| 登録年度 | 2017年度 |
|---|---|
| 氏名 | 大下 宗亮 (オオシタ ソウスケ) |
| 部門 | 事業者 |
| 性別 | 男 |
| 年代 | 40代 |
| 専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、消費生活・衣食住 |
| 主な活動地域 | 高知県 |
| 主な経歴 | 建設コンサルタントの技術者として、河川水辺の国勢調査、環境アセスメント、環境モニタリング、多自然型川づくりの評価、環境学習会(講師)に従事した。営業部では、CSRの一環として河川清掃等のボランティアや環境学習の講師を務めた。また特定外来種の分布、駆除等の企画調整・運営を支援した。 |
| 特記事項 | 技術士補(環境部門)合格、RCCM(建設環境)合格、パートナーシップ交流会 仁淀川分会 座長、二淀川清流保全推進協議会 委員、認定特定非営利活動法人 環境の杜こうち 理事 |
活動の紹介
河川利用とオーバーツーリズム対策
SNSの発信に伴い急激に河川利用が進み、オーバーツーリズムが顕在化しつつある中山間地の集落において、その課題解決に向けた相談を受けた。
現地踏査やヒアリングなどをもとに、今後考えらえる取組みを提案した。
自然共生サイト登録申請
地域の自然環境保護・保全団体から、「自然共生サイト登録申請」に関する相談を受けた。
本申請は今年度から登録手続きが更新され、提出書類がふえ、記載内容の変更も多く、従来よりも登録が困難となっている点を伝え、団体・行政それぞれの提出方法についても合わせて説明した。
土地改良事業に伴う環境配慮
土地改良事業に伴い昔から維持されてきた水路やあぜ道、林縁部が影響を受ける可能性が高まり、その地域で確認された貴重な植物や生物に関する配慮事項について相談を受けた。
改良事業の工程や自主アセスメントの結果の結果を踏まえ、現地踏査を実施し、ミチゲーションなどの考え方から、環境配慮に関する取組みを複数提案した。
持続可能なまちづくり
少子高齢化や若者の流出等に伴う人口減少が問題となっている中山間地の自治体において、これからのインフラや集落維持に関する点について相談を受けた。
関係人口や交流人口などについて、事例紹介だけでなく当地の自然・文化・まち・ひとなど様々な資源を活かした提案も積極的に行った。
環境経営推進会議
取締役及び旧EA21メンバーによる会議において、環境経営推進に関する方針及び体制等について検討した(環境マネジメント)。
特に代表取締役の考えやこれまでの取組みを整理し、SDGs、ESG投資、TNFDなどの潮流との関係性について説明する事で参加者の環境リテラシーを整え、議論が深まるよう配慮した。
地域版文化財保存活用計画
天然記念物や名勝を含む文化財の保存と活用に関する計画策定の進め方に関する相談を受けた。
当該計画についてはガイドラインがあるものの、現地調査などでは専門性が問われるため、その調査方法などを提案した。
地域の環境に配慮した施設整備
新たな公共施設を整備するにあたり配慮すべき事項について助言等を行った。
助言に際しては現地踏査及び資料調査を実施し、開発される里地や排水の影響を受ける可能性がある河川等について、必要な現地調査や対策などを提案した。
国定公園内の遊歩道整備
持続可能な観光(サステナブルツーリズム)の実現に向けて必要なアクションとして、当該地域の価値を説明する遊歩道の整備が検討されている。
そこで整備予定のルートを踏査し、配慮が必要な環境(自然)について、現地で指導すると共に、近自然登山道についても説明した。
地球温暖化防止会議
企業の進める炭素会計への取組の動向について報告を受けると共に、それら取組を進める上での障害や課題について協議し、提案を行った。
特にEA21に取り組む企業の動向については、支援策も含めて検討した。
企業の環境経営の取組について
企業の新人社員研修において、SDGs下における環境経営の考え方を指導した。
特にSDGs、ESG投資などの背景について説明すると共に、環境配慮を進める事が企業にとって必須でかつ、ストロングポイントになる事を事例をもって紹介した。
公共施設の再整備に係る相談
老朽化した公共施設を改修するにあたり、利用状況や社会情勢を踏まえた再整備計画を立てるために必要な考え方を助言し、かつ類似事例を用いながら、地域の方々が当該施設に求める新たな機能等について提案した。
自然環境の保全と地域資源としての活用
高知大学次世代地域創造センターが実施する「こうち観光カレッジ」にて講師を務めた。
講義内容は座学とワークショップからなり、座学では、私自身のキャリアに触れながら「観光と自分」を意識し、事業を自分事化する事の重要性について講義した。
ワークショップでは参加者のキャリアを棚卸しし、自己開示を進めながら、観光事業で重要な連携に繋がるようプログラムした。
新たな工場建設に伴う自主アセスメントの助言
建設会社の新施設の建設に伴い、地元への説明・同意を得るため、自主アセスメントの必要性について助言した。
特に生物多様性や生態系保全、緑地などの再生については環境配慮型工場の事例等を紹介し、そのような工場が、事業への理解を得るために地域貢献活動として環境教育などに取組んでいることも説明した。
教職員等環境教育・ 学習推進リーダー育成研修
【依頼:環境省】 弊社敷地(体験の機会の場、地域ESD拠点)と周辺里山を活用し、「立地の自然環境を持続的に活用するための、保全と管理を意識した自然体験イベント」と題して、環境教育リーダー研修(主催:環境省、協力:文科省)を実施した。 カウンセラーとして全体の構成およびプログラム内容について検討すると共に、当日は講師として全体のマネジメントと講義を行った。
自然公園内における環境調査
自然公園内に設置されている施設の撤去及び遊歩道の再整備を行うにあたり、周辺環境への影響を把握する事を目的とした環境調査の助言を行った。
施設は供用後20年以上経っており、周辺植生は回復し、貴重な植物も見られることから、保全措置も含めた調査を提案した。
自然公園内の指定管理施設に関する相談
現在リニューアル準備中の観光施設において、周辺の自然資源を活用した新たな体験プログラム(エコツーリズム、教育旅行)の造成に関する相談に対応した。
またそれら取組に必要な人材育成や維持に係るコストについても算出し、行政の負担についてもご提案した。
高知県のサステナブルツーリズムに関する相談
2023年朝ドラの主人公が高知出身の牧野富太郎博士であり、県内の自然環境を楽しまれる観光客増が想定されるため、それら資源(特に植物)の保護・保全・活用に関する考え方などをサステナブルツーリズムを軸に助言した。
サステナブルツーリズム概論
観光を学ぶ社会人の方々を相手にオーバーツーリズムに関する事例やその原因、対策をお話するとともに、高知県下での先進事例についてお話した。
植物ガイドカリキュラム造成依頼
地域住民や来訪者の憩いの場である展望台のある公園に生育する植物等に関するガイドの育成方法について、その準備や手段等に関する相談を受けた。
現地踏査を行い、企画書を作成し、それに係るであろう費用もとりまとめ提出した。
未利用建物の保存活用の相談
無人駅となっているJR四国の駅舎の新たな活用について、相談依頼を受けた。
地域住民の憩いの場や来訪者の受入施設としての可能性を助言するとともに、建物資源の有効活用としてリノベーションに伴うイニシャルコストとその妥当性についても言及した。
また周辺のエコツーリズムとの連携なども合わせて提案した。
地域のサスティナブルツーリズムについて
【相談:NPO】
地域の持続可能な観光の在り方を考えるうえで必要な取り組みについてご紹介するとともに、当該地域の持つ観光資源の価値について改めてブレストした。
参考として私が進める県立自然公園梶ヶ森のサスティナブルツーリズム構想を用いた。
中学・高等学校SDGs連携に関する相談依頼
【依頼:教員等】
私立の中学・高等学校が所有する山林(里山)の保護・保全・活用に関する相談依頼を頂いた。
現在、一部生徒たちの主体的な活動により活用は進んでいるものの、そのポテンシャルを十分活かせていないため、キャリア形成や自己実現などのキーワードを取り入れたカリキュラムをご提案した。
教職員等環境教育・ 学習推進リーダー育成研修
【依頼:環境省】
体験の機会の場の認定を受けている弊社敷地を活用し、「地域の資源環境を考える環境教育」~地域の資源を生かした環境教育~と題して、環境教育リーダー研修(主催:環境省、協力:文科省)を実施した。
カウンセラーとして全体の構成およびプログラム内容について検討すると共に、当日は講師として全体のマネジメントと講義を行った。
社会教育主事研修
【依頼:高知大学】
社会教育主事研修の一環として、企業のCSR、地域連携、SDGsに関する取り組み等について説明し、合わせて企業と教員との連携に関するワークショップの運営を行った。
持続可能な観光資源の保全について
【相談依頼:観光協会】
高知県内最大の淡水湿地や里山、洞窟など様々な自然資源を抱える日高村の持続可能な観光の進めるうえでの問題について相談依頼を頂いた。
特に二次自然となっている里山や淡水湿地(調整池)の環境維持については人材の育成と確保が急務となっている事。そのためにはインセンティブをどうするのか?ということについて提案と助言を行った。
令和2年度文化環境評価システム環境配慮勉強会

高知県は公共事業等のハード事業に際して、文化の保存及び活用並びに環境の保全及び創造のために配慮すべき事柄を定めた文化環境配慮方針を効果的かつ持続的機能させていくために勉強会を実施しており、私が現在関わっている高知県立自然公園梶ヶ森のサスティナブルツーリズム構想の実現に向けた事業の一環として整備を進めている『環境配慮型の遊歩道』について、整備状況を含め現状報告をさせて頂いた。
教職員等環境教育・ 学習推進リーダー育成研修

体験の機会の場の認定を受けている弊社敷地を活用し、「地域と共に築く循環型社会」~地域の資源を生かした環境教育~と題して、環境教育リーダー研修(主催:環境省、協力:文科省)を実施した。
カウンセラーとして全体の構成およびプログラム内容について検討すると共に、当日は講師として全体のマネジメントと講義を行い、ファシリテーションの運営管理を担った。
エコアクション21更新審査および環境レポート作成
2020年4月1日より当社のエコアクション21の環境管理責任者を拝命し、環境マネジメントを進めると共に、活動の見直しと改善に取り組んできた。
特に、11月5-6日で実施された更新審査においては、環境管理責任者として当社事務局を代表し対応した。また従来の環境レポートを刷新し、当社の環境教育の取組や事業とSDGsの関連性などを新たに掲載した。
RACリーダー養成講座in仁淀川

仁淀川清流保全推進協議会の委員として取組を進めてきた、川の指導者育成事業であり、当日は事業の担当者として講師補助を務めた。
講義は座学、現地研修(リスクマネジメント、川の自然を学ぶ)から成り、8月4-5日、10月28日の3日間スケジュールで行った。
新型コロナウ イルス収束後の「移動と交流」を考える談話会
北陸先端科学技術大学院大学の敷田先生の呼びかけにより発足した新型コロナウイルス終息後の観光の在り方を考えるための談話会。
ZOOMを活用した談話会で、大学の先生方から観光業界や関連事業者、観光地の現状や今後の予測や課題などの話題を提供して頂き、それらのテーマに沿ってディスカッションを深めていくもの。
全9回の個別ディスカッションと総合討論会で成り立っている。
令和元年度 川づくり団体全国事例発表会

河川や流域への理解を深めることにより、川や流域をより健全な姿に変える活動を行う市民団体等(川 づくり団体)への助成の成果を発表・紹介するための事例発表会にて、『仁淀川流域での川の安全性向上に向けた研修会及びワークショップ』というタイトルでポスター発表を行った。
仁淀川のごみを知ろう #プラスチック・スマート

河川ごみの現状や人の生活と川との関係についてゲーム感覚で楽しみながら学べるプログラムを開発すると共に、マイクロプラスチックをはじめゴミが生態系に与える影響などについて取りまとめ、同イベントの講師を務めた。
参加者からは「他の勉強会に比べ達成感がある。」「仁淀川のごみの種類や傾向などがわかった。」「地元でもやってみたい。」など概ね好評を頂いた。
仁淀川清流保全推進協議会
高知県の仁淀川清流保全推進協議会の委員として、仁淀川清流保全計画に基づく活動報告及び計画について協議した。
本年度は保全計画の改訂年度であり、計画書の内容等について審議した。
また、ワーキンググループのメンバーでもあることから、取組状況等についても報告した。
教職員等環境教育・ 学習推進リーダー育成研修

体験の機会の場の認定を受けている弊社敷地を活用し、「地域の資源環境を考える環境教育」~地域の資源を生かした環境教育~と題して、環境教育リーダー研修(主催:環境省、協力:文科省)を実施した。
カウンセラーとして全体の構成およびプログラム内容について検討すると共に、当日は講師として全体のマネジメントと講義を行った。
土佐経済同友会 観光振興委員会『観光と環境 ~持続可能な観光振興~』
土佐経済同友会観光振興委員会の第四回観光振興委員会における講演。
同会は、県内外出身者で多様な人材で構成される経済人の集まりであり、本講演では観光産業が生態系サービスを享受することで成立している点を踏まえ、観光公害やオーバーツーリズムなど、持続可能な観光振興を進めるうえでの課題や問題点を事例を持って説明し、その対策として現在取り組んでいる事業(自然公園の保護・保全と活用)をご紹介した。
集落活動センター新設に伴う助言
新たに計画されている集落活動センターの事業内容における観光振興についてエコツーリズムの観点から以下の助言を行った。
・隣接する自然公園の課題と活動内容の整理
・集落全体の自然環境の把握と整理
・現在の観光利用と今後の取り組みの整理
また、集落活動センターの観光振興(案)として、サイクルターミナル機能に関する提案を行った。
自然環境の保全と地域資源としての活用
高知大学次世代地域創造センターが実施する『COC+観光人材育成講座「観光企画ブラッシュアップ」』にて講師を務めた。
講義内容は座学とワークショップからなり、座学では現地研修で訪れた剣山世界農業遺産の内容を振り返り、生態系サービスの一つとしての『観光』について講義した。また自身の業務経験などをお話し、持続可能な観光振興のためには環境調査や保全の仕組みが重要であることをご理解頂いた。ワークショップでは参加者の実体験や活動場所に視点を移し、地域資源とは何か考えるきっかけをデザインした。
ため池改修に伴う環境配慮の助言
高知県のため池改修に伴い受注会社より「自然環境に配慮した取り組みを工事の中で実施したい」旨相談を受けた。
現地視察及び資料調査を行い以下の点をご提案した。
・生物調査(植物調査は事前調査が十分に行われており不要、水生生物に関しては補完が必要と判断)
・環境教育(調査結果をもとに地域住民向け学習会を実施し、工事内容や環境配慮の取り組みについて啓発)
・環境協働事業(出現した貴重種や在来種の一部を学校や地域で保護し、工事後に移植)
環境学習の場づくりの普及啓発
子ども達の環境学習の場として幼稚園所有の里山林を調査した上で、現状の課題を洗い出し、保育士と共に保全と活用について検討を行い、10数年に渡って専門家、幼稚園、保護者で連携し整備を行ってきた。
今年度は別の場所で活動を始めた団体を現地に案内し、これまでの取り組みについて説明を行い、助言した。
仁淀川清流保全推進協議会
高知県の仁淀川清流保全推進協議会の委員として、仁淀川清流保全計画に基づく活動報告及び計画について協議した。
本年度は特に現計画に謳われている取り組み『子どもたちを川へ呼び戻す』『美しい景観を保全する』については、それら活動が進むようワーキンググループが新たに立ち上がり、メンバーとして参加した。
具体的には企業及びその団体、学校との連携や啓発活動の提案を行い、次年度の活動計画を検討した。