登録年度 | 2016年度 |
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氏名 | 若松 伸司 (ワカマツ シンジ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 大気、地球温暖化、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 茨城県つくば市 |
主な経歴 | 愛媛大学や大気環境学会において職員や市民を対象として環境保全に関する情報提供・啓蒙・学習活動を行った。また市民向けのイベントの企画・実施、各種マスコミを通じてのPM2.5等の大気環境の現状に関する情報を発信した。これと共に各種事業体の環境保全担当者向けの講演会を実施し知識の普及を図った。 |
特記事項 | 大気環境保全に関する国内、国際共同研究の実施(中国、メキシコなど)、大気環境学会長(2012-2016) 資格:工学博士、技術士(応用理学部門・大気汚染気象)、受賞:大気環境学会学術賞(1999)、大気環境学会論文賞(1999,2006,2008,2011)、環境保全功労者大臣表彰(2006)、JICA国際協力感謝賞(2016)著書:広域大気汚染(裳華房)ほか |
活動の紹介
『最近の大気環境の状況』に関する講演
大気環境改善機構(RTCA)からの依頼で『最近の大気環境の状況』に関する講習会用のビデオ(90分)の撮影を実施した。
『大気環境測定データの活用』
JICAからの依頼でJICAが実施しているコソボ研修をJICA幡ヶ谷において実施した。
『大気環境測定データの活用』目的について以下の
1,大気汚染緊急時対策
2,大気環境基準の適合判定
3,大気汚染対策効果評価
4,大気汚染生成機構解明 の4項目に関して解説した。
コソボ国からの参加者は7名。
『日本の大気環境の動向』~2020年以降を中心として~
NPO法人茨城県環境カウンセラー協会が発行している『環境とカウンセラー』Vol.20,No.1(2024年6月22日発行)(ISSN 1349-4260)のp2.~p.12,に論文を発表し、最近の大気環境の状況を解析・評価した。
『大気環境常時監視データはまだまだ活用出来る』
大気環境学会関東支部『科学コミュニケーション部会』からの依頼で、主に地方自治体の大気環境関連の研究者や行政担当者を対象として『大気環境常時監視データはまだまだ活用出来る』の演題でリモートでの講演を実施した。
講演会参加者は約100名。
「地球温暖化を考える:資源とリサイクル」
北海道大学工学部の佐藤努教授による『核ゴミの処分と二酸化炭素のネガティブエミッション』に関する研究の紹介を、IIAE特別セミナーとして実施した。 日時:2023年7月18日 午後1時30分~3時30分 ZoomによるWEB開催。 全国から約20名 の参加。
『最近の大気環境の状況』に関する講演の実施
茨城県環境カウンセラー協会主催の講演会において『最近の大気環境の状況』に関する講演を実施した。
日時:2023年6月18日 午後3時~4時30分、場所:茨城県県南生涯学習センター(土浦市 )、参加者:約20名 、
内容:光化学オキシダントやPM2.5成分を中心とした大気汚染物質の長期時なトレンドとその変動要因を、経済活動、税制、対策、気候変動等の側面から分析・解説し質疑を行った。
「NPO富士山測候所を活用する会」に関するセミナーの実施
東京理科大学の三浦教授による『東京都および富士山頂で測定した大気エアロゾル粒子の長期変動』に関する研究の紹介を、IIAE特別セミナーとして実施した。
日時:2023年6月16日 午後1時30分~3時30分 ハイブリッド(現地参加とZoomによるWEBの併用)
参加者:全国から約20名
内容:東京都および富士山頂で測定したエアロゾル粒子の長期変動特性の紹介。
「大気中マイクロプラスチック」に関するセミナーの実施
環境省環境研究総合推進費で実施中の『大気中マイクロプラスチックに関する研究成果』の紹介を、早稲田大学の大河内教授、気象研究所の梶野研究員、広島大学の石原教授によりIIAE特別セミナーとして実施した。
日時:2023年5月16日 午後1時30分~3時30分 ZoomによるWEB、 参加者:全国から約30名
内容:大気中マイクロプラスチックの実態解明、動態モデル、呼吸系影響。
「航空機排出粒子の大気環境影響」
環境省環境研究総合推進費で実施した『航空機排出粒子の大気環境影響に関する研究成果』の紹介を、東京都立大学の竹川教授により、IIAE特別セミナーとして実施した。
日時:2023年4月18日 午後1時30分~3時30分
方式:ハイブリッド(現地参加とZoomによるWEBの併用)
参加者:全国から約30名
内容:航空機排出粒子の測定方法、排出実態など
『人間活動に伴う地球温暖化現象と気候変動の問題点』
Zoomオンライン 講師 中島映至(東京大学名誉教授)人為起源の温室効果ガスによる地球温暖化現象の解明と将来予測に関するこれまでの研究を振り返ることによって今後どのような対策が可能なのか、どのような研究が必要なのかについて考える。人為起源物質には冷却効果を生むエアロゾルなどの単寿命大気組成も存在することと地球気候系には複雑な内部フィードバック機構を内在するので実際に起こっている現象は非常に複雑である。
「日本の大気汚染の関するセミナー第1回」を実施した
講演プログラム(13:30~15:30)
13:30~13:35 定期セミナー趣旨説明
若松伸司(愛媛大学名誉教授、IIAE代表理事)
13:35~14:25 「国内の大気質トレンド ~30 years of air quality trend in Japanより~」
伊藤晃佳(日本自動車研究所)
14:25~14:30 休憩
14:30~15:20 「川崎市における光化学オキシダントのトレンド」
若松伸司(愛媛大学名誉教授、IIAE代表理事)
15:20~15:30 総合討論
「光化学大気汚染」に関するセミナーを実施した
講演プログラム
開会ご挨拶 若松伸司(愛媛大学名誉教授)
13:30~13:35「ERCAの調査研究紹介」大井泰人(環境再生保全機構 予防事業部事業課長)
13:35~14:10「諸外国における光化学オキシダント対策」 蓮沼英樹(兵庫医科大学)
14:15~14:50「国内の光化学オキシダント~発生源対策の評価手法について~」
伊藤晃佳(日本自動車研究所)
14:50~15:00 総合討論
閉会のご挨拶 若松伸司(愛媛大学名誉教授)
「富士山頂での大気観測」セミナーセミナーを実施した
IIAE大気環境総合センター特別セミナー「富士山頂での大気観測の歴史と研究成果」を実施した。
日時:2022年5月17日(火) 13:30-15:00
開催方式:Webセミナー形式(Zoom)
主催:一般財団法人大気環境総合センター
共催:認定NPO法人富士山測候所を活用する会
講師:土器屋由紀子(江戸川大学名誉教授、NPO理事)https://iiae.or.jp/instructor/5656/
野村渉平(国立環境研究所)https://iiae.or.jp/instructor/5765/
鴨川 仁(静岡県⽴⼤学准教授、NPO専務理事)https://iiae.or.jp/instructor/5767/
加藤俊吾(東京都立大学准教授、NPO理事)https://iiae.or.jp/instructor/5700/
司会・進行(敬称略):横田久司(IIAE研究員、NPO東京事務所長)https://iiae.or.jp/instructor/2485/
「大気中マイクロプラスチック問題」に関するセミナーの実施
講演プログラム
13:30~開会のご挨拶 前田恒昭
(IIAE理事 元産業技術総合研究所)
13:35~14:15 「大気中マイクロプラスチックの実態と健康影響~国内観測網の構築と観測結果」大河内博(早稲田大学)
14:20~14:45 「O-PTIRの基礎と大気中マイクロプラスチックへの応用」小林華栄(株式会社日本サーマル・コンサルティング)
14:45~15:10 「熱分解-GC/MSの基礎と環境マイクロプラスチック試料への適用」 渡辺 壱(フロンティア・ラボ株式会社 )
15:10~15:30 質疑・総合討論
15:30~ 閉会のご挨拶 前田恒昭 (IIAE理事 元産業技術総合研究所)
日本のエネルギー問題に関するセミナーの開催
IIAE定期セミナー「カーボンニュートラルに向けて動き出した我が国のエネルギー政策」を企画・実施した。
講演プログラム(13:30~15:30)
13:30~開会ご挨拶 若松伸司(愛媛大学名誉教授)
13:35~14:15「カーボンニュートラルに向けた我が国のエネルギー動向」前半
秋元圭吾(地球環境産業技術研究機構)
14:20~15:00 後半
15:00~15:10「地球温暖化とエネルギー対策」
コメンテイター太田幸雄(北海道大学名誉教授IIAE理事)
15:10~15:30 総合討論
司会 小林伸治(元国立環境研究所・IIAE理事)
閉会のご挨拶 若松伸司
最近の大気環境問題
2021年11月25日、に茨城県県境保全事業団エコカレッジでの講演(水戸)を、行政機関職員、事業所職員等を対象として、約30名に対して実施した。
『最近の大気環境問題』~光化学オキシダントとPM2.5を中心として~
2021年11月16日に行政機関職員、事業所職員等を対象としたERCA環境改善研修用講演ビデオ撮影を新橋のスタジオにおいて行った。
『自動車とエネルギー問題』に関するワークショップ
2021年5月13日に『自動車とエネルギー問題』に関するWEB,IIAEワークショップを企画・開催した。参加者は約40名であった。
『凝縮性粒子』に関するIIAEワークショップ
2021年4月14日に、『凝縮性粒子』に関するIIAEワークショップをWEBにて開催した。参加者は約60名であった。
Air pollution trends in Japan and countermeasures
外務省・東欧課/JICAの依頼により2021年3月3日と10日に、それぞれボスニアヘルツェゴビナと北マケドニアに対して『Air pollution trends in Japan and countermeasures』のWEB講演を行った。会議参加者はそれぞれ約100名であった。
環境改善研修講演『最新の大気環境状況』
環境保全再生機構(ERCA)からの依頼で、行政機関職員、事業所職員等を対象とした環境改善研修講演を実施した。今年は、新型コロナ禍での講演に対応するために必要な約90分のビデオ撮影を行った。
大気環境の動向
茨城県県境保全事業団の依頼でエコカレッジでの講演(水戸)を、行政機関職員、事業所職員等を対象とし実施した。約2時間、参加人数は約50名であった。
自動車による地球大気環境への影響
IIAEワークショップ『自動車による地球大気環境への影響』を企画しWEBにより実施した。約2時間、参加者は約30名であった。
環境研究総合推進費による研究成果の評価
環境省の依頼で環境研究総合推進費評価委員として、研究の中間ヒアリングを2日間にわたりWEB実施した。
JICAテヘラン大気質改善プロジェクト
JICAからの依頼で『テヘランの大気質改善JICAプロジェクト』のアドバイザーとして2時間程度のテヘランとのWEB会議に参加しこれまでの活動の評価と今後の提言を行った。この種の会議を今年12月までに計3回実施した。
大気環境概論 ガス状大気汚染物質
http://iiae.sub.jp/ IIAE 定期セミナー
第一回講演:大気汚染の実態と生成機構、対策の経緯、経済活動、地域と地球の大気環境保全、