登録年度 | 2015年度 |
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氏名 | 安枝 裕司 (ヤスエダ ユウジ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、地球温暖化 |
主な活動地域 | 福岡県北九州市 |
主な経歴 | 市民参加型の自然環境保全活動及び環境学習の企画・運営にNPO法人の事務局長として携わっている。荒廃する里山、竹林の伐竹による生態系や景観の保全、干潟の希少植物の保全、子どもの野外活動を支援する活動など、参加の市民が楽しみながら充実感を持って活動できるよう全力でサポートしている。 |
特記事項 | 「シマラン市住民に対する衛生環境向上のための廃棄物収集システムの構築」に係る専門家派遣、科学技術・学術政策研究所専門調査員、九州共立大学非常勤講師などに就任。 |
活動の紹介
里山保全活動
荒廃する里山において、市民参加型の保全活動を企画・運営。特に生育範囲を拡大する孟宗竹を伐採。伐った竹は建設資材の原料に転用し、二酸化炭素固定にも貢献。生物多様性の保全だけでなく、第六次産業化の推進にも寄与している。
竹林里山保全活動「平成竹取伝説」企画運営
所有者の高齢化や生活様式に変化により手が入らなくなった里山を市民参加により保全する活動
ひびきの北公園の希少種保全
区画整理前に生息・生育していた地域の希少種保全のために整備されたひびきの北公園(北九州市若松区)の自然ゾーンにおける希少種保全のための整備活動。
池の水を抜いちゃうぞ大作戦2020
ひびきの公園(北九州市若松区)に生息・繁殖する生物の保全や一般管理をしながら風土や地域の資産を大切にする取り組みとして行うもの。
昨年度と一昨年度、ひびきの北公園自然ゾーン内の池の池干しによりドブガイの生育に好影響だったため、また、外来種駆除のため、今年度も引き続き実施するもの。一部の時間帯は地域住民に公開し、北公園内の魅力や水生生物を知ってもらう。
ひびきの生き物係
地域に豊かな自然風景を残しながら生物の生息空間を確保しようとする公園において、地域の親子を対象に、生きものとふれあい、楽しみながら学ぶ環境学習を実施。
市民参加型「平成竹取伝説」の運営
「平成竹取伝説」は、市民や企業の皆様と一緒に、毎月1回、伐採による竹林・里山の管理により生き物の生息空間や自然景観を保全し、さらにその伐竹が私たちの生活に役立つ利活用について探る市民参加型の活動である。 この活動は2001年に企画し、2004年からは毎月1回行っている。H28年もより効果的な活動ができるようサポートした。実施日は、4/9、5/14、6/11、9/10、10/8、11/12,12/10。