| 登録年度 | 2016年度 |
|---|---|
| 氏名 | 糸魚川 孝榮 (イトイガワ タカヨシ) |
| 部門 | 事業者 |
| 性別 | 男 |
| 年代 | 70代 |
| 専門分野 | 生態系・生物多様性、地球温暖化、資源・エネルギー |
| 主な活動地域 | 東京都八王子市 |
| 主な経歴 | 水辺の自然生態系保全および育成に関する調査、研究、整備計画の策定および実施、環境整備の事業評価、環境価値の経済的評価手法の開発業務を実施。途上国における社会資本整備事業等に係る戦略的環境影響評価等による環境社会配慮業務を実施。 |
| 特記事項 | 技術士(総合技術監理部門、環境部門、建設部門、農業部門)、公害防止管理者(大気関係第2種、水質関係第2種、騒音・振動関係)、東京都公害防止管理者第1種、環境社会検定、他。「河川環境表現の手引き[案]」他。八王子市地球温暖化防止活動推進員。外務大臣感謝状受賞。 |
活動の紹介
有害獣対策の研究と推進
これまで有害獣としてイノシシ、ニホンジカなどが対象とされてきたが、２０２３年９月以降全国的に野生クマによる地域住民への直接被害が激増している。その対策として従来からの管理方法として銃猟及びわな捕獲が行われている。２０２３年に新たに銃猟免許を取得し効果的管理方法及び対策の検討・研究を実施した。
土木事業における自然および社会環境配慮
建設事業者が行う土木事業など地形改変等に対する環境社会配慮に関するカウンセリングおよびアドバイスを実施した。
温暖化防止のための植生遷移を通した適応技術研究
地球沸騰化に伴い火災などにより植生および生態系が失われている。このような状況下における生態系保全の適応技術の確立が求められている。常緑広葉樹を主体とした植生遷移研究を開始して３年目となる。常緑果樹を主体とした耕作放棄農地の復元活動を継続実施している。本年は２０アールの復元農地に常緑果樹の植樹を実施した。
有害獣対策の研究および推進
近年獣による農林業被害は急激に増加しており、特に農村の被害は絶大で地域存続の危機をもたらしている。このような状況を改善するため、有害獣の効果的駆除および防除法の開発・研究を実施。
八王子未来デザインワークショップ
より良い地域の構築を目指し地域の現状を踏まえ、課題を抽出し対応策を検討するため、市民の意見を集約し、将来の政策に反映するための検討会への参加。
山林火災被災後の自然植生調査
山林火災被災後の山林の被害状況及び植生変化の状況調査及び結果のとりまとめの実施。
温暖化防止のための植生遷移を通した適応技術研究
松枯れやなら枯れなど国内の植生は大きな変化の過渡期にあり、温暖化の加速に対応した生態系保全のシステムを確立するための研究の実施。
親子再エネ教室
八王子市地球温暖化防止活動センター（クールセンター八王子）の実施する講座において各種実験を踏まえた温暖化防止のための啓発講座を実施した。
オリンピック・パラリンピックボランティア
環境カウンセラーの活動とは直接的には関係してないが、日本国を挙げての世界的行事であり、全開催日程に渡り東京アクアティクスセンターにおいて活動した。
八王子市みんなの未来を考えるワークショップ
八王子市の長期ビジョンを策定するため、地域の課題や対処方法や解決の方向性を検討するためのワークショップを八王子市未来デザイン室が開催しその委員として2回参加した。ワークショップは今後も継続される見込み。
地球温暖化防止活動推進員
クールセンター八王子及び市行政等の開催及び支援実施する行事等において温暖化防止活動の普及啓発を推進する各種活動の企画、運営実施、参加するもので、本年は緊急事態宣言によりほとんどの行事が中止となり、全体会議及び打ち合わせ、情報交換等に参加。
土木事業における自然および社会環境配慮
建設業者が行う土木事業・造園事業など地形改変等に対する環境社会配慮に関するカウンセリング及びアドバイスの実施。
森林植生及び生態系改善による温暖化防止適応策の研究
松枯れは以前から知られているが、近年の温暖化と共にカシやナラ・シイなど広葉樹にも広がっており、温暖化に適応した森林を形成するための試験・研究を昨年開始した。2年目となり、温暖化への適応策として常緑広葉樹を中心とした植生遷移を促進する研究を実施中である。
地球温暖化防止のための自然エネルギー親子体験講座
八王子市内小学生とその保護者を対象として温暖化防止のための自然エネルギーの利用を学ぶ講座の講師を行った。22日、23日の午前と午後のクラスに分け、それぞれの回で30名程度の参加者に対して実験・体験を含めた講座を開催した。
スターレディオ クールチョイス 対談インタビュー出演
8月3日から7日までの5日間、朝9時から30分間八王子FMの番組で環境と命を守る活動、パリ協定の適応策、CO2削減のためのエネルギ適応策、SDGsとESD、もったいない運動と緑の適応策について理解を得るためのPRを行った。
事業活動における自然および社会環境配慮
リサイクル産業の現地における環境社会配慮のアドバイスの実施
土木事業における自然および社会環境配慮
建設事業者が行う土木工事に伴う地形改変等に対する環境社会配慮に関するアドバイスの実施。
地球温暖化に適応した森林植生形成の研究
松枯れ等による植生劣化に伴うCO2吸収能改善のため、常緑広葉樹と落葉樹による森林植生改善のための手法研究を実施した。