登録年度 | 2016年度 |
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氏名 | 池田 哲哉 (イケダ テツヤ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 大阪府大阪市 |
主な経歴 | 民間の環境コンサルタント会社に勤務する傍ら、環境NPO等に所属し、環境学習その他イベントの企画・立案及び参加、機関誌、各種冊子へのコラム執筆、写真提供、添削・監修等を実施。 |
特記事項 | ・技術士:総合技術監理部ノン(建設環境)、建設部門(河川・砂防及び海岸)(建設環境)、水産部門(水産水域環境) ・環境カウンセラー(事業者部門) ・各種環境関連冊子、パンフレットの執筆、監修等 |
活動の紹介
自然観察のすすめ
自分自身の趣味である野鳥観察や自然観察で得られた画像(写真)をSNSで公表することにより、自然や生き物の素晴らしさを紹介している。ただ公表して見せるだけではなく、生き物の生態や、環境の変化などにも若干言及し、閲覧者がより興味を抱き、現状を理解してもらえるように工夫している。また、SNSから生まれたネットワークで、様々な質問を投げかけてくれる閲覧者には、自分の知見を元に丁寧な説明をするように心がけている。
化石採集の企画・指導
自分自身が所属する「兵庫古生物研究会」における活動の一環として、毎月1回の野外例会と、年に1、2回程度の一般の市民を募集しての化石採集会を実施している。その中で、地質・化石の説明や化石採集の手法などを子供・大人にかかわらず指導している。また、化石採集後の化石を標本とするための処理方法(クリーニング)の指導なども尾もなっている。地質や化石を通じて自然への愛着や興味が湧くように実践している。
古生物に関する研究発表
自分自身が所属する「兵庫古生物研究会」における活動から得られた知見をもとに、兵庫県立人と自然の博物館で毎年行われている「人はく 共生のひろば」で、第18回(令和5年2/11実施)に、『和泉層群北阿万層から見つかる甲殻類「カニ・エビの世界」』についての発表を実施。第19回(令和6年2/11実施予定)も別タイトルで発表する予定である。
いばらき生き物図鑑2022
毎年行っている茨木市の助成事業で、茨木で観察できる生き物図鑑を発行。
茨木市野鳥講座
茨木市からの野鳥図鑑作成の助成事業で作成した「茨木街中鳥図鑑」の発刊に合わせ、その記念講座を開催。講師を務めた。
茨木市街中鳥図鑑
茨木市の助成事業で、茨木市内で観察できる野鳥の図鑑を作成するために、既存のデータの整理に加えて、新たな地現地確認・調査を実施。B5サイズ28ページの図鑑(冊子)を作成した。
「琵琶湖淀川水系の魚図鑑」の執筆
所属するNPOへの寄付を元に、寄付者である魚類研究者にちなんで魚類図鑑の執筆を実施中。全魚種を細密画にするとともに、説明文を形態・生態に留まらず、食育の内容も加味した、あらたな形式を模索している。
「いばらき生き物図鑑2021」の作成・発行
毎年作成している「いばらき生き物図鑑」の2021年晩の作成。今回は「野鳥の見分け方チャート」というコーナーを新設して、図鑑だけに留まらない内容とした。
「いばらき街中鳥図鑑」作成
令和1~2年に実施した「いばらき鳥調べ」で得られたデータを元に、遠方に行かずとも近場で出会える野鳥をターゲットにした図鑑を作成。さらに図鑑作成のための補助的なデータ取得のために調査を実施した。図鑑は令和4年発行予定。
「環境すごろく」の企画・製作・発行
コロナ過において、野外に行かずとも屋内で生物や自然環境に触れるアイテムとして、野外探索のルート上で希少な生き物や危険生物に出会って、仮想のフィールド体験のできるすごろくを作成。
大正川河川掘削工事における環境配慮に係る提案・助言
茨木市の一級河川大正川における河川改修工事の実施に当たり、水生生物保護の観点から、水生生物の救出・畜養・放流に加え、河床掘削により単調化する河道の環境配慮策として、ワンドの造成、礫や岩の設置、水質浄化策で設置したやしマットの再利用法などを提言して、施工した。
「安威川ダム見学会」実施・報告書作成
大阪府安威川ダム建設事務所からの依頼で、建設中の安威川ダムの完成後の周辺施設・設備整備のため、学識者や関係者に現状を確認頂き、意見を集約する見学会を実施。意見交換会で座長を務め、事務所に提出する報告書の作成を実施。
「安威川フリーダム」発行
大阪府安威川ダム建設事務所からの依頼で、建設中の安威川ダム周辺の豊かな自然と多様な生態系を紹介する冊子を企画・製作・発行した。
「いばらき2020いきものウオッチ」発行
大阪府茨木市からの依頼で、市の豊かな自然と多様な生態系を紹介する冊子を企画・製作・発行した。
ポケット図鑑「いばらきの野鳥」発行
平成30年4月~令和2年3月、「人と自然を近づける川いい会」のメンバーとして、大阪府茨木市の助成事業としての「いばらき野鳥調べ」(2ヶ年度目)を月1回のペースでフィールド調査を実施し、その最終成果としてポケット野鳥図鑑を発行。