登録年度 | 2015年度 |
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氏名 | 湯澤 眞理子 (ユザワ マリコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 地球温暖化、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 長野県飯田市 |
主な経歴 | 千葉大学教育学部卒・学校現場において、環境教育・省エネ実践に取組む・学校ビオトープ造り・蛍の研究と復活・信濃教育会教育研究所「環境教育と環境問題」論文・環境NGO代表・ネパール植林支援・環境わくわく体験講座(30テーマ以上)の提供・視察見学者向け講義・リユース事業に従事。 |
特記事項 | 小・中学理科免許一級・特定非営利活動法人環境わくわく体験スクール理事長・IPCCリポートコミュニケーター・飯田市環境アドバイザー・長野県地球温暖化防止活動推進員 |
活動の紹介
ソーラー充電式エコラジオ作りと地球温暖化対策希望探し
飯田短期大学において、 学生50名を対象に、地球温暖化等環境問題の講義とソーラー充電式エコラジオの制作を行った。講義をとして、地球沸騰化時代の緊迫性に思いを馳せるとともに、ソーラー発電でラジオを聞くことで、自然エネルギーへの安心を高め、早速ポータブルソーラー蓄電池を購入したいという感想もいただくことができた。
太陽光蓄電式ソーラーカー作り&太陽光発電事業者とのコラボ
「南信州環境メッセ2022」において、ソーラーパネルで発電した電気を充電式乾電池(蓄電池)に蓄電し、CO2を排出しない、そして蓄電して光のない所でも走れる「ソーラーカー」を親子さん約40名で制作し、走りを楽しんでもらった。また蓄電できることで、自然エネルギーはいつでもどこでも使えることを体験し、関心を高めてもらった。さらに太陽光発電事業者の方にご参加いただき、小型太陽電池で扇風機を回すなどの実演をしていただき、購入への意識づくりとなった。
南信州環境メッセ2021パネルディスカッションのパネラー テーマ「ゼロカーボン社会の実現に向け自分ができること」
セッション1:NPO法人環境わくわく体験スクールとして提供している約40テーマの講座の中から、蓄電式ソーラーカー、風力発電&風力蓄電式扇風機、廃油キャンドルなどの紹介
セッション2:HEZや太陽光発電・電気自動車などを活用した個人におけるゼロカーボンへの取組の紹介
セッション3:「知ること伝えること」「グリーンリカバリーへの道」「コロナ禍から見えた変化と農と緑への回帰」について提言
蓄電式ソーラーカー作り&色々な再エネ実験
太陽電池で蓄電する充電池を搭載し、太陽光を当てて走るとともに、使わない時に太陽エネルギーの電気を充電池に蓄電して光がなくても走れる「蓄電式ソーラーカー作り」を行った。太陽光は不安定と言われるが蓄電すればいつでも使えCO2を出さないエネルギーであることを体感しながら、車を走らせる楽しさを親子約30名で体験する講座となった。この蓄電式ソーラーカーで蓄電した充電池は懐中電灯やラジオなど実生活で使い即CO2削減になる。風力発電や燃料電池実験も楽しんだ。この他多様な場で年間15講座位実施。
風力発電機を作ってLEDを点灯&改造して扇風機に変身!
風力発電用モーターにゲルマニウムダイオード付きLEDを繋家、風力発電装置を作る。できれば自然の風がいいが得られない時は、送風機や図便が走って風を当ててLEDを点灯させる。次に、ゲルマニウムダイオードを繋いだ充電池2個を電極を逆に先に風力発電機につなぐと扇風機になる。
牛乳パックの紙漉きで作った紙でLEDフラッシャーランプシェード作り他
牛乳パックを再利用して紙すきをし、その紙でカラフルに点滅するLEDランプシェードを作りを行った。牛乳パックが、きれいな紙に生まれ変わり、そこへ、押し花を配置することで、LEDの環境にやさしいを光とともに映し出され、暗室で見ては、歓声が聞かれた。家に持ち帰って電気を消して、それぞれにキャンドルナイトを楽しんでいただいた。
身近な材料で「燃料電池」を作り、LEDランプの点灯・プロペラの回転・オルゴールを鳴らそう。燃料電池車の模型も動かしてみよう。
再生可能エネルギーとして、大きな期待が寄せられている燃料電池を塩水・重曹水他で作り、オルゴール・プロペラ・LEDランプを動かして楽しむことで、再エネを身近に感じ、環境にやさしいエネルギーを選択したいという思いをもつ切っ掛けとしていただいた。また、究極のエコカーといわれる燃料電池車の模型を走らせて楽しんだ。水の電気分解を太陽電池で行うことで、本当の意味でエコになることも体験していただいた。(所要時間2時間)
色変わり焼きそば&ケーキ&紅茶を楽しみ、水の性質と海の酸性化を学ぼう
クラスの親子レクとして、紫キャベツで緑の焼きそばを作り、2種類のソースで、色変わりを楽しみ、マローブルー紅茶と紫芋のケーキで、酸性・中性・アルカリ性の水の性質を色変わりで学んだ。そして、二酸化炭素が海を酸性化することを実験で学び、ゴミの減量や化石燃料からの決別の必要性を考えていただきながら昼食を楽しんでいただいた。
IPCCリポート報告会
県地球温暖k防止活動推進委員会地区会議において、IPCCリポートコミュニケーターとして、環境省からの資料をもとに、お話をさせていただいた。地球温暖化の現状と予測について、動画やAR5の資料でお伝えするとともに、緩和と適応の具体策や世界・日本の動向や自分自身の取組について触れさせていただき、私自身学ばせていただく機会となった。参加者から、温暖化対策の緊急性を再確認したり、今後の方向について、考えることができた等ご感想をいただいた。
親子環境わくわく体験講座「ラップの芯で顕微鏡を作って、ミクロの世界を楽しもう
ゴミとなるラップの芯でマイ顕微鏡を作ることで、愛着をもって、細胞・花粉・鱗粉・プランクトンなどの観察を熱心の行う姿があった。特別講師として下水処理センターの方をお招きし、微生物が家庭からの汚泥を食べて浄化してくれている話をいていただき、家庭からの雑排水に気を付けようという意識を高めていただく機会となった。(所要時間:2時間)
親子環境わくわく体験講座「光通信実験&光ファイバーLEDイルミネーションづくり」
光通信は、電気通信と比べ、多くのメリットがあるが環境面でも効率的であり、実際に光で声を送ってラジカセで音声にして聞く実験を行い、光が声を運ぶことを実感し驚きの声が聞かれた。また、光ファイバーとカラフルに点滅するLEDランプと再利用ペットボトルでオリジナルイルミネーションを作り、暗室で美しい光の変化を楽しんだ。家でも照明を消して家族楽しみたいと感想をいただいた。(所要時間:1時間半)