登録年度 | 2017年度 |
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氏名 | 田中 和生 (タナカ カズオ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 佐賀県佐賀市 |
主な経歴 | 佐賀県緑の県土すくり方針に則った、「有明海岸のものづくり」のワークショップを企画・運営、全般について3事業年度をマネジメント。「ビオトープ塾」を主催し、生態学・ビオトープ論・環境関連法・計画・施工について毎年6月から9月間に12回開催。ビオトープ管理士資格取得者を育成している。 |
特記事項 | 建設コンサルタント(朝日テクノ(株))を昭和60年に設立し32年間会社経営者を勤めている。NPO法人さがの樹エコトープSATOMORIの代表理事を3年間勤めている。取得資格は、技術士補(建設部門)、ビオトープ管理士(1級計画部門・1級施工部門)、環境教育インストラクター、建設コンサルタント管理技術者。 |
活動の紹介
自然環境保全管理技術者育成事業「ビオトープ塾」
自然の恵み
神野公園トンボ池保全活動
佐賀市の宝であるトンボ池の環境を改善。
※トンボ池の繁茂しすぎた水草を除去します。トンボ池で重要なのは水生植物、水生動物が多様性に富んでいること、開放水面が適度に存在すること、その環境を取り戻すため専門家の指導の元で池の中の除草を行い環境を改善します。6月10日、7月30日、10月14日の3回開催しました。
有明海岸のもりづくり「育樹・美化活動」
平成25・26年の植樹活動より、9~10年が経過し白石町新明の海岸堤防沿いに海岸林が出来つつあります。これまで毎年「さがの樹」の成長を見守りながら育樹活動(除草・つる切等)を多くの皆様に参加していただき実施してきました。令和5年度も5月から11月まで月1回の育樹・美化活動を実施しました。全7回開催しました。
特定外来生物の駆除活動
佐賀市内に繁殖している特定外来生物のオオキンケイギクを駆除。高校生を含み多くの市民が活動に参加しました。
第8回いきものと緑のサポーターミーティング
今回のテーマ「外来種対策と希少種保護について考える」として、情報提供として佐賀県並びに佐賀市の各担当者より取組状況の説明をしていただくと共に、学識経験者より「植物」・「昆虫」・哺乳類」について自然環境について事例を挙げての講演をしていただきました。
自然環境保全管理技術者の人材育成事業
自然環境の保護・保全・復元・創出に向けて
ビオトープ管理士の必要性が増してきているなかで
最先端の技術者資格に挑戦していただきました。環境関連法や生態学・生物多様性等についての知識向上、
ならびにビオトープ管理士資格取得を目的として実施。
有明海岸のもりづくり「育樹・美化活動」
平成19年度から植樹されてきた有明海岸の森林の機能維持・向上を図るためには、植樹後の維持管理が必要な状況にある。H25.26年度の植樹活動の参加者に呼び掛け、成長状況を知ってもらうとともに、除草・美化活動に協力してもらうイベントを開催した。
神野公園トンボ池保全活動
「生物の箱船」貴重なトンボの生息場所の環境をみんなで改善。
「佐賀に元々いた生き物が脈々と生き続けている。市民の貴重な財産」として、昨年は3回の水草除去を行い池は見違えるほどきれいになりましたが、それから約8か月が経過し、園芸スイレンがかなりの勢いで復活していました。地下茎の取り残しがあったためと考えられら、4回目の保全活動を主催者として企画運営に携わりました。
さとやまでほなぼう
「体験の機会の場」「として認定を受けている「いまりこまなきの里山」において、親子参加での自然体験学習のイベント「さとやまでまなぼう」を企画運営に携わり、一コマの講師を務めた。
ミヤマアカネ生息地の保全活動
小学生の環境学習として、希少種の生息場所保全活動において支援を行った。
森林浴セラピーガイド育成講座
森林浴セラピーガイドは、森林を訪れる参加者(一般市民)に対して「心と身体」の健康を維持・増進させるための補助的支援をするものです。
参加者個別の状態に応じた森林浴セラピープログラムを提供し、効果的な散策や安息などを行うことにより、日常のストレス等から解放させ、心身共にリフレッシュしていただくため森の中を案内するものです。※本業務では、森林浴セラピーガイドの人材不足を補うため、新規に育成講座を実施し増員を図るものであり、常時、ガイドを配置できることを目指すものである。
佐賀市神野公園トンボ池保全活動
佐賀市の宝であるトンボ池の環境を改善しましょう。
※トンボ池の中の水草を除去します。背の高い草(ヨシ、マコモなど)は刈り取られていて、見た目はすっきりなっていますが、トンボ池で重要なのは水生植物、水生動物が多様性に富んでいることで、それが劣化しているため、専門家の指導の元で水中の除草を行い環境を改善します。
ビオトープ塾
自然環境保全管理技術者育成事業として"自然の恵み"を正しく守り育てるための勉強会を毎年開催しております。自然生態系や環境関連法、生態系に配慮した計画・設計・施工の知識向上を図る目的で2時間座学を週1回、全11回のビオトープ塾を主催しております。
有明海岸のもりづくり育樹・美化活動
平成19年度から植樹されてきた有明海岸の森林の機能維持・向上を図るためには、植樹後の維持管理が必要な状況にある。H24.25年度の植樹活動の参加者に呼び掛け、成長状況を知ってもらうとともに、育樹+美化活動に協力してもらうイベントを開催している。
ビオトープ塾
ビオトープ管理士試験の受験対策講師として、
生物多様性とは~生態系サービスとは。
有明海岸のもりづくり育樹・美化活動
県民の生活に身近な場所である、公園や水辺の樹木、街路樹などの平坦地の緑は、景観の形成や大気の浄化、生物の生育環境の維持、防風・防火・防潮等の防災機能向上、レクリエーションの場の形成など様々な機能を有することから、その緑の形成・保全に対する県民の期待がますます高まってきております。地域住民や地元企業、緑づくりに関心のある人・団体、行政などの自主的な参加のもと、参加者の意見を反映した対象地域の緑化計画を作成し、参加者による緑づくりを実践する。
いきものと緑のサポーターミーティング
一般の方々に佐賀県内の自然の魅力について情報共有すると共に、今後の生物多様性保全等の活動につなげることを目的として開催。
1.佐賀の野鳥(ラムサール条約登録湿地)
2.県内のシカ生息状況と食害対策について
3.二千年ハスの育成事業について
さがの自然の魅力について
・佐賀の哺乳類の魅力
・佐賀のトンボと淡水魚の魅力
・佐賀の植物の魅力
2018年度活動実績報告提出済
2018年度活動実績報告提出済