登録年度 | 2020年度 |
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氏名 | 有岡 義洋 (アリオカ ヨシヒロ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 50代 |
専門分野 | 水質、資源・エネルギー、3R |
主な活動地域 | 大阪府大阪市 |
主な経歴 | 総合商社での海外経験と環境ビジネスの実務経験(資源リサイクル分野)を活かして、2005年より「日本の環境製品・サービスを海外でビジネス化(輸出、進出)する」コンサルティング会社を経営。JETROやJICA、自治体等委託の助言業務や「SDGsを業務で活かす」企業研修の実績も豊富。 |
特記事項 | 中小企業診断士(2002年経済産業大臣登録)、環境プランナーER(2005~07年)、環境マネジメントシステム審査員補佐(2005~11年)、eco検定(2007年合格)、JETRO(日本貿易振興機構)委託専門家/環境・機械分野(2011年~20年) |
活動の紹介
アジアの廃棄物資源の再生利用促進に関わる技術提案と実現手法の啓発
アジアで急増する廃プラスチックの抑制に各国の規制法令が制定、施行されている。しかし、その廃棄物は簡単に低減できず、細分化されて海洋に放出されて環境汚染源となっている。そこで、廃プラスチックをケミカルリサイクルで有効利用できる技術を有する企業と協働でアジアへ提案、その導入と活用を実現する方策を現地でプレゼンし、啓発した。
海外の水インフラを持続可能にする漏水対策の提案と実証
海外の水道では施設の老朽化や不適切管理が原因で利用可能な水資源が大量に漏水してムダになっている。そこで漏水の管理に有効な技術を有する日本企業と協業にて、水道インフラの効果的な管理システムを提案、試験をした。本人はその企画、提案、実施を支援し、協働した。
「日本のSDGsマネジメントに関わる理解と学び」ワークショップ
諸外国より日本へ留学して「組織マネジメント」を習得する行政官らを対象に、日本企業が進めるSDGsマネジメントの現状と特性の理解、そして自国での活かし方についてワークショップを実施した。日本企業から受講した自社活動の講義を基に、参加者の気づきと学びを議論し、自国との比較、活用をグループ討議を通して理解を深めた。
「アジアでの水ビジネスに関わる動向と進め方」
ジェトロ(日本貿易振興機構)の依頼に応じて、アジアでの水環境ビジネスに関心のある事業者向けにオンライン講義を行った。対象国は、中国、インド、ベトナム、パキスタン。各国の水資源事情や関連ビジネス市場規模、有望ビジネスモデルの紹介、商談の準備・進め方などを解説した。
「持続可能な開発のための循環型社会とサーキュラーエコノミー」
大阪市とドイツ・ハンブルグ市との提携事業として、資源循環による持続可能社会の実現に関するオンラインセミナーが開催され、その基調講演として登壇した。自身の体験を踏まえて、日本の循環型社会(3R)と欧州発のサーキュラーエコノミーの特徴を比較しながら、ビジネスや生活、社会での貢献のあり方を解説した。
大阪府省エネアドバイザーの活動について
大阪府地球温暖化防止活動推進センターの設置した「自然保護展 クールチョイスブース(河内長野市)」の省エネ相談ブースにおいて、来場者(23名)へ省エネ生活への工夫をアドバイスしたもの。
SDGs実践講座(オンライン)の開催
大学コンソーシアム大阪の主催する「SDGs実践講座(全4回)」をオンラインにて開催した。在阪大学生・大学院生向けに、変動対策や資源循環対策をビジネスの力で実現する方法を、様々なワークショップで議論をしたり、共同作業をしたりしながら学ぶ参加型形式で実施した。
アジアでの環境・水ビジネス創出の可能性とその方法について講演
滋賀県・ジェトロ滋賀他が主催する「水・環境ビジネス海外展開支援WEBセミナー」において、中国・インド・ベトナムを中心に水ビジネスの市場性とニーズに適したビジネスモデルの創出方法についてオンラインで講演を行った。アジア在住の関係者を含めた多数の企業や公的機関の方々に視聴いただいた。