登録年度 | 2018年度 |
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氏名 | 石津 容子 (イシヅ ヨウコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 70代 |
専門分野 | 生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 兵庫県川西市 |
主な経歴 | 平成10年より猪名川の定点調査。コミュニティ対象の親子観察会実施。平成25年3月より手造りのトンボ池。平成27年トンボ池完成。トンボ池にてコミュニティ親子観察会。黒川にて北県民局、ラジオ関西、キャンプ場の山ざらい等のイベントに観察会で参加。黒川の里山を持続させるための冊子完成。 |
特記事項 | 川西市廃棄物減量等推進審議会委員。猪名川上流1市3町広域ごみ処理整備検討委員会委員。川西市環境保全審議会委員。川西市教育行政事務評価委員。川西市りんどう賞。等 |
活動の紹介
2025かわにしの 国蝶・オオムラサキカレンダー

今年も国蝶オオムラサキのカレンダーを2000部作りました。地域の小学校全員、幼稚園全員、中学1年生、各公民館、市役所、コミュニティ等に配りました。皆さんに国蝶オオムラサキのことをまず知ってもらいたい。市内あちこちにカレンダーを貼っていただいているので啓発活動が出来ているつもり。
きずきの森で遊ぼう!学ぼう!楽しもう!

地域の里山「きずきの森」を散策して、自然の植物、昆虫に触れ、名前、生態などを学習指導。
自然の不思議さや新しい発見があるかも知れないとワクワクして子どもたちは散策する。カタバミを見つけ10円玉をピカピカにする。ネザサでササ舟を作る。バッタの耳を見つけて感動する様子。食べられるドングリ「スダジイ」「マテバシイ」「銀寄せの栗」を食べ比べた。
ザリガニ駆除大作戦

川西キセラの水路、水生生物豊かな水路で、カワニナも豊富なせせらぎ水路でした。この水路にホタルを飛ばすプロジェクトを計画したが、近年ザリガニが大量に出現。水生生物もかなり減少、ホタルの餌であるカワニナも減ってしまいました。何とかしようとザリガニを駆除する大作戦をライオンズ下部組織の依頼で、ザリガニの生態を説明、実際水路に入りザリガニを捕獲。
国蝶オオムラサキ学習支援・授業

地域の小学校で2027年からケージを造り、昆虫を習う3年生に毎年学習指導している。
卵、幼虫、サナギ、羽化して成虫に変化していく様子を児童たちは興味津々で観察、「大きくなったら昆虫の研究をしたい」「理科の自由研究でオオムラサキを観察したい」と言う子たちがいて、子どもたちを育てたいと言う気持ちが年々増してきている。
「日本一の里山・黒川」で遊ぼう!学ぼう!楽しもう!

毎年恒例の地域のコミュニティ主催の水生生物観察会。新築の丸太づくりの黒川里山センターで講習。その後妙見山から流れてくる黒川で観察会。水生生物を調べることが川の水質をチェックする指標になる。ここでは水質Ⅰ級・Ⅱ級のきれいな水に棲む水生生物を沢山ゲット。私たちはこのきれいな水質の水を飲んで生きています。子どものみならず、親も子どもの頃に戻って楽しんでいます。
2023 国蝶・オオムラサキ 動画 QRコードで!

準絶滅危惧種のオオムラサキの動画を観ていただき、覚えていただきたいです。まずは知っていただくことから。
神戸新聞・川西市広報誌”milife
「かわにしの国蝶・オオムラサキ」カレンダー

カレンダーをデザインしプリントを印刷屋さんに頼みました。
1年間オオムラサキのカレンダーを観てもらって、絶滅寸前のオオムラサキのことを考えてもらいたいと思い、昨年に引き続きカレンダーにしました。
明峰小学校の児童たちが校庭の片隅のケージで育てたオオムラサキの一生です。
このことは子どもたちの心にずっと残ることでしょう。
きずきの森で遊ぼう!学ぼう!楽しもう!

近くの里山「きずきの森で遊ぼう!」と言うタイトルで、今年も植物採集・昆虫採集を行い、自分で調べ名前を書いていく。
分からないところは講師と一緒に調べます。
お土産にドングリのクラフトを手渡しました。
最後に食べられるスダジイ・マテバシイ・銀寄せの栗を食べ比べました。やっぱり栗は美味しいね。
清流猪名川で遊ぼう!学ぼう!楽しもう!

② 地域のコミュニティ主催の水生生物観察会です。
ふるさと館の中を流れる猪名川の源流で観察会をしました。
大人も子どもに戻ってパシャパシャ水の中で楽しみました。水質Ⅰ級・Ⅱ級のきれいな水に棲む水生生物が沢山見つかりました。最近減少している珍しいガムシやヌマガエル、トノサマガエルなども見つけました。
国蝶オオムラサキ神秘の羽化

川西市立明峰小学校で昆虫を習う3年生対象に準絶滅危惧種の国蝶オオムラサキの学習をしている。オオムラサキは1年1世代なので1年をかけてゆっくり学習することが出来ます。今年で5年になります。3年生でオオムラサキの学習ができることを子どもたちは楽しみに待ってくれるようになりました。一昨年はとても速い羽化でしたが、今年は例年通りの6月中旬の羽化でした。
2023 国蝶・オオムラサキ CALENDAR

2022年1年間のオオムラサキの一生の様子をカレンダーにして、幼稚園・小学校・中学校の園児・児童・生徒たち全員・市役所・公民館・・・等・・・に配りました。B3サイズです。
子どもたちが毎日見て、蝶の生態を自然に覚えて昆虫に興味を持ってくれたらと思っています。
パソコンで編集し、プリントを印刷屋さんに頼みました。
きずきの森で遊ぼう!学ぼう!楽しもう!

私たちのすぐそばにある「きずきの森」を散策して自然の植物・昆虫に触れました。普段何気なく接しているけれどその名前や生態など分からないこともいっぱいあります。里山を歩きながら栗・クヌギ・エノキ・フユイチゴ・センダン・・・などいろいろ学習しました。
食べられるドングリ「マテバシイ・スダジイ・銀寄せの栗」を食べ比べました。「やっぱり栗は美味しいね!」子どもたちは大はしゃぎ。お土産にドングリのクラフトを。
清流猪名川・ドラゴンランドせせらぎ水路観察会

猪名川の中流域になりますが、水質は良く、水も澄んでいます。今回は猪名川河川事務所の方たちにも手伝ってもらい、水質・濃度チェックをしました。きれいな水でした。
前半~陸生昆虫・植物、後半~せせらぎ水路にて水生生物の観察。子どもも、大人もライフジャケットをつけて水路に入りました。安全第一。
多くの種類の水生生物にお父さん達も大喜びでした。
清流猪名川で遊ぼう!学ぼう!楽しもう!

今回は猪名川町のふるさと館を流れている猪名川の清流で水生生物の観察会をしました。豊かな自然に囲まれて魚や最近では珍しいオニヤンマ・ゲンジボタルの幼虫を発見することが出来ます。前半は陸生昆虫・植物、後半は水生生物の観察をしました。バッタの耳・コオロギの耳トンボの副性器等、また、モクズガニ・マシジミ・カワヨシノボリ・アサヒナカワトンボ・アオサナエ・等数多くの陸生・水生昆虫に出会いました。お土産にドングリのクラフトをプレゼントしました。
みんなで育てた国蝶オオムラサキが羽化したよ!

川西市立明峰小学校3年生の昆虫の学習として育てている、準絶滅危惧種で国蝶オオムラサキが今年も羽化しました。小学校では4年目になります。オオムラサキは1年で一生を終えるので、ゆっくり観察が出来ます。完全変態のオオムラサキから生物の学習ができます。毎年3年生でオオムラサキの学習をすることを、児童たちは心待ちに待ってくれています。メディアもオオムラサキの成長を注目してくれています。
小学校のケージを大きく建て替え!

エノキが成長しケージが狭くなり、一回り大きく建て替えをした。団体や個人が手伝ってくれた。これで活動がやりやすくなる。越冬に入る幼虫もかなり沢山確認できた。明峰小学校で育ったオオムラサキで放蝶会が出来そう。
日本一の里山に流れる「清流黒川で遊ぼう!」

明峰コミュの依頼で長年続けてきている。水生生物を獲り各自ハンドブックで名前を調べる。毎年楽しみに来てくれる親子。川西市には自慢できる里山がある。川を守ることによって流域の自然が守られていることを学んでもらう。
日本一の里山に流れる「清流黒川で遊ぼう!」

「日本一の里山」と言われている黒川地域の黒川で北稜コミュの水生生物の観察会をした。25年以上続けている観察会。参加した子どもたちが大人になり、その子どもを連れてまた参加して来る。このようにして環境を守る心が受け継がれている
国蝶・オオムラサキが羽化したよ!

国蝶で準絶滅危惧種のオオムラサキが例年より3週間も早く羽化した。温暖化の影響か?6月1日にまずオスが羽化。メスが12日に羽化。その日に交尾
確認。21日に産卵確認。オスが先に羽化してメスを待つ。美しい成虫に子どもたちは大喜び。
国蝶オオムラサキの一生について

昆虫を習う小学3年生にオオムラサキの一生について、ちょうど5齢・6齢幼虫の頃に生きた学習をしている。幼虫はエノキの葉しか食べないのでモリモリ食べて大きくなる幼虫を毎日勉強。もうすぐ美しいオオムラサキが羽化しそう。今年は例年より成長が早い。
あましんグリーンプレミアム授賞式「環境活動部門賞」受賞

尼崎信用金庫が募集していた「あましんグリーンプレミアム」に応募して、環境活動部門賞を受賞しました。頂いた賞金は次代を担う子どもたちの学習に役立て、絶滅の危惧に瀕し、年16%以上のレベルで減少している「国蝶・オオムラサキ」の保全に取り組みたい。将来、川西市が「西日本のオオムラサキのメッカ」になれば・・・夢は膨らみます。
日本一の里山を持つ川西市を”国蝶・オオムラサキの里”に!

あましんグリーンプレミアムに応募。当日は第3次選考プレゼンテーションです。これをクリアできれば表彰していただける、緊張の日です。多くの審査員の先生方の前でのプレゼンでした。タイトルのテーマで発表しました。国土の4割を占める「生物多様性の”ゆりかご”」になっている里地・里山を守っていきたいです。
黒川水生生物観察会

日本一の里山 黒川地区に流れる清流で毎年恒例の観察会。親子で楽しくふれあい。コロナの年ですがソーシャルディスタンスを保って、屋外で天候にも恵まれ コオニヤンマ、ゲンジボタルの幼虫、ヌマエビ、ハグロトンボ、カワヨシノボリ、ドンコ等ゲット。
初谷川水生生物の観察(授業の一環)

小学校から現地まで徒歩約30分。水質の良好な初谷川。カワゲラ・ヘビトンボ・ニンギョウトビケラ・ミマミヌマエビ・コオニヤンマ・カワヨシノボリ等水質Ⅰ級Ⅱ級の水生生物が多くみられた。子どもたちの生き生きした顔。ここは水生生物の宝庫です。
準絶滅危惧種オオムラサキの幼虫・サナギ・羽化の観察

3年前より小学校にケージを作り、エノキの木を設置。小学3年生の児童たち対象に準絶滅危惧種・オオムラサキの成長を1年を通して幼虫・サナギ・羽化の観察を。この日に新聞の資材を受ける。