登録年度 | 2021年度 |
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氏名 | 久能 正之 (クノウ マサユキ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 東京都千代田区 |
主な経歴 | 古河機械金属グループの環境保全業務を担当。具体的には環境保全活動理念・方針策定、ISO1401活動支援、省エネ指導、環境保全に関する講演会等の企画・運営、CO2・水資源・廃棄物削減、環境事故是正・予防対策、また日光市、浜松市等にて水質・森林保全、植樹、生態系再生、マイクロ水力発電に取組んでいます。 |
特記事項 | 特別管理産業廃棄物管理責任者、土壌環境リスク管理者、環境管理士(1級)、環境社会検定試験(eco検定) |
活動の紹介
足尾さくら植樹会
コロナ禍で中止されていた足尾さくら植樹会を4年ぶりに開催した。11回目となる今回で、植樹した桜は合計600本に達しました。目標の888本に向け、今後も活動を継続します。
また、企業グループ(栃木古河会)としての活動である「古河の森植樹会」を開催した。
豊根の大トチノキを県指定天然記念物に指定
「豊根の大トチノキ」は古樹であり、樹高 32.59m、根回
り 15.3m、胸高直径 7.48m の巨木で、豊根村に所在するトチノキの中でも最大のものであり、国内でも有数の巨木である。樹齢は数百年とされ、推定で 500 年以上と考えられている。平成 20 年に豊根村指定天然記念物に指定、当地域におけるトチノキと人々との関わりを示すものとして県指定天然記念物にふさわしいものと考え、2022年7月に県指定天然記念物に指定し、保護及び活用を推進した。
栃木県日光市足尾町でのホタル再生活動
かつて足尾銅山で栄えた日光市足尾町は、公害発生の地としての印象が強いが、企業・地元関係者等の努力により自然が大きく回復しています。中でも水資源はほぼ公害発生前の状態に回復しています。その状況を広く知ってもらうためにも、水量が豊富で、きれいな水が流れる川でないと生きられないゲンジボタル・ヘイケボタルの再生活動に取り組みました。再生するに際し、きれいな水を多く確保することは当然ですが、先ずは餌となるカワニナを育成しました。ビオトープを作成する際には、幼虫が生活する上で必要な砂やレキを設け、また上陸しやすい護岸を作り、その後水質が安定したのを確認し、ホタルの幼虫を放流しました。