登録年度 | 2015年度 |
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氏名 | 中尾 博 (ナカオ ヒロシ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 水質、地球温暖化、3R |
主な活動地域 | 京都府木津川市 |
主な経歴 | 大型ヒートポンプや冷温水機の更新工事監理に係り、冷却水処理と自動チューブ洗浄装置の省電力運転技術指導の実績がある。空調設備の更新・改造提案や保守契約の見積査定を行う。CSR支援で里山環境整備も行い、古民家に暮らしながら省エネ改善値計測と解析を行う。環境団体へ見学やイベントに開放。 |
特記事項 | 建築物環境衛生管理技術者,職業訓練指導員(冷凍空気調和機器科),浄化槽設備士 監理技術者資格者証(一級管工事施工),第一種電気工事士免状,うちエコ診断士, 家庭の省エネエキスパート,IPCCリポートコミュニケータ |
活動の紹介
第6回木津川流域クリーン大作戦
地域では不法投棄される生活用品の廃棄場所は、特定の場所に集中しているのが特徴である。木津川堤防の架橋部の廃棄ゴミ回収を、企業や市民環境団体(南都銀行加茂支店・子どもと教育を考える会ラララもか・NPO法人ふるさと案内加茂)と一般市民に呼び掛けて、ゴミ回収を行う。
7名の参加があり、環境美化とマイクロプラスチック問題に対する、貴重なご意見を寄せて頂いた。
加茂小学校4年生総合学習サポート
2時限23名の生徒の課題が【水の利用と水害】。丘陵の棚田を挟む西に加茂小学校、東に木津川支流新川で徒歩往復約45分間。新川河川敷き魚とり時間が焼く30分条件で実施。
行きは用水路沿いに水田・蓮畑・高低差取水工夫・消火水貯留所の説明。水害については、洪水災害写真をよりよせ掲示依頼をする。カラー印刷の高低差値記入の地図が、生徒に好評であった。
壁紙出荷余剰品の活用
前年度に引き続き地元壁紙メーカーの、エリモ工業では出荷余剰品を廃棄物処理業者に、6㎥コンテナ/2ケ月毎に処理依頼している。処理費用とCO²削減を目指している。
工芸や土産製品原材料化より、表具や額縁マットへの用途が適しており、引き合い先の絞り込みを計画している。
親子で楽しむ川の学校in新川魚とり2022
市民団体の【子供と子供と教育を考える会・らららもか】の支援依頼により、安全面の作業と指導を行う。マムシ対策下草刈りと河川敷入り口段差の解消で土嚢積を実施する。
温暖化による局地的豪雨小河川の急激な増水から命を守るため、魚とり前や途中で空模様観察だけでなく、雨雲レーダー確認を励行するように指導を行い、プロセスのチラシ配布も行う
伝統産業余剰品の有効活用
襖紙や壁紙の余剰製品の有効活用について、製造元のエリモ工業に出向き使用用途や利用先について情報交換を行い、表具・画材・土産製品の事業者や市民活動グループや福祉作業所の、加工製品名や訪問先リストの協議を行う。
また奈良環境カウンセラー協会の定例会で、活用引受先の紹介を依頼する。
伝統産業余剰品の有効活用
木津川市内の複数事業所は伝統産業の壁紙・襖紙を生産している。操業に伴う余剰端材の廃棄と処理費用の削減について、リサイクル製品化と引取り先開拓の相談を受ける。レジ袋廃止で開講の手提げ袋作り講習受講者から、商品開発アイデアや道筋の考えを聴き、額縁掛け軸表具店・画材店・観光土産品製造業者への道筋や、文化協会所属の趣味グループや福祉作業所へ、端材サンプルを持参での巡回説明で引き取り条件について打診を行う。その過程で生活起因の地球温暖化進行からの気候変動を、自分自身のことと意識化する啓発活動を行っている。