登録年度 | 2019年度 |
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氏名 | 松尾 保成 (マツオ ヤスナリ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 水質、3R |
主な活動地域 | 佐賀県佐賀市 |
主な経歴 | 私は、建設会社及び建設コンサルタントの技術研究所で、未利用資源を使った水質浄化システムや海域底質改善の技術開発を、産官学共同研究で行ってきました。現在は、環境調査分析機関に所属し、県管理ダムの水質調査及び水質保全検討業務、国交省管理河川・ダムの水質保全に関する調査を行っています。 |
特記事項 | 博士(工学) 、技術士(建設部門・建設環境)、1級土木施工管理技士、1級管工事施工管理技士、浄化槽設備士、測量士、毒物劇物取扱者、【研究業務経歴】https://researchmap.jp/read0070845 を参照されてください。 |
活動の紹介
伊岐佐ダム水質保全の委員会運営
本業務は、これまで伊岐佐ダムの取り纏められた水質検討委員会資料、及び「令和3 年度⻯門ダム他ダム調査委託(水質保全計画)」で取り纏められた「伊岐佐ダム水質保全計画」をもとに、今後の水質調査の方法及び調査頻度を検討するための委員会を開催し事務局として活動した。
県営ダム水質保全計画
ダム貯水池における流域の自然環境及び社会環境等に応じた貯水池の水質特性、ダムの事業目的や利水の状況等を踏まえ、水質保全設備(曝気循環施設、選択取水設備等)の運用効果を確認できる水質調査計画及び水質保全設備管理運用ルールを策定した。
下水処理施設の季節別運転管理によるノリ養殖海域への効果
佐賀市下水浄化センターが地域の産業と共存するための方策として、平成19年から、運転方法を季節ごとに変更することで、ノリ養殖期間に通常より多くの栄養塩を処理水として供給する「季節別運転管理」を開始した。本活動は、このような背景において下水浄化センターの処理水について、放流後の挙動を把握するとともに、ノリ養殖場の海域における水質的なデータを調査し、その結果をまとめることで、処理水が有明海の水環境へ与える影響を科学的に分析し、評価した。