登録年度 | 2019年度 |
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氏名 | 矢代 幸太郎 (ヤシロ コウタロウ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、水質 |
主な活動地域 | 埼玉県川口市 |
主な経歴 | 市民活動及び研究業務として東京湾のアマモ場再生に参加した。有栖川公園池の水質浄化では市民活動を支援する業務を担当した。石垣島川平湾の赤土等対策として、調査解析、委員会運営、住民説明、環境教育などを担当した。石垣島(石西礁湖)のサンゴ保全として、調査解析、協議会運営業務を管理した。 |
特記事項 | 技術士は建設部門(建設環境)、環境部門(環境保全計画)を有す。環境アセスの学会・協会で委員就任や受賞歴あり。修士課程で水圏生態、博士課程でサンゴ保全を研究した。 |
活動の紹介
微細藻類の培養と活用
横浜市役所で開催された「うみコン2024」において、微細藻類培養方法の効率化と、その技術によりもたらされる未来について講演した。
微細藻類は再生可能エネルギーや食品としての活用のみならず、水産養殖における餌料としても利用されている。培養の効率化により水産分野での活用方法が広がり、地域創生や食料危機の緩和に寄与できる。
高校生、大学生、企業の方の合計17名に聴講いただき、ディスカッションできた。
海洋ゴミ、マイクロプラスチックについて講演
イオンモールのチアーズクラブとして、小学生4名、大人3名に対して海洋ゴミとマイクロプラスチックについての環境学習を行った。
プログラムは①海洋ごみってなに?(問題点、由来、自分たちにできること) ②マイクロプラチスックってなに?(問題点、由来、分布、自分たちにできること) ③マイクロプラスチックを見てみよう!(砂中からマイクロプラを探す実習、由来の推定)④まとめ(成果発表会)とした。特に実習は楽しみながらできた。
八重山の海域環境調査のコーディネート
八重山地方の海域環境について知るため、複数の大学の学生、先生と環境調査を行った。その際、調査計画等のコーディネートをした。
筑波大学自然保護サーティフィケートプログラム講師
筑波大学は大学院生及び生涯教育の聴講生を対象に、自然保護のサーティフィケートプログラムを行っている。今年度、機会をいただき講師を担当した。
サンゴ礁域の生態系保全について、3件の具体的な事例紹介とコンサルティングにおける考え方のポイントをレクチャーした。環境保全に興味を持つ学生と教職員にご参加いただき、質疑応答を中心に有意義な意見交換ができた。
主催いただいた教職員より、現場サイドの情報を直接知ることができる良い機会となったとの評価をいただいた。