度 | 2015年度 |
---|---|
氏名 | 土井 俊幸 (ドイ トシユキ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、資源・エネルギー |
主な活動地域 | 静岡県沼津市 |
主な経歴 | 2009~2013年度環境管理責任者として明電グループ環境経営の推進に取組む。事業活動における環境負荷低減は、工場へ太陽光発電導入によるCO2排出削減、廃棄物ゼロエミッション等に実績を残した。製品による環境貢献は、太陽光・風力・小水力発電等 環境貢献事業の拡大やLCA、3R等 環境配慮設計の推進に努めてきた。 |
特記事項 | エネルギー管理委員資格取得(2009年度)、日本電機工業会 環境政策運営員会委員(2009年~2013年度)、技術士 環境部門(2014年度)、eco検定(2009年度) |
活動の紹介
静岡県立工科短期大学 非常勤講師「環境・エネルギー概論」
2023/10~2024/03 講義100分(週一回、18回)
主な講義内容
(1)環境問題(公害問題)
(2)環境政策
(3)ISO14000シリーズ
(4)現在のエネルギーと未来のエネルギー
(5)ゼロエミッション社会の実現に向けた取り組み
製品の環境配慮設計の加速化 -新CFPへの対応-
(1)背景<気候変動>
・気候変動対策の流れ
・「2050年カーボンニュートラル宣言」(菅前総理所信表明)
・Scope3バリューチェーン排出量の重要性
・新たな「カーボンフットプリント」の活用ニーズの高まり
(2)企業の取組みと課題
・GHG排出削減目標のあり方(Scope1、2とScope3)
・Scope3カテゴリ11削減シナリオ
・新カーボンフットプリント対応への企業の課題
(3)取組み依頼事項
・環境配慮設計への適用ポイント
気候変動 ~企業のSDGs取組み~
講演の内容
1)世界標準SDGsについて
2)パリ協定と脱炭素の動き
3)ESG投資・ESG金融の拡大
4)企業のSDGs取組みとエコアクション21
沼津市環境基本計画・一般廃棄物処理基本計画検討委員会への対応
第2次沼津市環境及び一般廃棄物処理基本計画の策定について、同委員会に委員として参加し審議に加わった。環境基本計画では、GHG排出量削減目標として2030年度28%削減、2050年度95%削減を掲げる(2013年度比)。私は、その中でレジリエントなまちづくり、コンパクトシティ、スマートシティなど行政からあるべき姿を示したうえで、地場企業と連携して課題解決に取り組んでいくことが環境基本計画の実効性を高める点で重要と主張してきた。例えば、エネルギーの地産地消や林業と連携したバイオマスエネルギー活用等。
SDGsからエシカル消費まで、人と社会、地球環境のためにできること
日本技術士会静岡県支部CPDとして、講演90分、質疑10分の講演会を企画。内容は「2015年 文明のベクトルが変った」として、国連の持続可能な開発目標SDGsとCOP21パリ協定の採択を紹介した。その後の世界の潮流として、脱炭素の動きESG投資の拡大を説明し、「今我々は何に取り組むべきか」と問題提起を行い、個人の取り組みとして「エシカル消費の推進」を提案した。
今回、SDGsやパリ協定から、各主体の取り組み、エシカル消費までを体系立てて説明したことで、出席者の理解が深まったと思う。
『気候変動』 今、我々が取り組むべきこと
企業内技術士会のCPDとして、講演90分、討議30分の講演討論会を企画。内容は、序章「2015年 文明のベクトルが変った」として、国連の持続可能な開発のための目標SDGsとCOP21パリ協定の採択を紹介した。そしてその後の世界の潮流として、脱炭素の動き、ESG投資の拡大を説明し、「今我々は何に取り組むべきか」と問題提起を行った。後の討議では、企業の気候変動の緩和及び適応に対するリスク及び機会、その取り組み及び利害関係者への情報開示について、熱い議論が交わされ大変有意義な討論会になった。
グリーン調達の推進 ~バリューチェーンマネジメントの強化~
エコプロダクツ2017展にて併設された『環境省シンポジウム 環境経営におけるESG時代の「リスクと機会」 』で「エコアクション21を活用したバリューチェーンマネジメント」について講演する機会を得た。エコアクション21は環境省が策定したガイドラインに基づく環境経営のマネジメントシステム認証・登録制度である。
<講演目次>
1.当社の概要
2.取り組みの背景
3.エコアクション21認証取得支援
4.エコアクション21導入の効果
5.サプライヤの取り組み例
エコアクション21の概要、関連支援制度及び取り組み事例について
沼津市新エネ/省エネ対策支援制度講演会にて講演する機会を得た。 中小企業や市民の方に様々な新エネ/省エネ対策、及び補助金等の支援について説明があった中で、環境マネジメントシステム「エコアクション21」について講演した。
<講演目次>
1)環境マネジメントシステム
2)エコアクション21とは
3)関連支援制度 ~Eco-CRIP~
4)活動事例紹介
地球温暖化対策~私たちにできること~
地球温暖化対策について、一般市民の目線で、地球温暖化のメカニズムから、現在の状況、パリ条約から、私たちにできる気候変動の緩和及び気候変動への適応の施策について、解説する。
<目次>
1.何かおかしい今の地球 ~地球温暖化
2.地球温暖化対策の動向
3.気候変動の緩和 ~私たちにできること
4.気候変動への適応 ~私たちにできること
ISO14001:2015内部監査員 改正差分コースの研修
企業の内部監査員を対象に、従来のISO14001:2004と改正ISO14001:2015との規格要求の差分を中心に教育する。
・ISO14001:2015改訂の解説
・質疑応答
・演習・発表