登録年度 | 2022年度 |
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氏名 | 川島 大助 (カワシマ ダイスケ) |
部門 | 事業者 |
性別 | 男 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 生命、自然への愛着、生態系・生物多様性 |
主な活動地域 | 滋賀県大津市 |
主な経歴 | 民間企業に勤務し、環境コンサルタント業務(河川やダム湖等の水生生物調査・解析・検討)を行う。また、NPO等の環境保全団体に複数所属し、様々な立場で、行政、企業、市民、学校関係への環境学習の企画・運営、環境教育を行う。環境啓発教材(図鑑、冊子、ポスター、動画等)の製作にも携わる。 |
特記事項 | 【資格】技術士(建設部門・建設環境)【所属等】日建工学(株)環境共生調査室長、淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク理事、NPO法人nature works理事、人を自然に近づける川いい会 【著書】指標生物図鑑ポスター、石になった魚、水に生きる生き物たちフィールド図鑑、学会誌等 |
活動の紹介
環境楽習会 ~水生生物が教えてくれる環境のこと~
宮崎県五ヶ瀬町で水生生物勉強会が開催された。
事前に河川で水生生物の採集を行い体育館へ輸送・展示した。勉強会では、体育館で生き物観察、種同定、分類、水質判定、河川水の水質簡易検査を行った。川の環境を知るには、水質検査以外に、水生生物を調査することも重要で、水生生物が水質を教えてくれることを勉強した。
<主催:「翔け!未来の科学者育成事業」推進委員会、「科学不思議体験『実験・科学教室』西臼杵地区実行委員会、共催:県教育委員会、宮崎大学・県市町村教育委員会連合会、参加者:小・中学生56人>
親子で探してみよう!川の生きもの
大阪府茨木市の安威川において、自然観察会が開催される予定であったが、現地ではスズメバチの威嚇が激しく、危険な状態であったことから、当日の勉強会は中止になった。
後日、安全な場所でスタッフのみで採集を行い、水生生物採集、観察、種同定、水質判定、調査結果、考察等の動画(40分)を制作した。その後、参加者に配信した。動画の評判もよく、マクロ撮影した生き物の特徴が分かりやすいと評価もあり、自由研究・宿題等で活用された。
<主催:茨木市環境政策課・環境を考える市民ネットいばらき、参加者:親子20組40人>
自然楽習会in大正川
大阪府茨木市の大正川において、自然観察会が開催され、講師として出席した。川で生き物(主に魚類)の採集方法等を指導し、採集した生き物を現地で種の同定を行った。採集された魚類を在来魚、外来魚、その他の生物の水槽に分けて展示し、採集された生物について、種名や分類ポイント、生態等を解説した。また採集された生物などからみた河川の環境について、参加者と一緒に考える時間を設けて、生き物や河川環境への関心を高めることができた。 <主催:茨木市環境政策課・環境を考える市民ネットいばらき、参加者:親子30組60人>
岡山理科大学・獣医学部・企業情報特論
岡山理科大学今治キャンパス・獣医学部の学生を対象に、リモート形式で「水生生物保全のための調査・保全活動・製品開発 」というテーマで90分間講義した。
生物多様性4危機、社会資本整備、環境影響評価、自然再生事業、環境調査、河川等の環境配慮製品開発などの業務・事業に関する紹介をした。また、環境カウンセラーや環境保全団体の活動について紹介した。生態系を保全していくためには、専門技術に加えて、多様な連携が重要であることを講義した。
<受講:2年219名(獣医学科149名、獣医保健看護学科70名)>