登録年度 | 2021年度 |
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氏名 | 萩原 利行 (ハギワラ トシユキ) |
部門 | 市民 |
性別 | 男 |
年代 | 60代 |
専門分野 | 自然への愛着、生態系・生物多様性、公害・化学物質 |
主な活動地域 | 静岡県掛川市 |
主な経歴 | 製薬会社にて医薬品の安全性評価や品質保証を担当してきました。学生時代は化学工学や細胞生物学・生態生物学などを学びました。現在、自然観察指導員・環境学習指導員として、主に学生を対象とした環境教育や環境保全活動を推進しています。静岡県自然史博物館ネットワークの会員としても活動中です。 |
特記事項 | 化学物質による生態系への影響に関心を持っています。また、生物における寿命の進化と形の進化に興味を持っています。【取得学位/資格】博士(理学)、技術士(生物工学部門)、博物館学芸員、自然観察指導員、環境学習指導員 |
活動の紹介
環境学習講話:ホタルを知ろう
『ホタルを知ろう』をタイトルとする環境学習講話を地元小学校にて実施した。対象は121名であった。内容は、ホタルの名前の由来から始まり、歴史的な流れ、2,700種類にも及ぶホタルの多様性、ホタルの一生、ホタルの体の変化やホタルが育つ環境についてであった。理解しておいてほしい大切なポイントはクイズ方式で伝えた。講話は1時間程度であったが、時間内では対応しきれない程の質問があり、生徒の積極的な対応にエネルギーを感じると共に、環境に対する興味の高さに安心感を得た。
自然観察学習への支援活動
地元の小学校において実施している環境学習への支援を実施した。支援は、ホタルを守る会の会員と共に行い、ホタルが生息する場所の説明や、どのような活動によりホタルが生息できる環境が維持されているかを紹介した。また、静岡県や掛川市の自然豊かな環境がいかに尊いものであるかを説明した。対象人数は121名であった。質疑応答時間や移動中にも色々な質問が投げかけられ、子供達の好奇心の強さに驚くと共に、日頃からの学習成果が現れているものと感じた。
環境学習講話:地域に住む生き物を知ろう
『地域に住む生き物を知ろう』をタイトルとする環境学習講話を地元小学校にて実施した。対象人員は113名であった。内容は、色々な動物が近くに住んでいること、既に多くの特定外来生物がいることを写真で説明した。また、昔は田んぼの中は生き物の楽園であったことを、そこに住んでいた生き物の写真と共に説明した。様々な生き物が関係し合って生態系を構成していること、環境の変化で大切な生態系が壊れてしまう脆さ、環境を守ることの意義を伝えた。
環境学習講話:ホタルを知ろう
『ホタルを知ろう』をタイトルとする環境学習講話を地元小学校にて実施した。対象人員は113名であった。内容は、ホタルのこと(歴史・種類・からだの変化)とホタルが育つ環境についてであった。講話中にはいくつかのクイズを出し、クイズを通してホタルの生態を伝えた。また、ビデオも投影し舞っている姿も伝えた。
自然観察学習への支援活動
地元小学校にて実施している環境学習への支援を実施した。支援内容は、地域の自然環境を観察するお手伝いと、ホタルが生息する場所の説明やホタルの生態系に関する説明などであった。対象人数は113名であった。質疑応答では、多くの質問があり、その内容においても日頃の学習成果が現れていると感じるものであった。
自然環境保全教育への支援活動
地元小学校にて実施している環境学習への支援を実施した。支援内容は、生徒達が育てたホタルの幼虫を放流する活動への補助となる。放流時に、環境保全の必要性や自然を守ることの大切さについて、ホタルを守る会の会員メンバーと共に伝えた。対象人数は約100名であった。なお、ホタルの飼育は当番制で生徒が受け持ち、育った幼虫はホタルを守る会のメンバーと共に放流した。
ホタルを守る自然環境保全教育への支援活動
地元小学校ではホタルを対象とした体験学習を実施している。ホタルを育てることを通して自然への愛着を深め、自然を守ることの大切さを教育している。この教育は年間を通したものであり、小学4年生を対象としている。ホタルを守る会の一員として、ホタルの生態教育、飼育指導、体験学習への支援を実施している。活動日には、校内にホタルの幼虫を持ち込み、飼育における注意事項の指導と環境講話を実施した。対象人数は120名程度であった。ホタルの飼育は生徒が当番制で受け持ち、育った幼虫はホタルを守る会のメンバーと共に放流している。