登録年度 | 2021年度 |
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氏名 | 宮川 皓子 (ミヤカワ ヒロコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 30代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 東京都世田谷区 |
主な経歴 | 所属先のNPO法人Nature Center Risenは、豊かな自然体験を原点とした実践的な環境教育を提唱し、国内外で活動を行っている。岩間美代子理事長(環境カウンセラー)の下、環境教育指導方法について深く学び、専門家との環境調査や標本作成、補助講師、教材作成等に従事している。 |
特記事項 | 東京都市大学大学院環境情報学研究科修士課程修了。一般社団法人日本環境教育学会正会員。教材の作成(指導書、副読本、動画、リーフレットなど)やデザイン、標本作製、撮影を得意とする。2021年外務省EARTH CAMPフォトコンテスト「輪になって語ろう。地球の未来。」最優秀賞受賞。 |
活動の紹介
カンボジア環境省と州環境局職員への実践的環境教育
日本の外務省のNGO連携無償資金協力の事業で、「カンボジア市民への環境意識普及啓発による持続可能な生活環境実現事業」を行っています。私が所属している特定非営利活動法人Nature Center Risenでは、カンボジア環境省環境教育局の職員や州環境局職員に環境教育の技術指導研修を行っており、支援が終わった後も継続して環境教育の普及啓発に取り組めるように人材育成と教材の開発等を行っています。
江ノ島での特別観察会開催~みんなで江ノ島に行こう!~
私が所属している特定非営利活動法人Nature Center Risenが主催の観察会「Nature Center Risenの春の特別観察会~みんなで江ノ島に行こう!~」の企画・立案・調査・実施を担当しました。環境教育の専門家と一緒にフィールドに出て、子どもと大人が一緒に環境学習をする機会となりました。
観察会では、参加者は浜辺で観察をした後に、浜辺にあるマイクロプラスチックを採取して標本を作りました。プラスチックがもたらす環境や健康への影響を学び、各自が生活を見直すきっかけとなりました。
カンボジア環境省と州環境局職員への実践的環境教育
日本の外務省のNGO連携無償資金協力の事業で、「カンボジア市民への環境意識普及啓発による持続可能な生活環境実現事業」を行っており、今年はプロジェクトの2年目にあたります。カンボジア環境省環境教育局の職員や全国25州の州環境局職員に対する実践的な環境教育の研修や教材の開発を行っており、8月から現地への渡航を再開して対面で研修を実施できました。今後は、研修を受けたカンボジア全国各州の環境局職員が行う市民の環境意識の普及啓発を視察し、フォローアップを進めていきます。
こども環境ラボ(公益財団法人日本環境協会こどもエコクラブ)
幼児から大人が共に学んで環境活動をしている「こども環境ラボ(こどもエコクラブ)」は毎月1回活動をしています。6月の活動では、滝坂小学校の校庭にある「滝坂の森」の夏の自然観察とSDGs12「つくる責任つかう責任」について学習を進めました。この活動を通して「使う人(消費者)は健康や環境への影響を考えて行動することの大切さ」に気がつき、生活の仕方を考えるきっかけとなりました。これからもみんなで勉強し、環境改善行動ができるような活動に取り組んでいきます。