登録年度 | 2015年度 |
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氏名 | 下山 孝 (シモヤマ タカシ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地球温暖化 |
主な活動地域 | 大阪府池田市 |
主な経歴 | 公共機関やNPOを問わず講師をする。生物多様性を体感できる観察会に行う。兵庫県川西市「身近な自然とまちを考える会」の生物多様性に配慮した「トンボの里」づくりにも参加、掲示も担当し生物多様性の理解を深める活動を続ける。NPO野生生物を調査研究する会の「生きている川」の執筆も行う。 |
特記事項 | 生きている淀川・生きている猪名川(改定版)・生きている由良川・池田学講座・ジュニアサイエンス池田(小学校副読本) |
活動の紹介
生物多様性・ECO環境・SDGs連続講座
地域の団体の協力を得ながら、月に一度「生物多様性・ECO環境・SDGs」市民向けの講座を自主的に行っている。「哺乳類の多様性」・「みそ汁から見える生物多様性」・「サギソウの咲く里地の環境」・「異常気象(予定)」と順に行っている。今後はより「ECO環境」・「SDGs」と進め月に一度程度の人の暮らしと関わる内容を増やしていきたい。もちろん、言葉の説明ではなく、自分たちとの関りで考えたい。対象は内容により子どもになることも多い。
「生きている加古川」・「人間らしく生きつづけるために」の執筆改定
SDGsの観点からこれまでに発行していた「人間らしく生きつづけるために」の一部差し換えを行った。また、本年度は加古川流域の小中学校・図書館等に配布し、流域の子どもや大人がより自然の認識を深められるように、「生きている加古川」の執筆・配布を行った。
一般の観察会・全国一斉水鳥調査等観察会
NPO団体やナチュラリストクラブ、五月山児童文化センター、川西自然教室等での昆虫等の動物の観察会を依頼され実施している。また、全国で一斉に行われているような全国一斉水鳥調査等観察会等にも参加している。
兵庫県川辺郡猪名川町の自然と生物多様性
毎年、公民館や自然史博物館で講演や観察会等を行っている。本年度は兵庫県川辺郡猪名川町の町民講座のほか、川西市りんどう学園(高齢者大学)、兵庫県三田市高齢者大学、兵庫県人と自然の博物館(教員研修)等を行った。
武庫川流域の生き物調査・観察会
武庫川流域や猪名川流域の生き物の調査を継続的に行っている。特に地域により遺伝子の多様性を示しやすく伝えるための調査を中心にしている。観察会では、特に昆虫等での指導を行っている。
生き物観察会
五月山児童文化センターや県立一庫公園・地域の各団体から、生き物の観察会の依頼があり年間に10回程度行っている。内容は依頼に合わせ、昆虫・鳥・水生生物等が多い。
川西市高齢者大学の講師・教員研修
毎年内容を変えながら、兵庫県川西市の高齢者大学で講演や観察会を行っている。今年はは虫類・両生類を中心に行った。また、兵庫県の教員を対象として授業に生かせる観察会と講演会等も行っている。
水生生物観察会
教育委員会を通して小学校から依頼があり、一学年の水生生成物の出前授業を行った。また、河川工事事務所の依頼もあり、別の小学校でも同様の授業を行っている。
兵庫県教育委員会用「小学校低学年・中学年対象副読本」の作成・講師
昨年度は生物多様性に関わる児童用の副読本を作成した。本年度は教師を中心にその解説書を作成した。また、解説書だけでは理解が難しいものもあり、具体的な観察会等での活動を行った。
一庫の昆虫観察
本年度も10回以上の観察会を実施しました。観察会は子供を対象としたものが大部分です。一庫公園からも毎年観察会を依頼されています。「鳴く虫」が中心です。ほかに「三田市人と自然の博物館-教員研修」・「五月山児童文化センター」・「池田・人と自然の会」・「川西自然教室」等から依頼の観察会を実施しました。
川西市高齢者大学
高齢者大学で、地域にみられる哺乳類についての講演と人の暮らしとの関わりについての講演を行った。
さんだ生涯学習カレッジの講師
さんだ生涯学習カレッジ(高齢者大学大学院)で昆虫を中心とした講演と観察会を行った。
全国一斉水鳥調査
継続的に毎年調査を行っています。本年度は河川改修工事のためハシブトガラスやカルガモ等が見られなくなりました。ハッカチョウのようなかごぬけ鳥が工事後に入り込んでいました。
兵庫県教育委員会用「小学校低学年・中学年対象副読本」作成
2月20日は、初稿を手直ししました。それまで10回以上検討会(実質は教育委員会指導主事)・現地調査・教師向けの学習会等を行いました。発行は3月31日です。団体名は地域の方も含めた会の名前となっていますが、実際には小学生・北摂里山博物館に来られた方が使用します。