登録年度 | 2022年度 |
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氏名 | 向中野 裕子 (ムカイナカノ ユウコ) |
部門 | 市民 |
性別 | 女 |
年代 | 40代 |
専門分野 | 産業、消費生活・衣食住、3R |
主な活動地域 | 東京都千代田区 |
主な経歴 | 環境関連の団体で、小学生、中学生、高校生向けのごみ、3R、循環経済学習の教材開発を行っています。また、自治体や科学館、新聞、書籍、環境雑誌などでの広報・普及啓発もご一緒させていただいています。近年は小学校家庭科教員の資源循環に関する研修講師等も務めました。 |
特記事項 | 3R・低炭素社会検定 (3R部門リーダー)、廃棄物資源循環学会 編集委員(市民) (2021年~現在)、初級システムアドバイザー、ごみハンドブック(共著)、生涯学習コーディネーター 新支援技法研修 通信教育テキスト執筆 |
活動の紹介
小学校での資源循環学習支援
都内小学校4年生の環境学習支援(資源循環)を実施した。
学年主任の先生から、4年生の身近なものがどのように循環するのか、その循環を支えるためにどのような人がどのように関わり、どんな思いで働いているのか、子ども達のキャリア教育にもつながる社会と連携して学びを進めたいというご依頼があった。
そこで、学校の周辺の地域の環境や子どもたちの生活実態を聞き取りをしながら、先生や子ども達がどのような事に興味関心を持つのかを対話しながら、授業の時期、実践する科目、時間数など様々な学校側の要素をふまえ、テーマをロスフラワーにして、関係する人と情報をつないだ。
その結果、子ども達はロスフラワーや古紙がなぜ発生するのか、それによってどんな環境影響があるのか、ロスフラワーをなくすために企業がどのような取り組みを、どんな人たちと連携し、工夫や努力を重ねながら資源の循環や環境の保全に努めているのか、社会で活動する人から知ること、そして自分もその取り組みを一緒に体験し、その結果や成果を発表することに繋げていった。発表は学校行事と無理なく連動しながら、行うことができたため、保護者にも子ども達の言葉でロスフラワーを無くす意味、ごみ減量行動を身近なものでどのように行うかを、伝えることが出来た。